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関連団体での活動報告
Shorinji Kempo

2022.8.21長野県教区講習会

2022年8月21日(日)金剛禅総本山少林寺より講師派遣依頼を受けて清水袖師道院長 平井富士雄は金剛禅総本山少林寺公認 長野県教区講習会の本山教師として講師を務めた。

開会式、鎮魂行終了後、法階講義を担当した。テーマは、「金剛禅の主張と願い」である。拳禅一如の修行を通じて自己確立をし、平和的手段による地上天国を目指す旨の講義を、自らの体験を交えて伝えた。

「易筋行Ⅰ」では、参加者全員で、実践的な動きの中に健康増進、護身練胆、精神修養の三徳を身につけられる行であることを確認した。「行」であることを指導者が伝えると伝えないでは修行の成果が大きく変わるものである。

「易筋行Ⅱ」では5段以上を担当して、変化技としての吸収を使った技等を中心に守主攻従、組手主体、力愛不二の教えと共に確認をした。

長野県教区としては初めての県教区講習会を終了した。田村教区長を中心に、和やかな中にも真剣で学ぶ意識の高さを感じた。みんな明日の長野県教区に期待が出来る顔をしている。そして講師は受講者以上に多くを学べた。ありがとうございました。合掌。(平井)

2022年8月21日静岡中部小教区研修会

2022年8月21日、清水中部道院にて小教区研修会を行いました。

司会・清水中部道院、望月満権中導師

主座・清水袖師道院、望月翔太権中導師

打棒は清水袖師道院、小峰悟中導師

静岡馬淵道院、宮崎正志大導師に『布教の意義』をテーマに講義をして頂きました。

厳粛な雰囲気の中、参加者全員が真剣に講義に耳を傾けています。

講義終了後、参加者による討論を行いました。全員が自分の考えを意見し、テーマについて

どの様な考えを持ち、何を感じたかを共有しました。

次回は3月5日、静岡登呂道院にて平井富士雄少法師に講義をして頂きます。

2022.8.14秋田武専

 

2022年8月14日、SYORINJI KEMPO UNTYからの出張依頼により清水袖師道院長 平井富士雄は武専教師補として秋田武専の講師を務めた。武専は、少林寺拳法グループにおける指導者養成の中心的役割を担う機関である。

まずは、鎮魂行から始まる。武専は、少林寺拳法創始の目的とその教えと技法、そして少林寺拳法の社会における価値とその可能性をより深く教授することを通じて、開祖が提唱された金剛禅運動(幸福運動)の指導者の育成と、広く社会に貢献できる指導的社会人を育成することを目的とする。

基本実技(全体基本)を行っている写真である。少林寺拳法の技術は易筋行であり、その修行が、護身練炭・精神修養・健康増進(三徳兼備の行)になり、力愛不二・自他共楽の精神を育むシステムになっている。

講義1教範学習「宗教とは何か」の講義である。私たちは楽しくも厳しい修行を積み、釈尊の正しい教えの実践に努め、平和で豊かな社会の実現を願いとして活動しています。

実技Ⅰ 資格別実技を行っている所である。技術の習得を通じて、己の可能性を信じ、周囲の人と楽しみながら、学ぶ時間である。講師も共に技術を行うことにより、受講者以上に学べる機会となっている。ここ数日、大雨で各地で災害が起きている。その様な中で、学びの楽しい充実した時間を過ごせたことに感謝している。(平井)

2022年静岡県大会 清水袖師道院拳友会で参加

 

2022年7月17日(日)、静岡県武道館において静岡県少林寺拳法連盟主催の静岡県大会が行われた。

清水袖師道院拳友会からは選手・また審判として有志が参加をした。

大会もまた行を修めるための一形態であり、同時に幸福運動を展開する上での重要な手段である。

県大会は相互の技術研鑽の向上をはかることを目的とします。

写真は、望月海翔拳士、鈴木寛太拳士、長谷川千莉拳士の大会デビューの瞬間です。

大会は、同志的連帯意識の昂揚をはかり、部外者の理解と協力の拡大をはかります。写真はお昼休みのお弁当のひとときです。

この大会には、平井、小峰、野田の3人が審判員として協力しました。

少林寺拳法では、みんなで協力して大会を作り上げ、技を競い合う中でお互いの理解を深めます。写真は牧田真海拳士、吉田渉悟拳士、髙木蘭丸拳士です。

大会に参加したすべての拳士は一体となり、和やかなうちにも威厳のある演武をします。写真は、外岡大空拳士、飯妻航希拳士です。

大会は明日へのエネルギーを蓄積する場なのであって、決して自己の名誉のみを競う場ではありません。楽しかった県大会も無事に終了しました。

 

2022年6月26日(日) 昇級考試

 2022年6月26日(日)、一般社団法人 SHORINJI KEMPO UNITY主催の昇級考試を静岡市中央体育館で行い、当道院から3名の拳士が合格しました。

 7月11日(月)の稽古の際に、合格証書を授与しました。

 

 少年部6級合格 髙木  蘭丸 拳士

 

 少年部5級合格 吉田 渉悟 拳士

 一般4級合格 吉田 光代 拳士

 

 

 合掌 蘭丸くん、渉悟くん、光代さん、合格おめでとうございます。皆さんが一生懸命練習してきた成果です。また次の昇級に向かって、一緒に楽しく修行をしていきましょう。

 

 

2022年度 第2回 UNITY武専:静岡地区

2022年度 第2回 UNITY武専:静岡地区

2022年5月8日(日)

In 静岡市北部体育館

清水袖師道院では、人づくりの一環として、各自の成長を促し、横のつながりを広げる為

SHORINJI KEMPO UNITYの主催する武専への参加を推進しています。

 

 

 上記日程及び場所において、武専が開催されたので、ご報告いたします。

 今回の派遣教員は、地元、静岡県の教員である清水袖師道院道院長 平井 富士雄 教師補でした。

 また、今回から、当道院の 野田 明伸 拳士 並びに 望月 翔太 拳士が武専に復帰しましたので、 今後、当道院からは4名の拳士が武専に参加することになります。

 

 野田拳士は指導者コース、望月拳士は指導者養成コースに、それぞれ復帰しました。武専の袖章を身に着け、再び武専の仲間入りです。

 

 まずは全員で、鎮魂行を行います。少林寺拳法の活動はいつも、鎮魂行から始まります。目的に向かって、気持ちを集中させます。主座は、派遣教員の 平井 富士雄 先生が務めました。

 

 鎮魂行が終わると、今回の派遣教員が紹介されます。皆さんご存知だと思いますが、平井 富士雄 先生が紹介されました。挨拶の中で、本日、昇段試験を受験する拳士の皆さんに、励ましの言葉を贈りました。

 

 以下は、点呼の様子です。一日の流れの確認もします。

 

1時限:基本実技

 さて、基本実技が始まります。

 準備体操の中で、足でグー・チョキ・パーをつくってジャンケンをするという、普段ほとんどやらない運動を行いました。

 

 少林寺拳法は後出しジャンケンです。相手の行動を観察して、それに最も適した対応をすることを旨としています。後手必勝といわれる所以ですね。その修練の一環として、後出しジャンケンに勝つという練習をしました。

 他に、突き蹴りの際の呼吸法や、突天一で攻者が守者の反撃を逆突を突いた手で受ける修練法等も学びました。

 

 

 

2時限:講義Ⅰ

 講義1は、少林寺拳法師家講話です。師家 宗 昂馬 先生の講話をされてる動画を映写し、受講しました。

 コロナ禍は、師家にとって大きな悩みではあったが、デメリットばかりではなく、オンラインによる人との交流や、You tube(志道チャンネル)等を使い発信することから得られたものがあった、というお話でした。

 できることを失敗しながらでも全力でチャレンジして行こうというメッセージも受け取りました。

 また、『「何のために」少林寺拳法をするのか』という問いを、武専の参加者に投げかけていました。

 

3時限:講義Ⅱ

 講義Ⅱは、五段以上は平井教員の講義を受講し、四段以下は2時限目の師家講話に関するグループディスカッションを行いました。

 [講義の様子]

 [グループディスカッションの様子]

 

静岡県教区 第1回広報委員会

 昼休みには、静岡県教区の広報委員会を開催しました。議長は平井広報委員長が務めました。平井先生、本日忙しいですね(笑)

 それぞれの教区ごとの道院サイト構築状況を確認し、まだ道院サイトを開設していない道院に新たに開設してもらうべく、話し合いを行いました。

 

4時限:実技Ⅰ

5時限:実技Ⅱ

 2時限に渡り、クラスごとに実技の修練を行います。派遣教員は、それぞれのクラスを巡回します。

 四段のクラスでは、送肘攻(表)や、送襟捕・送襟捕(表)並びに後襟捕(表)・後襟捕(裏)をご指導いただきました。送襟捕(表)と後襟捕(表)とで技のかけ方が違うのがややこしいところです。

 

質疑応答

 最後は、派遣教員への質疑応答です。

 「年齢を重ねても体が動くようにするにはどうすればいいか」という内容の問いに、「自らが率先して動く」と応答されたことには、大変納得がいきました。当道院で一番動いているのは間違いなく平井先生だと思います。そういう、年のとり方をしたいものです。

 

 この後、受講生は感想文を書き、指導員は反省会をし、武専は終了です。

 

 合掌 平井先生、本日は派遣教員としてのご指導、ありがとうございました。悟さんも受講、お疲れ様でした。野田さん、久しぶりの武専はいかがだったでしょうか。今後、武専を盛り上げていく一員として、精進してまいりましょう。

 次回の、第3回武専はは9月です。だいぶ先になりますが、楽しみですね。

2022年5月4日 静岡中部小教区研修会

 静岡中部小教区研修会

2022年5月4日(水)

清水袖師道院

 テーマ番号:A4 テーマ:礼拝詞の趣旨 講師:平井 富士雄 少法師

 参加道院:清水袖師道院、静岡馬淵道院、清水中部道院、静岡登呂道院、焼津道院

 

 

 当道院において、小教区研修会を実施しましたので、ご報告いたします。

 まずは、鎮魂行を行います。 

 今回の講師は、当道院道院長、平井 富士雄 少法師が務めました。テーマは礼拝詞の趣旨です。日頃、鎮魂行の際に私たちは礼拝詞を唱和しますが、その具体的な内容・意義について、改めて平井少法師から学びました。

 「謹しみて、天地久遠の大みちから、ダーマを礼拝し奉る。」

 ここでいう大みちからとは、大御力、すなわち大いなる力のことですが、もしかしたら大道からともかけているのではないかとうのが平井少法師の解釈でした。

 講義は平井少法師が作成したレジュメを基に進められ、僧階教本[宗論(宗教論)1」P4(教典を表した図)・P21(礼拝詞を絵にしたもの)や坂下 充 先生の「自我中心性を超える」(『あ・うん』Vol.81 P6記載)も引用し、深い内容でありながら分かり易いものでした。

 以下は、この記事を書いている筆者(望月 翔太 権中導師)が特に重要だと思った内容です。

 ・安心立命を得るということについて

   安心立命 ― 苦しみで自分自身を見失わないこと

   自己確立の修行→苦しみを受け入れて生きる・苦しみにこだわらない

 ・南無ダーマ(ダーマに帰依・拠り所とする)について

   ダーマに頼る× ダーマの働きを自分のものとして活用する〇

   金剛禅は自力宗であり、自己確立の道である。

 

 

 平井少法師の講義の後は、参加者それぞれが感じたこと・考えたことを発表します。

 

 最後に、レポート対象者(少導師)がレポートを作成し、小教区研修会は終了です。当道院の 飯妻 航希 少導師は今回が初めての小教区研修会・レポート作成です。スーツを着て、やる気満々での参加でした。

 合掌 平井先生、大変有意義な講義をありがとうございました。参加された皆様も、貴重なご意見をありがとうございました。次回、8月に清水中部道院で開催予定の小教区研修会も楽しみですね。  

 

 

 

令和4年2月21日 昇級考試

 令和4年2月21日(月)、一般社団法人 SHORINJI KEMPO UNITY主催の昇級考試を、清水袖師道院で行いました。

 当初は、2月20日(日)に静岡市中央体育館において開催される予定でしたが、まん延防止等重点措置の実施期間中のため、各道院で実施することになりました。

 まずは全員で鎮魂行を行います。

 受験者と考試員が互いに合掌し、いよいよ技術審査が始まります。

 さて、では技術審査を始めます。……と、その前に、準備体操をしましょう。受験者と考試員の、緊張した身体と心を少しほぐします。

 基本作法の立ち方・座り方も、重要な項目です。吉田 渉悟 拳士、いつも通りできているようです。

 髙木 蘭丸 拳士の内受突です。腰を回して、しっかりと突いています。

 一般部の剛法は、胴を着用して行います。吉田 光代 拳士、反撃の蹴りをしっかりとあてています。

 吉田 渉悟 拳士の上受突です。練習の成果を発揮できているようです。

 

 今回の昇級考試の結果は、全員合格でした。

 髙木 蘭丸 拳士が7級に、吉田 渉悟 拳士が6級に、吉田 光代 拳士が5級に昇級しました。

 合掌 皆さん、おめでとうございます。いつも一生懸命修練している結果だと思います。今後も、共に修行に励みましょう。考試員の皆さんもありがとうございました。

 

 【追記】

 3月9日(水)、合格者に合格証書を授与しましたので、写真を掲載します。

 

小峰 悟 副道院長が大拳士を允可されました!

当道院副道院長 小峰 悟 拳士が、大拳士を允可されましたので、ご報告いたします。

 大拳士允可を頂いて   小峰 悟

 

 合掌

 

 2022年1月16日、京都翔栄高校第二体育館にて特別昇格考試を受験し、無事、大拳士の允可を頂くことができました。

 コロナ禍の影響で、数度延期を繰り返しての考試となりましたが、集中力を切らさずに受験を迎えることができたのは、一重に平井先生の御助力と清水袖師道院の仲間が支えてくれた結果だと痛感しています。

 大拳士に階級が上がったということは、少林寺拳法という組織の中で、自分の持つ役割が増え、それを果たす機会を頂いたものだと考えています。自分の存在が少しでも周りの方々により良い影響を与えることができるよう、今まで以上に修行に励みたいと思います。

 最後に、このような過酷な御時世の中で、特別昇格考試開催の為御尽力いただいた運営の皆様、考試員を務められた諸先生方に感謝いたします。

 

 結手

 

合掌    悟さん、おめでとうございます。今後の益々のご活躍を祈念いたします。  

2022年1月16日静岡中部小教区研修会

2022年1月16日、静岡登呂道院において、静岡中部小教区研修会を開催しました。まずは、鎮魂行を行い、研修に向けて気持ちを集中させます。

講師は静岡登呂道院、高橋大導師が務めました。今回のテーマは「少林寺拳法の修練はなぜ金剛禅の修行たり得るのか」です。初めに、「技だけを修行したいというのは、木を見て森を見ないこと」という開祖の言葉を引用し、原点は「人づくりによる国造り」という目的であると確認しました。「木を見て森を見ず」という点について、高橋先生自作の分かりやすい絵を使って解説をしていただきました。

 

行という字が「力のある人が力のない人を背負って向かい合う姿」であるという点についても、分かりやすい絵を使って解説していただきました。行にはお互い助け合いながら生きるという意味があり、そのため、少林寺拳法の修練は組手が主体となっている、ということを学びました。

 

高橋大導師の講義の後は、討議・要点整理の時間です。受講者ひとりひとりが、忌憚のない意見を述べました。

 

最後に、レポート対象者(権中導師)がレポートを作成して研修会は終了です。研修会の後も、お茶やおしるこをいただきながら、昔の写真や、高橋先生が創作された絵本などを見せていただき、つかの間の楽しいひと時を過ごしました。