稽古納め
Shorinji Kempo

2023年稽古納め

2023年稽古納め

2023.12.29(金)

 

 12月29日金曜日、清水袖師道院は、今年最後の稽古を行いました。

 

 もちろん、最後の稽古も、鎮魂行から始まります。今年最後の修練に向けて、気持ちを集中させます。みんな、背筋の伸びた良い姿で座っていますね。

 

 稽古納めの基本は、いつもより数をかけて行います。みんな、よく頑張りました。

 大変だけど、楽しそう(笑)

 

 基本の後は、今年学んだことを、それぞれがみんなの前で発表しました。

 

 少林寺拳法の修行を通して、努力ができるようになった、自ら行動するようになった。

 少林寺拳法の、技の習得が早くなった、動きにキレがでた。

 他にも今年の反省点など、それそれが学んだこと、身につけたことを仲間と共有し、修行により自分たちが変わったことを確認しました。

 共に修行してきた仲間の成長を、皆、温かい眼差しで受け止めます。

 

 最後に、演武や技の修練をして、今年の稽古はすべて終了です。

 

合掌 皆さん、お疲れ様でした。

 今年もいろいろなことがありましたね。とても充実した、楽しい一年だったと思います。

 そして、皆さんが発表されたように、それぞれに学びが多く、成長することができた一年だったと感じています。

 いい年でした。来年もいい年にしましょう。(望月 翔太)

 

 

 

2022年稽古納め

2022年稽古納め

2022.12.28(水)

 本日、12月28日水曜日は、清水袖師道院の今年最後の稽古となりました。

 

【基本】

 稽古納めの基本は、いつもよりもハードな内容です。

 白蓮中段構から、振子突・蹴上・上中二連・上中蹴を、それぞれ全員で10ずつ号令をかけて行いました。号令をかけた拳士は10名なので、つまり、それぞれ100回行ったということです。

 大変だったと思いますが、みんなよくやりきりました。

 上の写真は蹴上を行っている瞬間を捉えたものです。中央に、当道院に今年入門した 望月 海翔 拳士、鈴木 貫太 拳士、長谷川 千莉 拳士が写っていますが、望月拳士・鈴木 拳士はよく足が上っているし、長谷川 拳士はしっかりと鶴立をして蹴っていることが分かります。3人とも、大きく成長しました。

 

【今年の漢字】

 今年は、門信徒それぞれが、今年の漢字をひとつ決めて、発表しました。

 野田 拳士の今年の漢字は 力 でした。

 今年、野田 拳士は一日も欠かさず稽古に参座したとのことです。ここでいう力とは、そういった、やると決めたことを継続してやりきる力ということでした。私たちも育んでいきたい、大切な力です。

 長谷川 拳士は 楽 という字を選び、「楽しかった」と言ってくれました。それを聞いて、私たちとしてはうれしい限りです。来年も、楽しい一年にしていきましょう。

 鈴木 拳士は 挑 を選びました。少し難しい字ですね。挑戦の「挑」、「いどむ」という意味です。鈴木 拳士は、いつも真面目に稽古に臨み、昇級考試等に対しても真剣に挑んでいましたね。来年も、いろいろなことにチャレンジしていきましょう。

 

 以上、代表して3名の今年の漢字を紹介しましたが、全員が同じ字になることなく、良かったこと、あるいは大変だったことを発表し、今年を振り返りました。来年につなげていければと思います。

 

 

 合掌 門信徒・保護者の皆様、今年はありがとうございました。

 清水袖師道院が楽しく、成長できる場所であるのは、皆さんひとりひとりのおかげです。

 来年もよろしくお願いします。

 よいお年を!

2021年稽古納め前の書写

2021年12月27日、29日の稽古納め前に心を静め、開祖の想いと釈尊の教えを確認し、自らのくせを封印してひたすら薄字をなぞる書写を行いました。

この書写は焼津道院の鈴木道院長が考案されたものですが、少年部は字がきれいになり、ふざけやすい子も静かな修練の状態となります。内容も、見て、書いて、読むという味付けの違う学科修練となります。

ワードで簡単に作れるのもいい所です。様々な学科に応用も出来ます。この日の「聖句」の書写は渡辺将人拳士が最優秀でした。