夏季合宿
Shorinji Kempo

2023年朝霧高原自然体験合宿

清水袖師道院では、8月26日、27日に朝霧野外活動センターを拠点として

野外活動合宿を行った。自然体験が多い子供ほど、道徳観や正義感が強く、

自己肯定感が高い傾向があるなどの結果が国立青少年教育振興機構より報告されています。

私たちは、自己の無限の可能性を信じて、理想境(地上天国)を建設しようとしています。

道院では味わえない自然の醍醐味をいっぱい吸収して協調性を増幅してきました。

朝霧高原は静岡県の中でも標高700メートルにあり、夏でも気持ちの良い活動が出来ます。

出発前に集合場所の清水袖師道院前で記念撮影です。

1日目の最初の体験は人穴地区にある新穴の探検です。これから入洞します。ワクワクしますね。

鬼のまな板と言われる溶岩棚に全員が乗って記念撮影。その大きさには驚きます。

最奥には、仏像が安置されています。その前には前日の雨で水が溜まっています。

新穴の最奥で記念写真です。特殊なストロボを使って撮影しています。

本道にぶつかる支道があり、狭いけれど探検をしました。

出口付近の天井にはヒカリゴケがいっぱいです。神秘的ですね。

長谷川角行の記念碑の前で写真。1541年~1646年の富士講の開祖で、数々の苦行をして、庶民の信仰を一身に集めていたという事です。

午後は天候が悪くなった為、朝霧野外活動センターを使った、「朝霧巻き狩り物語」と名付けられたゲームをしました。写真は「太鼓石」です。どうしてこの形が作られたのかを考えています。

「巻き狩り物語」のゲームの一つで「輪投げ」です。うまく入るかな?

休み時間では、集いの広場で遊びます。朝霧野外活動センターは、遊びの天国です。

ふれあいタイムでは、朝霧野外活動センターの職員の方が楽しいゲームを行ってくれます。フラフープを下げるゲームです。でも、あれあれ上がってしまうぞ!

夕食前に「いただきます」の挨拶をしています。毎年あさぎり食堂さんより、とても美味しい食事を提供していただいています。。美味しい食事は小さな理想境です。😋 他の団体も宿泊しています。

夕食の後はプラネタリウム鑑賞です。朝霧野外活動センターのお兄さんがプラネタリウムを使って、たくさんの学べる話を聞かせせてくれます。楽しく学べる環境は、豊かな心作りに欠かせません。

二日目、朝のふれあいタイムでは、まず旗上げを行います。3人が息を合わせてゆっくり上手に上げることが出来ました。すべての行事のキーワードは「協力」です。

ふれあいタイムのゲームの一コマです。10秒ダッシュです。息が切れます。

2日目はイニシアティブゲームです。一つ目は「蜘蛛の巣」というゲームです。限定された枠の中を蜘蛛の糸を揺らさずに大人子供6人が別の隙間を通り抜けて、速さを競います。

二つ目は「ラインナップ」といい、丸太の上に一列に並び、背の順とか誕生日順などに並び替える速さを競いました。落ちるとやり直しなので真剣です。

三つめは「バックフライング」というゲームです。台の上から背を伸ばして後ろに倒れます。クッションは人の手です。全員が勇気を出し挑戦出来ました。

四つ目は「日本列島」というゲームです。切株を日本列島に見立てて6人が乗ってタイムを競います。今年は新しい切株が無かったので、25cmの円筒の漬物石で行いました。奇跡の7秒が出ました。拍手!

すべてのプログラムが終了して、オリエンテーション室で感想文を書いています。大自然を感じながら、拳士相互の信頼関係を築き、様々なことを学べた2日間でした。みんな満足そうな顔をしています。

閉校式では、朝霧野外活動センターの職員の方より、挨拶をいただきました。この後、それぞれの車に乗り込み帰りました。晴天でも雨天でも楽しく学んだ2023年の自然体験合宿が終わりました。(平井)

 

2022年朝霧高原夏季合宿

2022年朝霧高原夏季合宿

7/23-24

 

 2022年7月23日(土)、今年もまた晴天に恵まれ、待ちに待った清水袖師道院の夏季合宿が始まります。

 まず道院の駐車場に集合し、そこから3台の自動車で富士宮市の朝霧高原へ向かいました。最初の目的地は、鶉穴(うずらあな)という洞窟です。

 

 洞窟探検(鶉穴)

 鶉穴は牧場の側にあります。牧場に到着すると、犬や猫、そして牛が迎えてくれます。洞窟に入る前に、牛達と記念撮影をしました。

 

 さあ、いよいよ洞窟に入ります。ドキドキしますね。ここが、洞窟の入り口です。お尻から下って行くので、鶉穴は尻穴とも呼ばれています。

 

 真っ暗な洞窟の中を、ヘッドライトで照らして進んでいきます。

 

 ぬかるみに足を取られないよう、端を歩きます。

 

 洞窟の中にはコウモリがたくさん飛んでいます。最初に見たときはちょっとびっくりしたけれど、慣れてくれば可愛いものです。

 

 洞窟の奥で記念撮影をしました。

 

 探検を終え、無事、鶉穴から帰還しました。お疲れ様でした。

 

 鶉穴から出たところで、再び記念撮影をしました。原っぱの中にある小さな森、この下にあんな迷路があったなんて、なんだか不思議な感じですね。

 

 朝霧野外活動センター

 鶉穴を後にし、毎年お世話になっている朝霧野外活動センターに到着しました。ここを拠点に、この後も楽しい活動が続きます。

 

 お腹はもうペコペコ、さあ、お昼ごはんの時間です。献立は、冷しきつねうどん・ゆかりごはん・オレンジゼリーでした。みんなおいしそうに食べています。

 

 ウォークラリー

 おいしい食事でエネルギーを補給した後は、ウォークラリーに出かけます。井之頭公園を出発地として、陣馬の滝を通るコースです。コマ地図を頼りに進み、CP(チェックポイント)の課題に班の仲間と協力して挑みながらの楽しいハイキングです。

 

 陣馬の滝に到着しました。ここのCPの課題は、「陣馬の滝の湧水の温度は何度か?」という問いです。「6度」「8度」「10度」と、色々な意見がでましたが、正解は「11~13度」でした。実際より冷たく感じるようですね。

 

 陣馬の滝の次は遠照寺というお寺の近くを通ります。問題はこのお寺の読み方です。ここでのCPの課題は「遠照寺の読み方は?」という問いでした。出発前の平井先生のお話を注意深く聞いていた人は分かりました。正解は、おんしょうじです。

 

 ふれあいタイム1

 ウォークラリーから帰ったら、野外活動センターでふれあいタイムです。まず、男の子3人が旗を降ろします。

 

 今回のふれあいタイムでは、3対3で行うジャンケンで遊びました。立ってる人と座っている人の組み合わせでグー・チョキ・パーを表現します。

 

 

 この後、夕食・卓球・入浴と、夜の活動があり、感想文を書いて一日目は終了です。

 

 

★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★

 

 

 2022年7月24日(日)、夏季合宿の二日目が始まりました。

 まずは、泊まった部屋の片づけをします。布団をたたみ、荷物を整理して、掃除機をかけました。

 

 ふれあいタイム2

 朝食の前はふれあいタイムです。今度は女の子3人が旗を揚げました。

 

 今回のふれあいタイムでは、野外活動センターの職員の方もやったことがないゲームを、3つほど実験的に行いました。以下の写真は、大きなボールに小さなボールをぶつけて転がし、相手のゴールに入れるというゲームをやっているシーンです。みんな熱中して遊んでいます。

 

 自然体験プログラム

 2日目の活動は、自然体験プログラムです。野外活動センターの敷地内の森の中で、カモフラージュフィールドビンゴ私の木という3つのゲームをして遊びました。

 以下の写真は、カモフラージュを行っているシーンです。赤いビニールテープより手前には、平井先生が用意したいくつかの人工物が隠されています。それを見つけるゲームです。赤い象のじょうろのように見つけ易いものもあれば、小さい茶色のティラノサウルスのおもちゃのように見つけにくいものもありました。みんな目を皿のようにして探しています。

 最も難易度が高いと思われる鉛筆(先端以外が土に隠れていた)を見つけ、すべてのカモフラージュを見抜いたのは 小峰 悟 拳士だけでした。さすが!

 

 楽しい時間はあっという間です。自然体験プログラムの後は、お昼ごはんを食べて、最後に感想文を作成し、夏季合宿は終了です。

 

 合掌 皆さん、2日間お疲れ様でした。皆さんのおかげで、とても楽しい夏季合宿になりました。

 豊かな大自然の中で、愉快な仲間達と、互いに親しみ合い援け合いながら、色々なものとふれあい、様々な活動を楽しむ。こんなに幸せなことはありません。

 平井先生、毎年すばらしい夏季合宿を企画してくださり、ありがとうございます。

 今から、来年の夏季合宿が待ち遠しいです。

 

 

 

2021年朝霧夏季合宿

2021年7月23日、朝霧野外活動センターの前で記念写真。この合宿は朝霧周辺の大自然の中で多くの不思議を体験し、楽しく学び、体験の中から人として在り方を学びます。

ここは富士山青木が原の樹海の中にある天然記念物の富士風穴です。山梨県と富士河口湖町に申請して入洞します。この陥没抗の大きさに驚きますが、中に入ると夏真っ盛りなのに、氷の世界が広がっています。

地下30メートル以上まで足場の悪い洞穴を下りていきます。岩が白く光っているのはヒカリゴケです。 写真で撮ると周囲が見えますが、実際は暗黒の世界が広がっています。

富士風穴には、1本だけ支洞がある。少年部拳士は果敢に支洞の探検に行った。

アイゼン無しで来れるのはここまでです。床はすべて氷で埋め尽くされています。温暖化の影響か、近年この氷が薄くなってきたように感じます。

 

陥没穴までもどってきました。10メートル上の地上には青木ヶ原の樹海が広がっています。

朝霧野外活動センターの裏階段で記念撮影。これからイニシアティブゲームが始まります。

ラインナップというゲームです。指示通りに丸太から落ちないように入れ替わらなければなりません。

蜘蛛の巣というゲームです。同じ穴を通らずに蜘蛛の糸にふれないで蜘蛛の巣を通り抜けるゲームです。全員が通り抜ける道筋をあらかじめ計画してから行動する必要があります。

大人も上段を通さないとゲームをクリアできません。蜘蛛の糸を揺らすと最初からやり直しです。時間を競います。全員の協力が必要なゲームです。

バックフライングというゲームです。支えてくれる人を信じて勇気を出して背筋を伸ばして後ろへ倒れます。

8月24日、朝5時に富士山が窓越しに姿を見せてくれました。朝日が当たり、神々しい姿です。

宿泊室の様子です。2段ベッドが用意されています。とてもきれいな宿泊施設です。

2021年ウォークラリーは、つり橋コースで9キロを歩きました。コマ地図を見て間違わないように進みます。チェックポイントのクイズをクリアするためには協力が必要です。

本当はこのつり橋の上を通るのですが、今年はスズメバチの巣をつり橋の下に作られていて、なんとつり橋を下から眺めながら通れました。ラッキーでした。

 

2019年朝霧野外活動センター夏季合宿 ウォークラリー

2019年は井の頭コースです。井の頭コースとは富士山の湧水がいっぱいある地域でとてもきれいなワサビ田や清流が楽しめます。さあ、グループに分かれてコマ地図を片手に出発です。

途中にある陣馬の滝で一休み。滝の周りのは湧水がいっぱいです。1年中21度の水で、夏は冷たく美味しく飲めます。

コマ地図を頼りにチェックポイントにある問題を楽しく解いて学んでいきます。

清流が気持ちよいので、少しはだしになって涼みます。

2019年朝霧野外活動センターでの夏季合宿 洞穴探検

ここは人穴地区にある新穴という溶岩洞穴です。今から奥へ探検します。

私たちが立っている場所は溶岩棚と言って、溶岩流が固まる過程で出来たものです。

みんなが乗れるという大きさは必見です。

頭の上は光苔と言って、光が当たると白く光ります。

保護者・友人・OB・OGも振るって参加してください。

 

 

ここが新穴の最奥部です。うずら穴とつながっているのではないかと言われています。

天井はよく見ると溶岩が垂れた跡がいっぱいです。

 

ここは洞穴がかまぼこ状になっている場所です。
フラッシュをたいて写真を撮っていますが、本当は真っ暗です。

天井からぶる下がっているのは毒性のない菊頭こうもりです。

普段会えない動物に会えるのも楽しみです。