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2023年度 静岡県UNITYオープン武専

2023年度 静岡県UNITYオープン武専

2024年2月18日(日) ㏌ 静岡市中央体育館

目的:UNITY武専受講者の増加、昇格考試員・大会審判員の質の向上

 

清水袖師道院では、人づくりの一環として、各自の成長を促し、横のつながりを広げる為

SHORINJI KEMPO UNITYの主催する武専への参加を推進しています。

 

 上記の行事に、清水袖師道院から8名の拳士が参加しました。その中にはUNITY武専の受講者ではない拳士もおり、本行事へ参加したことで、武専の雰囲気を味わうことができました。

 

 

 

【林 正義 UNITY指導員による技術指導】

 閂捕のコツを学ぼうと、皆、とても熱心です。

 

 

 

【梅野 清嗣 UNITY指導員による技術指導】

 ご教示いただいた巻落のかけ方を実践し、指導を受けているところです。

 

 

 

【記念撮影】

 合掌 梅野先生、林先生、齊藤先生、静岡県UNITY運営委員会の先生方、参加された拳士の皆様、ありがとうございました。

 大勢の拳士が集まり、触れ合い、共に研鑚し、充実した一日を過ごすことができました。

 武専の受講生でない方も、多数参加されていました。本行事を機に、今後の武専が盛り上がるといいですね。(望月 翔太)

 

静岡中部小教区 2023年度第3回小教区研修会

2024年1月21日清水袖師道院にて2023年度第3回小教区研修会を行いました。

今回は中部小教区5道院から12名が参加しました。

まずは鎮魂行から。小教区研修会は単なる技術習得の場ではなく、金剛禅の教義を探求する「行」の場でもあります。

テーマは各年代層における留意点と実践例。平井富士雄少法師に講義して頂きました。

多様化する社会の中で各年代にごと指導方法をかえる必要があり、さらに体格や、体力、性別、性格など、ひとりひとりに寄り添った指導をおこなえる指導力が金剛禅指導者には求められます。小教区研修会はそれを養う場でもあります。

「様々な年代層がいる道院は人と人とが手を捕りあってお互いに向上する場所であり、一つの理想の境地である。」

 

講義のあとは、参加者が個々の所感を発表しました。

・実社会と金剛禅の考えている社会との隔離はないか。

・褒めることが人を伸ばす。人をかえる。

・面受面受が基本。

・社会のニーズに沿って。指導の質は指導の数。 etc…

参加した各々の考えを共有し、自分には無い考えを取り入れます。それにより、金剛禅指導者としての幅が広がり、指導力向上に繋がります。

 

☆今回初参加の望月梨帆少導師。難しかったかもしれませんが、指導者としての自覚の芽生えを感じました。

発表する参加者たち。

雨が降り、肌寒さを感じると思いましたが、熱意のある研修会にむしろ暑さを感じた様に思います。金剛禅指導者として、非常に有意義な時間を過ごすことができました。

(小峰)

清水袖師道院 令和6年 新春法会

2024年1月8日(月)清水袖師道院新春法会を執り行いました。

新春法会に先立ち、野田明伸拳士(権中導師)と、望月梨帆拳士(少導師)の僧階辞令授与を執り行いました。

僧階は金剛禅指導者の資格です。金剛禅の教えを よく学び、金剛禅の指導者としてのより一層の活躍を期待しております。

 

1.開会の辞

新春法会の司会は望月翔太拳士。円滑な司会進行に定評があります。

2.導師献香

式のはじめは導師献香からはじまります。代表道院長の平井富士雄少法師より厳粛に、粛々と行います。

3.教典唱和

教典唱和の意義とは教えや価値観を共有し、理解と一体感を深めるものです。儀式での教典唱和では、鎮魂行とはまた異なる空気が流れます。

4.新年の誓い

清水袖師道院では「新年の誓い」として2024年の抱負を書き、皆の前で発表します。声を出して、共有することにより、その抱負を達成しよう!という気持ちが高まります。

小峰弘文拳士「もっと道院に参座出来るようにします!」

望月翔太拳士「五段をとります!!」

吉田光代拳士「華麗な技を身に着けます!!!」

少年部の拳士も元気よく発表してくれました。抱負が達成できる様、日々の修行を頑張りましょう!

5.道院長年頭挨拶

平井代表道院長による年頭挨拶です。拳士は真剣に耳を傾けています。

6.奉納演武

短い修練期間の中、各々が素晴らしい演武を披露してくれました。素晴らしい式の締めとなりました。

少年部団体演武 みんなかっこいいですね!

加藤冴恵拳士 加藤陽道拳士 による姉弟演武。息がぴったり!

望月梨帆拳士 吉田光代拳士 良く頑張っていました!

野田明伸拳士 飯妻航希拳士 落ち着きのある流石の演武です!

7.閉会の辞

厳かな雰囲気の中、滞りなく終了することが出来ました。

8.記念撮影

参列してくださった保護者の皆様、参加した拳士の皆様、ありがとうございました。おかげさまで新年の始まりとして素晴らしい式となりました。竜頭蛇尾に終わらない様に、力強く、飛躍する1年にできるよう、清水袖師道院一同、協力して頑張っていきましょう!!

おまけ

新春法会のあとは会食です。輪になっておしるこなどを美味しくいただきました。

(小峰)

金剛禅学習 当身の五要素

12月25日(月)清水袖師道院では 野田・権中導師による金剛禅学習「当身の五要素」

を行った。

参考資料は、拳士がいつも持参している金剛禅少年読本である。

野田・権中導師による「当身の五要素」の読み講習から始まった。拳士は真剣に読本を目で追っている。

「急所の位置」では、一般の金剛禅読本に急所の位置が記載されているので、図示を見て急所が多く有る事を説明した。少年読本に無い急所の図示なので興味津々で確認した。

「当身の間合い」では、1cmでも当たらなければ当身は聞かない事を説明した。

「当身の虚実」では、実技を通して虚実の効果の確認をした。

振り返りで、読本を伏せて少年拳士に確認をした。なかなか言葉が口から出てきません。

考えているときは、目線が上に行きます。脳はフル回転です。

約15分の、楽しい金剛禅学習の時間が終わり、合掌礼をしました。(写真・望月 文・平井)

2023.12.17 清水袖師道院 演武発表会

清水袖師道院 演武発表会

2023年12月17日(日)

テーマ:集中力を育てる

 

 今年もまた、清水袖師道院の演武発表会を、清水区役所内、清水ふれあいホールにて開催しました。

 演武発表会は、一年の最後の行事であり、ある意味、一年間の修行の集大成ともいえます。今年も、みんな一生懸命修行に励んできました。その成果を、会場にお集まりいただいた、来賓、家族、友人、OB・OGの皆様に披露することができました。

 

 

 

 作文発表

 集中力を育てるという本発表会のテーマに沿って書いた作文を、5名の拳士が発表しました。大きな声で、堂々と読むことができました。

 

 鎮魂行

 今回は髙木拳士が主座を務めました。ピシッとしたいい姿勢で、見事にやり遂げました。

 

 全体基本

 みんな、よく足が上がってますね。大変いい蹴です。

 

 防具を使った基本

 廻蹴・後廻蹴や飛二連蹴は、最初は難しかったと思いますが、みんなとても上手になりました。ホール内に胴を蹴るいい音が響き渡っていました。

 

 個人演武Ⅰ部

 

 少年部団体演武

 吉田拳士がセンターを務めました。写真は、独鈷を使用し、独鈷拳を行っているところです。かっこいい!

 

 一般部団体演武

 錫杖・如意を使用した演武です。法器になじみのない拳士にとってはなかなか難しかったと思いますが、一生懸命練習して、上手く扱えるようになりました。

 

 創作寸劇 中野理男物語

 開祖 宗 道臣の幼い時代のお話を、平井道院長のナレーションの下、寸劇でお届けしました。

 今回の主人公、中野理男は鈴木拳士が演じました。主人公はセリフも多く、大変だったと思いますが、よく努力しました。感情のこもった、いい演技もできました。

 

 寸劇の後半は乳母車事件です。

 妹たちと粗朶(そだ)拾いにでかける理男を、村の子供たちは馬鹿にします。理男が去った後、有力者の息子がうっかり乳母車を倒し、乳母車に乗っていた弟に怪我をさせてしまうのですが、その罪を理男になすりつけたのです。

 子どもに怪我をさせられたことに怒った有力者が、理男の家に怒鳴り込んできます。自分は乳母車を倒していないと必死にうったえますが、最終的に無理やり謝らされてしまいます。

 しかし理男は、勇気をもって有力者の家に乗り込み、有力者の息子に嘘をついていたことを認めさせました。有力者も、有力者の息子も反省し、自らの力で濡れ衣を晴らすことに成功したのでした。

 

 個人演武Ⅱ部

 

 全員団体演武

 全員団体演武の最後は紅卍拳です。かなり難しい法形ですが、みなさんよく覚えました。

 

 

 

 内容は盛りだくさんでしたが、あっという間に演武発表会は終わってしまいました。最後に、参加された皆様全員で記念写真を撮って、演武発表会は終了です。

 皆さんが笑顔で写っているこの写真を見ると、清水袖師道院が多くの方に支えられて成り立っていることを実感します。ひとつの理想境を一枚の写真に収めた、そんな感じがします。

 今後もこのような理想境を維持し、また発展させ、そして広げて行きたいと思うところであります。

 合掌 演武発表会に参加された皆様、ありがとうございました。(望月 翔太)

2023年清水袖師道院忘年会

2023年12月9日沖縄料理MANAMI様にて、清水袖師道院忘年会を行いました。

望月翔太副道院長と平井富士雄道院長のご挨拶から始まりました。今年の清水袖師道院の軌跡を振り返りました。

乾杯をして美味しい料理とお酒に舌鼓を打ちました。

MANAMIさんの絶品の料理にお酒が進みます。

終始みんな笑顔です。和やかな雰囲気に会話が膨らみました。

楽しい時間はあっという間に終わってしまいます。最後は平井富士雄道院長に締めのお言葉を頂きました。

今年も残りわずかですが、悔いを残さず新しい年を迎えましょう!

来年もまた、新しい仲間を迎えて楽しい時間を過ごしたいですね!!(小峰)

 

2023年度第2回 宗道臣デー

清水袖師道院では12月15,16日の秋葉山大祭の行われる前に清掃活動をしている。

これは秋葉山大祭に来られる方々が、気持ちよくお参りされるようにと行っている。

今年は12月2日(土)の午前中に行った。

第2回宗道臣デーには21人のボランティアが集まった。

秋葉山の上の境内は葉っぱがいっぱいで足の踏み場もないくらいである。落ちた枝は小さく切ってまとめた。

家族のみんなの協力で清掃が進んでいく。

裏の方までみんなで協力して行った。気候は最適である。

秋葉山の上の境内だけでも葉っぱの袋が貯まっていく。

両側の階段と下の境内の清掃が終わり、袋と一緒に記念撮影だ。この後、飲み物を配布して葉っぱは、全員で持ち帰った。(平井)

第40回小島まつりに参加させて頂きました

2023年10月29日、静岡市立清水小島中学校にて開催されました小島まつりに清水中部道院が参加し、助っ人として清水袖師道院副道院長、望月翔太拳士が錫杖演武を披露させて頂きました。

 

清水中部道院に集合。法衣に着替えて本番に向けて練習です。

 

静岡登呂道院からも高橋道院長、深澤拳士が参加されました。

 

清水中部道院の出番は大トリ前でした。地域からも大きな期待をされています。

 

まずは基本を披露しました。迫力ある突き蹴りに会場の空気が変わります。

 

静岡登呂道院の迫力ある演武です。

 

清水中部道院山田道院長と護身技法を披露しました。場面に応じた護身術に会場も興味津々です。

 

最後は望月翔太拳士の錫杖演武です。気合充分の構えに会場からは「おぉ!」という声が。

 

演武中も会場から「すごい!」という声が聞こえてきました。途中に杖頭部が外れてしまう

というハプニングがありましたが、それをかき消す素晴らしい演武に、会場からは大きな

拍手を頂きました。

 

最後に少林寺拳法の目指す目的を山田道院長が話されて、清水中部道院の演目は終了と

なりました。

 

静岡中部地区の道院が協力して地域の皆様に少林寺拳法の魅力を伝えることが出来たと思います。

この様な活動の積み重ねが道院と地域の結びつきを深め、平和で豊かな社会の実現に繋がっていきます。

小島まつり運営のみなさま、貴重な時間を頂きありがとうございました。

山田道院長、お声を掛けて頂きましてありがとうございました。とても有意義な時間でした。(小峰)

金剛禅総本山少林寺 静岡県教区 第7回金剛禅易筋行大会

金剛禅総本山少林寺 静岡県教区

第7回金剛禅易筋行大会

2023年10月15日(日) ㏌ 静岡県武道館

主催:金剛禅総本山少林寺静岡県教区

 

 上記の催しに、清水袖師道院から12名の門信徒が参加しました。

 静岡県教区は、毎年、金剛禅易筋行大会を開催し、金剛禅門信徒が一堂に会し、易筋行(少林寺拳法)の発表や修練を通じて、同志としての親睦と金剛禅への理解を深めています。

 今年も、静岡県の仲間達と、共に金剛禅を楽しみ、絆を深め、充実した一日を共有することができました。

 

 

 【発表の部】

 各小教区・道院・支部による発表です。演武や寸劇、修練風景や絵本の読み聞かせなど、様々なものが披露されました。

 静岡中部小教区の団体演武です。各道院・支部で練習してきたものを、今日、全体で合わせ、見事に完成させました。

 

 清水袖師道院の発表は、寸劇「鬼滅の如意(ショートバージョン)」です。2021年の当道院の発表会で行った寸劇を短縮した内容でした。練習と多少違う部分もありましたが、平井 道院長のアドリブによって、それも笑いに変わり、良い発表になりました。

 

 

 【交流の部➀】みんなで健康プログラム

 虹色侍 ずまさんの歌う「ひとりひとりの心に深く~REMIX~」に合わせ、少林寺拳法の動きをダンスのように楽しむという内容です。

 班に分かれて、話し合ってダンスを作成し、時間内に完成させました。

 飯妻 拳士、リーダーシップを発揮しましたね。

 

 

 【修練の部】

 年代に分かれて、易筋行の修練を行いました。

 階級別ではなく、年代別であるため、まだ習っていない技を行うこともあります。水月返や両手閂投など、予習ができてよかったですね。…まあ、やるのはだいぶ先ですが(笑)

 

 小学生低学年は、遊びの要素がある修練を行っていたようです。楽しそうだなぁ。

 

 

 【学びの部】

 清水袖師道院 道院長、平井 副教区長による講義です。

 開祖の少年時代の乳母車事件のお話から始まり、

・自分の努力によって自分は変えられること

・本当の幸福とは、自分の周囲に、信じあい助け合える素晴らしい人間関係=縁がどれほど張り巡らされているかによって決まること

・人は正しい目的と正しい方法によって、必ずよく変われること

・ダーマを信じるということは自分の可能性と未来を信じるということ

等々、金剛禅の大切な教えをお話いただきました。

最後に話されていた、小さな理想境を増やし、それらをつなげ、大きな理想境を創るという内容も、印象的でした。

 

 

【交流の部②】羅漢錬拳

 最後に行ったのは、年代別創作団体演武です。年代別に分かれ、リーダーを中心に協力して創作し、披露しました。

 高校生~30代は、当道院 小峰 参与道院長がリーダーを務めました。

 

 髙木 拳士は団体演武で号令を担当しました。

 

 

 

 

 

 合掌 参加された皆さん、ありがとうございました。

 内容が多く、充実した、楽しい一日でした。親睦を深めることもでき、また、自分たちの成長にもつながりました。

 来年もよろしくお願いします。(清水袖師道院 望月)

 

 

 

 

2023年度少林寺拳法世界大会

2023年10月7日、8日日本武道館で行われた少林寺拳法世界大会清水袖師道院拳友会より

幹部4人で、演武と運営の視察をしてきました。

この大会は少林寺拳法世界連合と一般財団法人少林寺拳法連盟が主催、主管は東京都連です。

10月7日、朝8時15分日本武道館の駐車場に着きました。宗昂馬大会長は報知新聞に、「こんな時代に世界大会を開催することができてとても平和な気持ちです。コロナとの闘いを乗り越え、国と国ではなく、民間交流で平和に貢献できるよう行動していきたい」と話されました。

宗昂馬大会長の7日の挨拶です。この大会が開催されたことをとても喜んでおられました。8日の大会長挨拶は日本語と英語で交互に語られました。

会場に入り、日本連盟の予選が始まりました。私たちの席は、真南の席です。会場が一望できる席です。全国から選ばれた演武を見て、構成の工夫や残心、冴えのある動きなど参考になる事ばかりです。

日本連盟の予選の後は11か国による演武披露です。写真はインドネシア連盟です。合わせが難しい天地拳第6系を見事に合わせています。

2日目の10月8日の朝、田安門の北側の高麗門の中に日本武道館の金色に輝く宝珠が見えます。

田安門の櫓門です。この門は1636年に作られた門だという事です。、1961年に旧江戸城の史跡として国の重要文化財に指定されています。

41カ国の国旗入場です。ウクライナは参加は無理だったのですが、国旗は入場を果たしました。

宗昂馬大会長は、7日も8日も精力的に会場内で世界の拳士と交流をしていました。

どの部門の拳士も、ここまできた自信と誇りを持っての見事な演武ばかりです。

静岡県の松谷咲歩拳士が最優秀賞を取り、表彰されました。おめでとうございます。

大会後、神田祭の神輿が披露されました。海外拳士との交流と伝統芸能との調和が見事です。

2日間の大会もあっという間に終了し、秋の夜長で武道館の屋根のライトアップの中、様々な交流をして、いろいろな事を学び、静岡に帰郷しました。(平井)