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少林寺拳法の体験入門をしてみませんか?

4月:清水袖師道院では、体験入門が出来ます。

小学生から高齢者まで、年齢、体力に関係なく行えます。

みんなで、いい汗を流してみませんか?

「暴力に負けない技を身に付け、自分の弱さに負けない心を育む」

体験入門希望者は、問い合わせに電話をして参加してください。

運動が出来る服装でお願いいたします。

 

稽 古 場 所: 秋葉山峰本院 講堂

体験入門の曜日: 2023年4月の月曜日・水曜日

稽 古 時 間: 19時~20時

問 い 合 せ:  090-8154-4890(平井富士雄)

※ 下記の写真は、体験入門稽古の一例です。

少林寺拳法の体験入門の最初は合掌礼から始まります。すべての武道は礼に始まり、礼に終わります。

合掌礼は「お互いに大切な人間です」という意味もあります。相手を大切にして怪我の無い稽古をします。

少林寺拳法は護身術なので、まず受けから始まります。

少林寺拳法は、組手主体で、二人一組になって技術の向上をはかります。

体験入門では、防具を使って、実際に突き蹴りの稽古をします。

回数を重ねると受身の稽古も行います。受身の稽古では柔法マットを使用して安全に考慮します。

稽古が終わると作務(そうじ)を行って終了です。

※少林寺拳法の経験者も体験入門に参加できます。

UNITY武専 兵庫地区 出張

2023年3月19日、清水袖師道院道院長 平井富士雄は兵庫武専(3月は姫路市)に出張した。

開催場所は姫路市にある兵庫県立武道館である。立派な武道館です。

鎮魂行の主座を務め、朝礼では出張教員として挨拶をした。

全体講義は「やらん先に匙をなげるなよ」である。なぜ、開祖が法話でこのように言ったのかを時系列に講義をした。兵庫武専受講者の真剣に学ぶ姿勢が印象的である。

全体基本と実技Ⅱの運用法研究を行った。運用法研究では、3人1組となり、短い時間ではあったが、安全で楽しい修行とする為に、レフリーと運用法をする拳士の知識と技術の向上を目指した。

クラス別技術においては、初・弐段→参段→四・五段→指導者クラスと巡回指導をした。写真は金的カップを装着した相手と金的蹴膝受波返しの指導をしている場面である。

四・五段クラスで四組腰投の指導をしている。各自が指導者として技術を学ぶ姿勢が見てとれる。

指導者クラスで前腕固の指導をしている。コツの見えにくい技は「私にも掛けてください」を連発される事となる。

3月なので閉講式を執り行った。写真は修了者に修了証書を授与している場面である。楽しく学べるUNITY武専の1日もあっという間に終わった。「兵庫武専の受講者、およびスタッフの皆様、ありがとうございました。これからも、お互いに向上していきましょう。」  清水袖師道院 平井富士雄

 

2023年3月5日 静岡中部小教区研修会

静岡中部小教区研修会

2023年3月5日(日)

於:静岡登呂道院

 科目:宗論(宗教論)2 金剛禅史

 テーマ番号:L2 テーマ:宗教法人 金剛禅総本山少林寺が設立された経緯 講師:平井 富士雄 少法師

 参加道院:清水中部道院、清水袖師道院、静岡馬淵道院、静岡城北道院、静岡竜爪道院、静岡登呂道院、焼津道院

 参加者:15名

 

 上記のとおり、小教区研修会を実施しましたので、ご報告いたします。

 

 講義に先立って、鎮魂行を行いました。

 普段の道院における稽古のときだけでなく、小教区研修会の際にも鎮魂行は行われます。鎮魂行を行うことで、目的意識をはっきりさせ、また、その場に集まった全員の心をひとつにします。

 主座は、清水袖師道院 望月 翔太 権中導師が務めました。

 

 

 

 講義は、清水袖師道院 平井 富士雄 少法師が講師を務め、「宗教法人 金剛禅総本山少林寺が設立された経緯」というテーマの下、実施されました。

 留意点は、様々な選択が可能な中で、宗 道臣は何故、自らの教団を仏教系禅門の宗教団体として定めたかという点です。

 宗 道臣の目的理想境建設であり、その手段釈尊の正しい教えでした。しかし、既存の仏教教団の中に釈尊の正しい教えを現代に生かせる組織はないと判断し、自ら理想とする教団を創ったとのことでした。その点について、宗 道臣の言葉を引用しながら、詳しくご説明いただきました。

 また、既存の概念にとらわれず頭を柔らかくすることや、いろいろな考えを受け入れそこから学ぶことの大切さもお話しされました。

 頭を柔らかくするためのひとつの訓練として、下の写真のようなクイズを受講者に出題しました。9つの点を、4本の直線で、一筆書きにするというクイズです。最初に正解を導き出したのは、静岡登呂道院 道院長 高橋 宗造 先生でした。さすがです!

 

 

 講義の後は、討議(受講者発表)です。順番に、講義受講後の所感を述べました。

 個人的(清水袖師 望月)には、高橋先生の学生時代のお話が印象に残りました。拳法の修行だけでなく、リーダーシップをとって社会貢献活動(清掃活動)を行っていたとのこと。学生の頃から高い意識をお持ちだったようで、感服しました。

 

 

 

 討議の後で、今年度、参与道院長になった 清水袖師道院 小峰 悟 拳先生及び静岡城北道院 武衛 篤 先生からご挨拶いただきました。

 

 

 

 最後に、レポート対象者(大導師)は僧階レポートを作成し、小教区研修会は終了です。

 研修会終了後、おしることお茶をいただきました。

 美味しかったです。ごちそうさまでした。(合掌)

 

 

 

 合掌 講師を担当してくださった平井先生、ご参加いただいた受講者の皆様、お茶やおしるこをご用意くださった高橋先生の奥様、ありがとうございました。

 次回の小教区研修会もよろしくお願いいたします。

 

静岡市スポ協より3名の指導者が表彰される。

令和4年度 創立75周年記念 (公財)静岡市スポーツ協会 表彰式

関連団体である静岡市少林寺拳法協会の石切山恭明拳士、小泉実拳士、平井富士雄拳士の3拳士が受賞!

2023年3月3日(金)静岡市スポーツ協会より、静岡市少林寺拳法協会の石切山副会長が功労章、小泉理事長と平井事務局長が優秀指導者章を受章した。コロナ禍で4年ぶりの人を集めての表彰式となった。祝賀会は中止となったが、コロナ後へ一歩踏み出した。

静岡市少林寺拳法協会の石切山副会長受賞の功労章は70歳以上が受賞対象である。功労章全員で18名中の1人である。また功労章は静岡市少林寺拳法協会の第1号である。

長年の功績が、静岡市スポーツ協会という公共団体の中で認められ、記録されることは喜ばしい事である。おめでとうございます。

優秀指導者章は様々なスポーツ団体35名が受賞した。その代表として少林寺拳法の平井が紹介され賞状授与の役を担った。少林寺拳法を修行する一人として誇らしい事である。この静岡市少林寺拳法協会のリーダー3名の受賞は後進の励みとなる。

優秀指導者章の表彰状。来賓の小嶋市長より頑張ってくださいと祝辞をいただいた。

副賞としていただいたガラスのトロフィー。表彰式は普及に邁進する機会の一つである。(平井)

 

 

布教演習(阿羅漢行)4 法話演習

僧階 法話演習 B3 日本の宗教の特色

2月17日(金)一般を対象に中導師への布教演習として望月翔太副道院長が

履修科目より、B3 日本の宗教の特色を選び法話を行った。

序論では、「日本人は無宗教か」をテーマに資料を元に話された。

日本人はアニミズム、祖先崇拝の割合が多いが、一神教、悟りの宗教の割合が少ないとの説明があった。

講義の後の討論の時間では各自が思っていること、感じたことを述べた。

討議の中で日本は神道と仏教が結びつき、江戸時代には寺が独特の特徴を持つに至った話が出た。

僧階保持者が多い為、有意義な討論となった。金剛禅は指導者育成機関なので、幹部には定期的に法話をしていただく時間を設けていく。正信を広げていく為には広く深い学習が必要である。(平井)

2023.1.20.学科学習(自己確立・自他共楽)

2023年1月20日(金)望月翔太副道院長による学科指導が行われました。最初は少年部読本を拳士が順番に読みました。

続いて望月翔太副道院長が、本当の強さとは何かについて解説をしました。

そして自己確立・自他共楽について各自で事例に習って書き込みました。

書き込んだ後、3人の拳士に発表をして貰いました。自己確立・自他共楽が自分の事として考える楽しい学科でした。

2022年度清水袖師道院達磨祭

2022年10月7日、清水袖師道院にて達磨祭を執り行いました。

達磨祭とは達磨の遺徳に触れ、インドと中国の架け橋となった達磨の様に道院の中で交流によって法縁を育む金剛禅の行事です。

 

清水袖師道院参与道院長小峰悟中導師による法話です。面壁九年や七転八起の教えを織り交ぜながら、達磨大師の行法についてなるべく少年部や保護者の皆様にも理解できる様に説明しました。

 

 

平井富士雄少法師による体験入門です。インド人と中国人が楽しみながら修行する白衣殿の壁画の様に、皆楽しみながら輪になって基本を行っています。

 

参加者皆で帯相撲です。老若男女関係無く楽しんでいます。

  

 

達磨にちなんでダルマ落とし。上手に落とせるかな?

 

達磨クイズ。達磨が中国に伝えたのは拳と禅?それともカレーとラーメン?

 

楽しいクイズが終わったら厳粛に儀式を執り行います。

清水袖師道院道院長平井富士雄少法師、清水中部道院道院長山田恵修大導師、清水袖師道院参与道院長小峰悟による導師献香を行い、次に祭祀奉読を行いました。先ほどの空気とは打って変わり、厳かな雰囲気のなかで儀式が進行していきます。

 

稲葉寛之静岡市議会議員もお招きし、最初から最後まで達磨祭にご参加頂きました。最後にはご挨拶を賜りました。

 

一般部と少年部の奉納演武が終わったら参加者全員で記念撮影。ご参加頂きました皆様お忙しい中有難うございました。全員が楽しい時間を共有出来た達磨祭でした。

金剛禅総本山少林寺静岡県教区第6回金剛禅易筋行大会

金剛禅総本山少林寺静岡県教区第6回金剛禅易筋行大会

2022年9月25日(日) ㏌ 静岡県武道館

主催:金剛禅総本山少林寺静岡県教区

 

 上記の催しに、当道院から13名の拳士が参加しました。易筋行大会は年に一度、他教区との交流を深めながら金剛禅の在り方について再考する場として開催されます。今年もまた、活気に満ち、多くの学びがあり、そして笑顔のあふれる一日を、静岡県中から集った門信徒の同志達と共に過ごすことができました。

 

 

 

 鎮魂行を行っているところです。清水袖師道院の少年部の門信徒は、緑の輪袈裟を着用して参加しました。

 

 

 発表の部では、道院または小教区ごとに、それぞれが普段の修練の様子や個性豊かな演武を披露しました。清水袖師道院は清水中部道院と合同し、中部小教区として発表しました。内容は、少林寺拳法の歌に合わせた単演です。当道院道院長 平井 富士雄 少法師の歌う少林寺拳法の歌に合わせて、天地拳第一系、龍王拳第一系及び義和拳第一系の単演を全員で行いました。「拳は他人のためならず~」から始まるこの歌を、懐かしく感じる門信徒も多かったようです。

 

 

 学びの部は、副教区長 浅井 昌典 先生による講義です。金剛禅とは何か、宗門の行とは何か、我々の目指すところは何か等、私たち金剛禅の門信徒にとって大切な、根本的な部分についてお話しくださいました。技に教えが内在されているというお話や、九転十起のお話しがとても印象的でした。また、上田先生のエピソードからは、私たちにも大きな感動が伝わってきました。

 

 

 修練の部では、年代で分かれて修練を行います。他道院、他教区の同年代の門信徒と易筋行を通じてふれあいました。仲良く内受突の練習をしています。

 

 

 

 交流の部は、①グループディスカッションから始まります。今度は、主に言葉を交わして他道院、他教区の門信徒とふれあいます。

 

 

 最後は、交流の部②羅漢錬拳(創作演武)です。誕生月2月ごとに6つのグループに分かれ、グループ内でペアを作り、3・4構成程度の組演武を創作します。今日、初めて会った人と協力して演武が作れるというのは、素晴らしいことです。「こんな演武にしたらどうかな」「この技はこう掛けた方がいいよ」と、本当に楽しそうに組手主体の修行をしている姿は、羅漢錬拳そのものであり、これこそまさに理想境ではないでしょうか。

 

 

 合掌 ご参加いただいた門信徒の皆様、保護者の皆様、ありがとうございました。とても幸せな一日だったように思います。台風15号による災害のため今回欠席せざるをえなかった方々、来年はぜひ一緒に易筋行大会を盛り上げましょう。

 

 

令和4年度静岡県(藤枝市)地域社会少林寺拳法指導者研修会

令和4年度静岡県(藤枝市)地域社会少林寺拳法指導者研修会

      期間:令和4年9月10日(土)~9月11日(日) 会場:静岡県武道館

      主催:公益財団法人日本武道館、全国都道府県立武道館協議会、

  一般財団法人少林寺拳法連盟、公益財団法人静岡県スポーツ協会静岡県武道館

 

 上記研修会に、清水袖師道院からは7名の拳士が参加しました。

 二日間に渡る研修を通して、道院において指導を行う際に重視すべきポイントや指導者としての心構え、また技を掛ける上での様々なコツを学びました。

 二日間という短い期間でありながら得たものは大変多く、本研修は今後私たちが指導者として成長するための大きなきっかけになりました。

 今後の道院における稽古の中で、その成果をフィードバックしていければと思います。

 

 本山からの派遣講師、新井  庸弘  先生並びに倉本  亘康  先生と一緒に記念写真を撮らせていただきました。

 

 

 足の裏の感覚から。倉本先生が基本を指導する際のひとつのキーワードです。振子突を左右に蟹足をしながら行うことでつま先から動く感覚を養う修練方法や、レの字立に構え、前体重から後体重、後体重から前体重へと体重を移す時に、体重のかかっていない足の踵を上げることで、おのずと腰が回るようになるという指導法は、合理的で分かり易く、ぜひ今後の道院における指導に活用したいと思いました。

 

 

 新井先生からは様々な技のをご教示いただきました。皆、それを会得しようと、食い入るように先生が技を掛けている姿を見ていました。この度の研修で、新井先生と触れ合えたのは大変な僥倖であったと思います。とはいえ、その技術はとてもこの研修の時間だけで会得できるものではありません。今後の稽古の中で、平井先生のご指導の下、新井先生の技を研究していくのが楽しみです。

 

 

 合掌 派遣講師及び地元講師の先生方、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。大変実りのある研修会でした。

 多くの拳士が、休み時間に集まって、本研修で学んだ技術の復習をしていました。研修で得たものを互いに教え合い、楽しみながら技の研究をしている光景は、とても少林寺拳法らしいものでした。このような研修会に、またみんなで参加できたらいいと思います。

 

 

 

 

2022.8.6全日本少年少女武道錬成大会

2022年8月6日(土)日本武道館主催の「令和4年度・少林寺拳法・全日本少年少女武道錬成大会」に吉田渉悟拳士、望月海翔拳士が参加しました。武道は心技一如の運動文化で、人格を磨き、道徳心を高め、礼節を尊重する態度を養う「人間形成の道」です。写真は到着時の様子です。

日本武道館には大きな日の丸が掲げられています。この会場は1964年と2021年の東京オリンピックの舞台となりました。錬成大会に参加することで名誉ある日本武道館の中に入れます。

この大会は2020年・2021年とオリンピックの関係で未開催となり、3年ぶりの開催です。コロナ禍対策で、午前が関東以外の道府県、午後が関東の所属拳士に分けての開催となった。大会スタッフも大変であったと思います。写真は吉田渉悟拳士のデビュー戦です。本人が工夫を凝らした発表となりました。

望月海翔拳士のデビューの単独演武です。本来ならば相対演武だったのですが、1週間で単独演武に仕上げました。家でも練習した結果、凛々しく構えています。

午前中で関東以外の道府県は退場となり、浅草でお昼を食べて、帰途に着きました。