清水袖師道院 道院長のご紹介

道院長(指導者)について

各地の道院では、金剛禅総本山少林寺によって指導者として正式に認められた道院長が、責任を持って道院運営・門信徒育成を行っています。
 金剛禅宗門は教えを現代社会に生かすための道であるため、道院長は本職を別に定めたうえで、社会との関わりを持ちながら「自己と他人の成長、そして金剛禅を縁とした人間関係」を最大の喜びとして無償で指導に当たっています。

道院長紹介

道院長 平井 富士雄
少法師 正範士 七段
2020年はコロナ禍の中で、多くの事を学んだ。

良くも悪くも世の中はすべてのものが、つながりながら関わり合っていることを実感した。それとともに、少林寺拳法という私が行ってきた「行」の中で、必要とされている部分はどこか、不必要な部分はどこか、今、未来に向けて考えていく時代であると思った。私自身の慢心にも気づいた。

金剛禅は調和の思想である。

人であろうと、自然であろうと右に傾くときもあれば、左に傾くときもある。早く進むときもあれば、遅々と進むときもある。

その中で、人の心が恐怖や、悲しみ、苦しみ、懐疑心、猜疑心でおおわれてしまう世の中にはしたくない。

金剛禅は、自分の可能性を信じて、多様性のある社会に向けて、理解しあい、協力しあえる世の中を目指している。

この理想の境地、理想境建設に邁進します。