少導師補任式
Shorinji Kempo

2024.4.3 僧階辞令授与式

僧階辞令授与式

2024.4.3

 

 令和6年度が始まりました。

 さっそく、4月1日付けで僧階を補任された門信徒がいましたので、本日の稽古終了後、僧階辞令授与式を行い、僧階補任者に僧階辞令を授与しました。

 僧階補任者は 小林 貴史 少導師です。師僧である 平井 富士雄 少法師から辞令を授与され、金剛禅の布教者への仲間入りを果たしました。

 

 輪袈裟僧階教本Ⅰも授与されました。今後の活躍に大いに期待するところです。

 

 その後は、平井 富士雄 少法師が激励の法話を行いました。

 開祖 宗 道臣 語録からの抜粋が書かれたメッセージカードについて話し、メッセージカードを僧階補任者に贈りました。

 「あの人のために」という気持ちがいちばん大事という内容でした。

 ・自分のための夢にとどまらず、人のためになるより大きな夢をもつこと

 ・誰かを幸福にすると、結果自分が幸福になる

といった、自分の人生を本当に幸福にするための大切なメッセージを受け取りました。

 

 合掌 小林さん、少導師補任、おめでとうございます。金剛禅の布教者として、共に成長していきましょう。

 今後ともよろしくおねがいいたします。(望月 翔太)

 

2023年9月25日 少導師補任式

金剛禅総本山少林寺の僧階は、金剛禅の布教者になることを志して本山の僧籍に編入されたものに対して与えられる僧籍である。10月の達磨祭に先んじて長谷川拳士の補任式を挙行した。

少導師に編入すると、輪袈裟と、大導師までの学習の読本となる僧階読本Ⅰが授与される。

この日の参加者で長谷川拳士の少導師補任を祝福した。(平井)

2022年4月8日 入門式・少導師補任式

 2022年4月8日(金)、当道院において、入門式を執り行いました。4月8日は釈尊の誕生日とされています。また、「出発の日」(し(4)ゅっぱ(8)つ)でもあるそうです。入門式にぴったりの日ではないでしょうか。

 入門式に先立ち、飯妻 航希 拳士の僧階補任(少導師)を行いました。輪袈裟を身に着け、僧侶の仲間入りを果たしました。

 入門式は、導師献香から始まります。当道院道院長、平井 富士雄 少法師が献香を行いました。

 続いて、教典唱和を行いました。望月 翔太 権中導師が奉読し、門信徒全員で唱和しました。

 続いては、入門式表白文奉読です。清水中部道院道院長 山田 恵修 大導師に奉読していただきました。

 さて、いよいよ誓願文奉読です。今回の主人公、入門者の望月 海翔 拳士と鈴木 貫太 拳士が、ハキハキと誓願文を読み上げました。

 誓願文を奉読した後は、盟盃を行います。吉田 光代 拳士にブドウジュースを注いでいただき、まずは導師が飲みます。

 続いて、入門者が飲みます。今後、私たちは血を分けた親子、兄弟のように「無償で」援け合えるような仲になっていきたいと思います。そのための誓いの盃です。

 盟盃を交わした後は、導師法話です。平井 富士雄 少法師がお話しされました。法話の趣旨は以下のとおりです。

 ・護身術について

 護身術とは、少林寺拳法の技術だけをいうのではない。普段の生活の中で、病気や怪我から身を護ることが大切である。

 ・卍について

 卍の意味するものは天地陰陽の「調和」である。それぞれの特長を活かし、援け合って良い社会をつくることが少林寺拳法が目指す調和である。戦争とはその逆をいく行為である。

 

 入門式の最後は演武です。今回は3組の演武を行いました。

 1組目は、少年部 吉田 渉悟 拳士と髙木 蘭丸 拳士の組演武です。先輩拳士として、入門者に見本を示しました。

 2組目は、一般部 野田 明伸 拳士と吉田 光代 拳士の演武です。一般部の演武では、少年部にはない「逆技」が行われます。吉田 拳士が「片手送小手」を行いました。

 3組目は、小峰 悟 拳士と望月 翔太 拳士の錫杖演武です。錫杖を使用した豪快な演武でした。

 ご参加いただいた皆さん全員で記念写真を撮り、入門式は終了です。飯妻拳士、少導師補任、おめでとうございます。

 そして 海翔くん、貫太くん、ようこそ清水袖師道院へ。入門してくれて嬉しいです。これから、いっしょに楽しく少林寺拳法の修行に励んでいきましょう。