学科学習
Shorinji Kempo

学科 4月8日は誰の誕生日ですか?

4月8日は誰の誕生日でしょうか?というクイズから、望月翔太副道院長の学科が始まりました。

金剛禅には、釈尊・達磨・宗道臣の3人の祖がいる所から釈尊の説明が始まりました。

釈尊の呼び方の由来、29歳までは王子として何不自由なく暮らした事、しかし、老・病・死など避けられない苦について深慮した事などが、少年部にもわかりやすく話されました。

まとめとして、快楽主義でもなく禁欲主義でもない中道を選ばれ、悟りを開いたと纏められました。

易筋行の合間のたった15分の学科でしたが、笑いあり、クイズありの教養が身に付く学科の時間でした。ちなみにこの4月12日は望月翔太 副道院長の誕生日という事でした。

金剛禅学習 当身の五要素

12月25日(月)清水袖師道院では 野田・権中導師による金剛禅学習「当身の五要素」

を行った。

参考資料は、拳士がいつも持参している金剛禅少年読本である。

野田・権中導師による「当身の五要素」の読み講習から始まった。拳士は真剣に読本を目で追っている。

「急所の位置」では、一般の金剛禅読本に急所の位置が記載されているので、図示を見て急所が多く有る事を説明した。少年読本に無い急所の図示なので興味津々で確認した。

「当身の間合い」では、1cmでも当たらなければ当身は聞かない事を説明した。

「当身の虚実」では、実技を通して虚実の効果の確認をした。

振り返りで、読本を伏せて少年拳士に確認をした。なかなか言葉が口から出てきません。

考えているときは、目線が上に行きます。脳はフル回転です。

約15分の、楽しい金剛禅学習の時間が終わり、合掌礼をしました。(写真・望月 文・平井)

絵本の読み聞せ「早太郎」

6月16日(金)望月翔太副道院長が絵本の読み聞せをしました。

信州駒ヶ根の昔話「早太郎」です。

少林寺拳法の稽古では、すべてが合掌礼から始まります。お互いに大切な人格を持っていて互いに学ぶ姿勢の表れです。

今から700年前の昔の事、山犬が、一匹の子犬を信濃の光前寺においていきました。

何年かたったある日の事,遠州見附から来た一実坊という旅のお坊さんが人身御供の大ヒヒの退治を山犬の早太郎に頼みに来ました。

早太郎は見事に大ヒヒの退治に成功するのです。しかし傷ついた体で光前寺までたどり着いた所で、亡くなってしまったというお話です。聞いている拳士もお話と一緒に一喜一憂しました。

戦いの場面では子供たちは身を乗り出して、お話の中に入ってきます。

副道院長は、信州の光前寺と遠州府中の見附天満宮の位置も教えてくれました。地図を見るといかに早太郎が傷ついた体で長い道のりを帰って行ったのか解ります。

さらに磐田では「しっぺい」というキャラクターになっていることや、浜松市に本店を構える「麵屋はやたろう」という信州ラーメン店の店名にもなっていることも紹介してくれました。

最後は自分の家で飼っていた犬が早太郎そっくりだということも写真で紹介してくれました。時間にすると20分の副道院長のお話ですが、ためになる楽しいメッセージが詰まっていました。ありがとうございました。(平井)

紙芝居 「ブンブン ビーベエ」

4月12日(水)清水袖師道院では望月翔太副道院長が紙芝居を披露しました。

紙芝居の題名は「ブンブン ビーベエ」と言い作者のペンネームは巽十一(たつみといち)と言います。静岡登呂道院の道院長の高橋宗造先生です。

主人公のハチ、ビーベエは少林寺拳法8級です。

ビーベエは、蜂蜜を貰いにお花畑に出かけました。するとカボット(蚊のロボット)からおいしい匂いのする植物を教えてもらいます。

ビーベエは美味しそうな匂いのする植物の袋の中に落ちてしまいました。途中で質問をしながら紙芝居は続きます。

対話型の紙芝居なので子供たちはどんどんのめりこんできます。

裏から見ると紙芝居で読むお話が書いてあるよ。

質問があると、子供たちが思い思いの事を発表します。

15分ほどで楽しい紙芝居は終わりです。拍手、拍手。紙芝居は、読み手の姿勢が聞き手を夢中にしてくれます。少林寺拳法の稽古は、実技も学科もワクワクの連続です。

布教演習(阿羅漢行)4 法話演習

僧階 法話演習 B3 日本の宗教の特色

2月17日(金)一般を対象に中導師への布教演習として望月翔太副道院長が

履修科目より、B3 日本の宗教の特色を選び法話を行った。

序論では、「日本人は無宗教か」をテーマに資料を元に話された。

日本人はアニミズム、祖先崇拝の割合が多いが、一神教、悟りの宗教の割合が少ないとの説明があった。

講義の後の討論の時間では各自が思っていること、感じたことを述べた。

討議の中で日本は神道と仏教が結びつき、江戸時代には寺が独特の特徴を持つに至った話が出た。

僧階保持者が多い為、有意義な討論となった。金剛禅は指導者育成機関なので、幹部には定期的に法話をしていただく時間を設けていく。正信を広げていく為には広く深い学習が必要である。(平井)

2021年稽古納め前の書写

2021年12月27日、29日の稽古納め前に心を静め、開祖の想いと釈尊の教えを確認し、自らのくせを封印してひたすら薄字をなぞる書写を行いました。

この書写は焼津道院の鈴木道院長が考案されたものですが、少年部は字がきれいになり、ふざけやすい子も静かな修練の状態となります。内容も、見て、書いて、読むという味付けの違う学科修練となります。

ワードで簡単に作れるのもいい所です。様々な学科に応用も出来ます。この日の「聖句」の書写は渡辺将人拳士が最優秀でした。

絵本の読み聞かせ

2021年5月31日、はらぺこあおむしの読み聞かせです。

絵本作家のエリック=カールさんを紹介しました。多様性のある社会をとても大切にしていました。

あおむしの移動の仕方を聞きました。知っている人が手を挙げています。

あおむしは脱皮をしてどんどんおおきくなります。そしてさなぎになります。

さなぎから蝶になりました。大きなき蝶です。蝶になると今度ははなの蜜を食べて卵をうむ準備をします。人間から見ると昆虫は変態をするとても不思議な生き物です。

本当の強さについての学習

本当の強さについての学習を読本を基に行いました。法衣を着ている拳士は入門式の演武の練習をする為です。

本当の強さとは、どんな困難にもくじけない、よりどころとなる自分を作る事です。主体性を持ち、自分の可能性を信じて、周りの人の幸せを考えて、行動します。

この日は、池江璃佳子選手の新聞記事を読みながら、努力をすることによりダーマの加護があることを学びました。

2021.4.7パソコンを使って金剛禅の学習

パソコンを使ってのホームページを見せながら金剛禅の学習をしました。

パソコンの画面で、金剛禅の基本となる教えが楽しく学べます。