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関連団体での活動報告
Shorinji Kempo

令和4年2月21日 昇級考試

 令和4年2月21日(月)、一般社団法人 SHORINJI KEMPO UNITY主催の昇級考試を、清水袖師道院で行いました。

 当初は、2月20日(日)に静岡市中央体育館において開催される予定でしたが、まん延防止等重点措置の実施期間中のため、各道院で実施することになりました。

 まずは全員で鎮魂行を行います。

 受験者と考試員が互いに合掌し、いよいよ技術審査が始まります。

 さて、では技術審査を始めます。……と、その前に、準備体操をしましょう。受験者と考試員の、緊張した身体と心を少しほぐします。

 基本作法の立ち方・座り方も、重要な項目です。吉田 渉悟 拳士、いつも通りできているようです。

 髙木 蘭丸 拳士の内受突です。腰を回して、しっかりと突いています。

 一般部の剛法は、胴を着用して行います。吉田 光代 拳士、反撃の蹴りをしっかりとあてています。

 吉田 渉悟 拳士の上受突です。練習の成果を発揮できているようです。

 

 今回の昇級考試の結果は、全員合格でした。

 髙木 蘭丸 拳士が7級に、吉田 渉悟 拳士が6級に、吉田 光代 拳士が5級に昇級しました。

 合掌 皆さん、おめでとうございます。いつも一生懸命修練している結果だと思います。今後も、共に修行に励みましょう。考試員の皆さんもありがとうございました。

 

 【追記】

 3月9日(水)、合格者に合格証書を授与しましたので、写真を掲載します。

 

小峰 悟 副道院長が大拳士を允可されました!

当道院副道院長 小峰 悟 拳士が、大拳士を允可されましたので、ご報告いたします。

 大拳士允可を頂いて   小峰 悟

 

 合掌

 

 2022年1月16日、京都翔栄高校第二体育館にて特別昇格考試を受験し、無事、大拳士の允可を頂くことができました。

 コロナ禍の影響で、数度延期を繰り返しての考試となりましたが、集中力を切らさずに受験を迎えることができたのは、一重に平井先生の御助力と清水袖師道院の仲間が支えてくれた結果だと痛感しています。

 大拳士に階級が上がったということは、少林寺拳法という組織の中で、自分の持つ役割が増え、それを果たす機会を頂いたものだと考えています。自分の存在が少しでも周りの方々により良い影響を与えることができるよう、今まで以上に修行に励みたいと思います。

 最後に、このような過酷な御時世の中で、特別昇格考試開催の為御尽力いただいた運営の皆様、考試員を務められた諸先生方に感謝いたします。

 

 結手

 

合掌    悟さん、おめでとうございます。今後の益々のご活躍を祈念いたします。  

2022年1月16日静岡中部小教区研修会

2022年1月16日、静岡登呂道院において、静岡中部小教区研修会を開催しました。まずは、鎮魂行を行い、研修に向けて気持ちを集中させます。

講師は静岡登呂道院、高橋大導師が務めました。今回のテーマは「少林寺拳法の修練はなぜ金剛禅の修行たり得るのか」です。初めに、「技だけを修行したいというのは、木を見て森を見ないこと」という開祖の言葉を引用し、原点は「人づくりによる国造り」という目的であると確認しました。「木を見て森を見ず」という点について、高橋先生自作の分かりやすい絵を使って解説をしていただきました。

 

行という字が「力のある人が力のない人を背負って向かい合う姿」であるという点についても、分かりやすい絵を使って解説していただきました。行にはお互い助け合いながら生きるという意味があり、そのため、少林寺拳法の修練は組手が主体となっている、ということを学びました。

 

高橋大導師の講義の後は、討議・要点整理の時間です。受講者ひとりひとりが、忌憚のない意見を述べました。

 

最後に、レポート対象者(権中導師)がレポートを作成して研修会は終了です。研修会の後も、お茶やおしるこをいただきながら、昔の写真や、高橋先生が創作された絵本などを見せていただき、つかの間の楽しいひと時を過ごしました。

季刊 清水に少林寺拳法が掲載されました!

静岡市清水区では戸田書店発行の季刊清水という雑誌があります。静岡市清水区を中心に歴史や文化を深く暖かく掘り下げてくれている雑誌です。54号に少林寺拳法が初めて掲載されたので紹介します。季刊清水編集の鍋田様の関係者が清水袖師道院の体験入門に参加されたのが縁です。

40年前の清水みなと祭りに神輿を出した時を思い出して書きました。

さあ、今からみなと祭りに行くぞと気勢を上げています。まといも作っています。

掲載された写真の原稿です。少林寺拳法では2005年よりシンボルマークを卍からソウエンに変更しました。

介護技術講習会(静岡)参加

少林寺拳法介護技術講習会に清水袖師道院より平井道院長が参加しました。写真は記念撮影以外はUNITY静岡より提供されたものです。

まずは鎮魂行です。厳かに主座 永安正樹指導員、打棒 齋藤政実道院長で始まりました。

永安正樹指導員によりストレッチです。ゆっくり朝の筋肉と心を伸ばします。

易筋行では介護技術と関わりのある技術をテンポよく確認していきました。

休憩時間には宗昻馬UNITY代表理と歓談し記念撮影をしました。

午後は介護技術の実技です。トレーニングウエアで行いました。写真は湯浅理事長の見本実技です。

最後に全員で記念撮影です。UNITY指導員4人の静岡駅までの帰りの送りは平井道院長が行いました。

2021年度 第5回静岡県教区 金剛禅易筋行大会

清水袖師道院 平井富士雄 道院長が実行委員長です。開会に当たり挨拶をしました。理想境を易筋行大会の場で作りましょうと挨拶をしました。

清水袖師道院は静岡県の中部地区なので、真ん中に並んでいます。平井実行委員長と対面するように小峰悟 副道院長、高木蘭丸 拳士が写っています。背中ですが・・・

開会式の後、全員で記念写真を撮りました。私たちは修行をしながら、大会や講習会を通じて集まり、他道院との連帯意識の向上と交流を深めています。

易筋行 Ⅰ では、清水袖師道院の創作演武の発表です。まずは剛法の吸収技です。

少年部演武では、吉田渉悟 拳士、高木蘭丸 拳士が元気いっぱいに演武を披露しました。

女子護身術では、吉田光代 拳士が演武を披露しました。正面の赤い盾卍が書かれた白布は清水袖師道院より持ってきたものです。

暗黒の吸収技として目隠しをして二人同時に吸収する技を3種類、披露しました。

創作演武を終え、合掌礼を下した所です。小峰弘文 拳士が司会をしています。安堵の表情をしています。みんながんばりました。

平井富士雄 清水袖師道院 道院長が実行委員長として閉会宣言をしました。

清水袖師道院参加者で記念撮影です。お疲れ様でした。マスクの下の顔と、心も笑顔です。

 

2021年静岡県教区講習会

2021年10月24日、金剛禅総本山少林寺公認静岡県教区講習会を静岡市中央体育館2階武道場にて開催した。静岡県教区の許可を取っての掲載。

まずは、達磨祭から始まった。浅井副教区長が導師を務め、鎮魂行を行なった。続いて祭詞奉読である。写真の通り、達磨祭の祭詞奉読の間、門徒は礼拝をしている。

導師献香の後、門信徒代表数名が献香をした。写真は平井副教区長の献香である。

達磨祭の導師法話である。副教区長の浅井導師による法話が行われた。変えるもの、変えないものがあるが、時代によって変えるべきものは変えていくと話された。

講師紹介である。本山講師として湯浅先生、教区講師として小泉先生、平井先生が紹介された。司会は事務局長の藤森先生である。

達磨祭が壮言な雰囲気の中で終わり、いよいよ教区講習会である。齋藤教区長より、本山公認講習会の中身と、静岡が毎年休まずに開催出来ている事への感謝の挨拶があった。

講義Ⅰの始まりである。僧階講義3クラスと道院長プログラムの法座が始まった。写真は、権中導師クラスで、「金剛禅指導者として教団の発展に果たす役割」の講義を始める所である。少林寺拳法の礼はお互いに拝み合う合掌礼である。

講義はただリライトを読むだけではなく、身振り手振りもするし、体験談も話をする。

易筋行Ⅰの時間が始まった。段位3クラスと道院長クラスの4クラスにわかれて行った。写真は4段以上クラスである。まずは準備運動から始めた。

易筋行Ⅰのテーマは、少林寺拳法の技がなぜ「宗門の行」なのか。環境(構え、位置、布陣)と探知能力(平常心、調息、八方目)を駆使するのは、拳法だけでなく個々の人生の自己確立や自他共楽に通じる。指導者は宗門の行として技術を指導することが大切である。

少林寺拳法は虚実である。自分を脱力(虚)にすることにより相手の虚を作りコントロールする。虚実の幅と深みが必要である。

最後にマスクを外して記念写真である。ここに参加した一人一人が静岡県に金剛禅を布教し、少林寺拳法を普及する指導者である。

2021年10月17日 山梨武専

ここ2年間はコロナ禍で全国で少林寺拳法の行事や集まりが中止になった。2021年10月17日、清水袖師道院平井富士雄は武専教員として2年ぶりの出張で、山梨武専の講師として参加した。場所は山梨県笛吹市石和清流館である。

鎮魂行、挨拶、その後、全体基本を行った。山梨武専も一日の武専は久しぶりという事もあり、受講者の眼もみんな輝いていた。

基本実技の後は学科である。本日の学科は、「まず自分が動く」である。まず動き、失敗したら過を改めてまた動き出す。七転び八起きの教えは自分で自分をあきらめない教えなのである。

指導者育成初段クラスでは送小手である。受講者は技のコツと深みを自分のものにしようと覗き込んで学ぶ。甲斐の人は真剣です。

少林寺拳法の技は半ばは他人の幸せを考える教えなので、自然に笑顔の空間ができてくる。真剣な中にも楽しみ合って向上できるのが武専のいい所なのである。

内押受突も吸収して行うと痛くないので繰り返し何度でもできる。高齢者になっても変わらずに楽しめるのが少林寺拳法なのである。

指導者養成三段クラスです。上受投げも呼吸を止めずに力まず、正しい姿勢で行う事により自分と相手にかかる負荷を減らせる。少林寺拳法は剛柔一体の養行なのである。

演武の指導である。少し運用法の要素を入れてみた。差込廻蹴より、逆突きが来れば地二、上中がくれば地三を行った。どちらが来るか分からないので演武の欠点となりやすい慣れ合いが無く、呼吸を止めず、姿勢よく、八方目を使う稽古が出来た。迫力を出す為に必要なのは起承転結と、にじみ出る真剣味である。最後は、3構成の演武を作り、物語なので名前を付けた。発表の前に名前を公表し行なった。ユニークな名前で笑いも起きた。山梨県民の自由で活発でユニークな特徴がよく表れていた。

質疑応答の時間に、同時に左右の人を吸収して投げる稽古を各種行なった。膝の吸収が上手に出来た瞬間である。左右を同時に行うため、利き手と両手の感覚が養う事ができる。

少林寺拳法の交流で楽しい時間はあっという間に終わってしまう。互いに学び合い向上し合える、そんな時間と空間が都道府県ごとに持てる、それが武専なのである。写真の時だけマスクをはずした。みんな、いい笑顔をしている。このブログ作成が出来たのは高橋先生の善意である。また、山梨武専、山梨県連、山梨県教区、やまなし YUNITYの皆さん、有難うございました。

帰りの増穂町で八ヶ岳が見送ってくれた。山梨に感謝。また、来ます。

2021年10月8日昇級考試

2021年10月8日、緊急事態宣言が解けたので2年ぶりに一般財団法人shourinjikempo UNITY主催の昇級考試を静岡市東部体育館で行いました。

昇級考試も鎮魂行から始まります。主座は望月翔太拳士です。マスクはしていますが、少林寺拳法の教えを元気に読誦しました。

さあこれから昇級考試の受験科目をしっかりこなして合格するぞ、と合掌礼をします。

剛法の審査は胴を着用して行います。小峰考試員より指示を受けています。

宮崎考試員より昇級考試の注意点を聞いています。受験者はやや緊張気味です。

平井考試員の指示で柔法の送小手です。裏固めが決まり、突いた瞬間です。

合格発表が宮崎考試員より行われました。この時、少林寺拳法の教えも話されます。

受験者全員の氏名が呼名されました。全員合格です。拳士は次のステップに怠らずの邁進します。合格おめでとうございます!

庵原生涯学習交流館 護身術教室

2021年8月7日、静岡市庵原学習交流館より依頼され、静岡市少林寺拳法協会として護身術教室を開催しました。静岡市少林寺拳法協会会長林芳久仁様より挨拶を賜りました。

静岡市少林寺拳法協会理事長小泉実様より少林寺拳法についての説明を賜りました。

講師は清水袖師道院道院長平井富士雄です。まずは、お互いに大切な人間という事で、相手を敬う合掌礼から説明しました。

実技を始める前に怪我防止の為に準備運動をします。

静岡市少林寺拳法協会顧問稲葉寛之様にも親子で参加いただきました。頑張っています。

相手が突いてきた時の対応として内受突の動きをおぼえます。今回は新型コロナウイルス対応の為、相対は行わず、2メーター離れた形で稽古をしました。

参加者は、大人・子供を問わず一生懸命に汗を流します。熱中症対策で細かく水分補給も行い、再開の前には手指の消毒を必ず行いました。

休憩時間に林会長・小泉理事長と談話をしています。

柔法で相手に掴まれた時の対応として小手抜を学びました。

最後に、望月翔太拳士が天地拳1系~6系と卍拳4方向の単独演武を披露しました。参加者全員が参加者全員に拍手を送り、2時間の護身術教室を終了しました。