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関連団体での活動報告
Shorinji Kempo

UNITY武専 兵庫地区 出張

2023年3月19日、清水袖師道院道院長 平井富士雄は兵庫武専(3月は姫路市)に出張した。

開催場所は姫路市にある兵庫県立武道館である。立派な武道館です。

鎮魂行の主座を務め、朝礼では出張教員として挨拶をした。

全体講義は「やらん先に匙をなげるなよ」である。なぜ、開祖が法話でこのように言ったのかを時系列に講義をした。兵庫武専受講者の真剣に学ぶ姿勢が印象的である。

全体基本と実技Ⅱの運用法研究を行った。運用法研究では、3人1組となり、短い時間ではあったが、安全で楽しい修行とする為に、レフリーと運用法をする拳士の知識と技術の向上を目指した。

クラス別技術においては、初・弐段→参段→四・五段→指導者クラスと巡回指導をした。写真は金的カップを装着した相手と金的蹴膝受波返しの指導をしている場面である。

四・五段クラスで四組腰投の指導をしている。各自が指導者として技術を学ぶ姿勢が見てとれる。

指導者クラスで前腕固の指導をしている。コツの見えにくい技は「私にも掛けてください」を連発される事となる。

3月なので閉講式を執り行った。写真は修了者に修了証書を授与している場面である。楽しく学べるUNITY武専の1日もあっという間に終わった。「兵庫武専の受講者、およびスタッフの皆様、ありがとうございました。これからも、お互いに向上していきましょう。」  清水袖師道院 平井富士雄

 

2023年3月5日 静岡中部小教区研修会

静岡中部小教区研修会

2023年3月5日(日)

於:静岡登呂道院

 科目:宗論(宗教論)2 金剛禅史

 テーマ番号:L2 テーマ:宗教法人 金剛禅総本山少林寺が設立された経緯 講師:平井 富士雄 少法師

 参加道院:清水中部道院、清水袖師道院、静岡馬淵道院、静岡城北道院、静岡竜爪道院、静岡登呂道院、焼津道院

 参加者:15名

 

 上記のとおり、小教区研修会を実施しましたので、ご報告いたします。

 

 講義に先立って、鎮魂行を行いました。

 普段の道院における稽古のときだけでなく、小教区研修会の際にも鎮魂行は行われます。鎮魂行を行うことで、目的意識をはっきりさせ、また、その場に集まった全員の心をひとつにします。

 主座は、清水袖師道院 望月 翔太 権中導師が務めました。

 

 

 

 講義は、清水袖師道院 平井 富士雄 少法師が講師を務め、「宗教法人 金剛禅総本山少林寺が設立された経緯」というテーマの下、実施されました。

 留意点は、様々な選択が可能な中で、宗 道臣は何故、自らの教団を仏教系禅門の宗教団体として定めたかという点です。

 宗 道臣の目的理想境建設であり、その手段釈尊の正しい教えでした。しかし、既存の仏教教団の中に釈尊の正しい教えを現代に生かせる組織はないと判断し、自ら理想とする教団を創ったとのことでした。その点について、宗 道臣の言葉を引用しながら、詳しくご説明いただきました。

 また、既存の概念にとらわれず頭を柔らかくすることや、いろいろな考えを受け入れそこから学ぶことの大切さもお話しされました。

 頭を柔らかくするためのひとつの訓練として、下の写真のようなクイズを受講者に出題しました。9つの点を、4本の直線で、一筆書きにするというクイズです。最初に正解を導き出したのは、静岡登呂道院 道院長 高橋 宗造 先生でした。さすがです!

 

 

 講義の後は、討議(受講者発表)です。順番に、講義受講後の所感を述べました。

 個人的(清水袖師 望月)には、高橋先生の学生時代のお話が印象に残りました。拳法の修行だけでなく、リーダーシップをとって社会貢献活動(清掃活動)を行っていたとのこと。学生の頃から高い意識をお持ちだったようで、感服しました。

 

 

 

 討議の後で、今年度、参与道院長になった 清水袖師道院 小峰 悟 拳先生及び静岡城北道院 武衛 篤 先生からご挨拶いただきました。

 

 

 

 最後に、レポート対象者(大導師)は僧階レポートを作成し、小教区研修会は終了です。

 研修会終了後、おしることお茶をいただきました。

 美味しかったです。ごちそうさまでした。(合掌)

 

 

 

 合掌 講師を担当してくださった平井先生、ご参加いただいた受講者の皆様、お茶やおしるこをご用意くださった高橋先生の奥様、ありがとうございました。

 次回の小教区研修会もよろしくお願いいたします。

 

静岡市スポ協より3名の指導者が表彰される。

令和4年度 創立75周年記念 (公財)静岡市スポーツ協会 表彰式

関連団体である静岡市少林寺拳法協会の石切山恭明拳士、小泉実拳士、平井富士雄拳士の3拳士が受賞!

2023年3月3日(金)静岡市スポーツ協会より、静岡市少林寺拳法協会の石切山副会長が功労章、小泉理事長と平井事務局長が優秀指導者章を受章した。コロナ禍で4年ぶりの人を集めての表彰式となった。祝賀会は中止となったが、コロナ後へ一歩踏み出した。

静岡市少林寺拳法協会の石切山副会長受賞の功労章は70歳以上が受賞対象である。功労章全員で18名中の1人である。また功労章は静岡市少林寺拳法協会の第1号である。

長年の功績が、静岡市スポーツ協会という公共団体の中で認められ、記録されることは喜ばしい事である。おめでとうございます。

優秀指導者章は様々なスポーツ団体35名が受賞した。その代表として少林寺拳法の平井が紹介され賞状授与の役を担った。少林寺拳法を修行する一人として誇らしい事である。この静岡市少林寺拳法協会のリーダー3名の受賞は後進の励みとなる。

優秀指導者章の表彰状。来賓の小嶋市長より頑張ってくださいと祝辞をいただいた。

副賞としていただいたガラスのトロフィー。表彰式は普及に邁進する機会の一つである。(平井)

 

 

2023.1.29金剛禅総本山少林寺公認静岡県教区講習会

金剛禅総本山少林寺公認静岡県教区講習会

2023.1.29(日) 於:静岡市北部体育館

主催:金剛禅総本山少林寺静岡県教区

 

 上記の講習会に、清水袖師道院から8名の門信徒が参加しました。

 「金剛禅指導者」としての資質向上を図り、次世代の道院長・幹部を育成することを目的に開催される本講習会は、今回で9回目を迎えます。

 本講習会では皆、様々なことを学び、考え、金剛禅指導者として成長するためのきっかけを得たかと思います。今後の道院における活動につなげていければと思います。

 

 【講義Ⅰ】

 宗教の諸形態 平井 教区講師

 少導師及び僧階未編入の門信徒は、当道院道院長 平井 教区講師の講義を受講しました。

 ご自身がカトリックの家に生まれたという背景があり、金剛禅とカトリックを比較して、共通点を論じられました。

 

 社会布教とその実践方法 藤森 教区講師

 中導師及び権中導師は、藤森 教区講師の講義を受講しました。

 講義の中で、副道院長は中導師以上であることが望ましいとされている理由は、少林寺拳法の技術の指導ができるだけではなく、布教の意義を理解している必要があるためであるというお話がありました。

 本講義を受講したこの記事の筆者(副道院長 望月 翔太 権中導師)は、これを受け、よりいっそう中導師を目指す意欲が湧きました。

 

 【易筋行Ⅰ】

 青山 昌伸 本山教師

 岐阜県からお越しいただいた青山 本山教師に、正中線を立てるということを中心に、様々な技の「理」をご教示いただきました。

 

 【講演会】

 少林寺拳法グループ 宗 昂馬 代表

 この度の講習会は宗 昂馬 代表をお招きし、生の声を聞く僥倖に恵まれました。

 何のために少林寺拳法をしているのかを改めて考えることがテーマでした。

 私たちは、世の中を理想境の方向へ進めるため、開祖の志を継いで少林寺拳法を修行しています。それに関連する様々なお話をされ、1時間という短い時間はあっという間に過ぎていきました。

 

 【易筋行Ⅱ】

 20~39歳の門信徒は、齊藤 教区長にご指導いただきました。

 少林寺拳法は「型」ではなく「」であるから、連絡・変化していくものであるとし、今回は本逆(間接が曲がらない方に攻める)をとる連絡・変化の中でも天秤を中心に、様々な技の応用を学びました。

 

 

 当道院道院長 平井 教区講師は40~59歳の門信徒の指導を担当されました。

 

 【講義Ⅱ】

 金剛禅の修行法 青山 昌伸 本山教師

 年齢を重ね、動けなくなったら、その状態を楽しもう。それはそれでいいじゃないか。という、先生の心のもちようを話され、それが強く印象に残りました。置かれた場所で生かされている自分を認識し、今を大切に生きるという前向きな姿勢を、私たちももちたいと思います。

 

 

 

 以上で講習会は終了です。

 合掌 ご指導いただいた先生方、受講したすべての門信徒の皆様、本日はありがとうございました。大変実りのある一日でした。参加できてよかったと、皆が思ったのではないでしょうか。

 本日の経験を糧とし、今後も道院での活動に精いっぱい尽くしていきましょう。

 

2023年 本山 表彰式・新春法会 出席

2023年 本山 表彰式・新春法会 出席

日時:2023年(令和5年)1月 14日(土)・15日(日)

2023年1月14日 清水袖師道院 道院長 平井富士雄は30年勤続表彰を本山より受け表彰式に出席しました。写真は到着時の開祖像と大雁塔です。

太田司先生は35年、浅井昌典先生は20年の表彰を受けました。おめでとうございます。

大澤隆館長より表彰を授与される直前の写真です。女性が持たれている賞状をいただきました。

本堂にて、大澤隆館長より杉山先生、浅井先生が20周年勤続表彰を受賞されている所です。

表彰式・写真撮影が終了すると冬は日が短い為、大雁塔がライトアップされていました。きれいですね。開祖は建物も心に残るものを残されたのですね!!

1月15日(日)宗昂馬師家 年頭挨拶です。一人一人が目標を持つことが大切ですと、力強く話されました。

師家年頭挨拶と新春法会の間の本堂の様子です。リラックスしていますね。

錬成道場での新春修練会では楽しく汗を流し、境内ではぜんざい会食が行われています。本年も前を向いて一歩づつ金剛禅運動を行います。!!(平井)

 

2022.12.17静岡市少林寺拳法協会 忘年会

2022年12月17日(土)18時より清水駅前えじりあ2階「わん」で静岡市少林寺拳法協会忘年会が行われた。

清水袖師道院からは平井代表道院長・小峰参与道院長が参加した。

林芳久仁協会会長、石切山恭明副会長、稲葉寛之顧問をはじめ、静岡市少林寺拳法協会の所属長が集いフェスティバルの熱気も冷めやらぬ中、行われた。

林会長より1年間のねぎらいの挨拶を賜り、稲葉顧問よりフェスティバルの成功のお言葉をいただき石切山副会長が乾杯の音頭を取り楽しいひと時が始まった。

楽しいひと時は、またたく間に2時間を流し、小泉理事長より、来年はより工夫をしていい年にしましょうと締めの挨拶をいただき散会した。

令和4年度第16回しずおかスポーツフェスティバル少林寺拳法中部地域大会

令和4年度第16回しずおかスポーツフェスティバル

少林寺拳法中部地域大会

2022年12月11日 静岡市南部体育館

主催:公益財団法人静岡県スポーツ協会

12月16日の静岡新聞にフェスティバルの記事が掲載されました。吉田渉悟拳士がインタビューに答えています。

 

 12月11日(日)、しずおかスポーツフェスティバル少林寺拳法中部地域大会が開催され、清水袖師道院からは、拳士・家族、合わせて18名が参加しました。

 参加者全員が楽しく学べて、明日からも、さらに前向きに少林寺拳法と関わっていこうと思える一日にしたいという目標の下、このイベントは開催されました。普段の稽古では行わない、風船バレーかるた修練クイズ修練といった、一風変わった、遊び心のある修練が行われました。

 

 風船バレー

 単なる風船バレーではなく、拳法・風船バレーという、少林寺拳法の要素が加えられた遊びです。

 全員で合掌礼をした後に、少林寺拳法の構えをとってから始め、点が入ったら拍手でたたえます。

 

 かるた修練

 かるた修練でも、拳法かるたという、「句」の内容が少林寺拳法の学習になるかるたを使って、みんなで遊びました。

 句の内容については、指導員が適宜解説をいれます。上の写真は、句で詠まれていた、伏虎地二とはどんな技なのか、小峰指導員と飯妻指導員が実演している様子です。

 

 クイズ修練

 少林寺拳法の学科を、〇×クイズ形式で楽しく学びました。

 出題は小峰指導員が中心となり、平井指導員と交代で行いました。簡単な問題もあれば、難しい問題もあり、とても盛り上がりました。

 

 

 合掌 参加された皆様、準備をしてくださった実行委員の皆様、ありがとうございました。

 皆様のおかげで、全員の思い出に残る、楽しい一日になったのではないでしょうか。

 来年も楽しみですね。

令和4年静岡県高等学校新人体育大会 審判として参加

2022年11月6日、静岡北部体育館において静岡県高校学校体育連盟主催「令和4年静岡県高等学校新人体育大会少林寺拳法競技が行われた。清水袖師道院より5人の審判を派遣した。平井道院長は審判長として参加した。写真は審判会議である。

この大会は3月に善通寺市体育館で行われる全国高校生連盟新人大会の予選となる。

野田審判員の採点状況、後ろに望月満審判員、机に小峰悟審判員が採点をしている。

小峰弘文審判員の採点状況。後ろに山崎専門部長、湯浅理事長

望月翔太審判員の採点状況

小峰悟審判員は、監査審判を行っている。

望月満(清水中部)審判員の採点状況

少林寺拳法に於いては、大会もまた行をおさめるための一形態であり、同時に幸福運動を展開する上での重要な手段である。(審判講習会資料より)

UNITY武専 千葉地区 出張

11月3日、文化の日、SHORINJIKEMPO UNITY武専 千葉地区が開催され、清水袖師道院平井富士雄は出張教員として派遣された。場所は船橋アリーナ(船橋市総合体育館)である。

鎮魂行・挨拶に引き続き、講義Ⅰで金剛禅学習「宗門の行たる少林寺拳法」の講義を行った。まず、行の解説を行い、道院は小さな理想境であり、道院から社会に金剛禅運動を広げていく講義を行った。

午後から久保先生の準備運動の後、基本を行った。少林寺拳法の蹴りは腰の回転を活用する事から基本に入っていった。

少林寺拳法の指導者は、まず見本となる動きや技を自らが行うのが原則である。

実技 Ⅰ では巡回指導を行った。学生の練習会と合同の時間もあり、サブアリーナは拳士でいっぱいになった。

虎倒の指導をしている写真である。怪我の予防のため、受身等が必要な技を行う場合は技の前に受身をしている。実技 Ⅱ では、少林寺拳法技術の活用で「少林寺拳法で介護ができる」を久保先生を中心に行った。

質疑応答で、柔法での足捌の質問に答えている写真である。千葉武専も活気があり、武専OBの先生方も熱心に修練をしている武専でした。平井富士雄

金剛禅総本山少林寺静岡県教区第6回金剛禅易筋行大会

金剛禅総本山少林寺静岡県教区第6回金剛禅易筋行大会

2022年9月25日(日) ㏌ 静岡県武道館

主催:金剛禅総本山少林寺静岡県教区

 

 上記の催しに、当道院から13名の拳士が参加しました。易筋行大会は年に一度、他教区との交流を深めながら金剛禅の在り方について再考する場として開催されます。今年もまた、活気に満ち、多くの学びがあり、そして笑顔のあふれる一日を、静岡県中から集った門信徒の同志達と共に過ごすことができました。

 

 

 

 鎮魂行を行っているところです。清水袖師道院の少年部の門信徒は、緑の輪袈裟を着用して参加しました。

 

 

 発表の部では、道院または小教区ごとに、それぞれが普段の修練の様子や個性豊かな演武を披露しました。清水袖師道院は清水中部道院と合同し、中部小教区として発表しました。内容は、少林寺拳法の歌に合わせた単演です。当道院道院長 平井 富士雄 少法師の歌う少林寺拳法の歌に合わせて、天地拳第一系、龍王拳第一系及び義和拳第一系の単演を全員で行いました。「拳は他人のためならず~」から始まるこの歌を、懐かしく感じる門信徒も多かったようです。

 

 

 学びの部は、副教区長 浅井 昌典 先生による講義です。金剛禅とは何か、宗門の行とは何か、我々の目指すところは何か等、私たち金剛禅の門信徒にとって大切な、根本的な部分についてお話しくださいました。技に教えが内在されているというお話や、九転十起のお話しがとても印象的でした。また、上田先生のエピソードからは、私たちにも大きな感動が伝わってきました。

 

 

 修練の部では、年代で分かれて修練を行います。他道院、他教区の同年代の門信徒と易筋行を通じてふれあいました。仲良く内受突の練習をしています。

 

 

 

 交流の部は、①グループディスカッションから始まります。今度は、主に言葉を交わして他道院、他教区の門信徒とふれあいます。

 

 

 最後は、交流の部②羅漢錬拳(創作演武)です。誕生月2月ごとに6つのグループに分かれ、グループ内でペアを作り、3・4構成程度の組演武を創作します。今日、初めて会った人と協力して演武が作れるというのは、素晴らしいことです。「こんな演武にしたらどうかな」「この技はこう掛けた方がいいよ」と、本当に楽しそうに組手主体の修行をしている姿は、羅漢錬拳そのものであり、これこそまさに理想境ではないでしょうか。

 

 

 合掌 ご参加いただいた門信徒の皆様、保護者の皆様、ありがとうございました。とても幸せな一日だったように思います。台風15号による災害のため今回欠席せざるをえなかった方々、来年はぜひ一緒に易筋行大会を盛り上げましょう。