関連団体での活動報告
Shorinji Kempo

令和4年度第16回しずおかスポーツフェスティバル少林寺拳法中部地域大会

令和4年度第16回しずおかスポーツフェスティバル

少林寺拳法中部地域大会

2022年12月11日 静岡市南部体育館

主催:公益財団法人静岡県スポーツ協会

12月16日の静岡新聞にフェスティバルの記事が掲載されました。吉田渉悟拳士がインタビューに答えています。

 

 12月11日(日)、しずおかスポーツフェスティバル少林寺拳法中部地域大会が開催され、清水袖師道院からは、拳士・家族、合わせて18名が参加しました。

 参加者全員が楽しく学べて、明日からも、さらに前向きに少林寺拳法と関わっていこうと思える一日にしたいという目標の下、このイベントは開催されました。普段の稽古では行わない、風船バレーかるた修練クイズ修練といった、一風変わった、遊び心のある修練が行われました。

 

 風船バレー

 単なる風船バレーではなく、拳法・風船バレーという、少林寺拳法の要素が加えられた遊びです。

 全員で合掌礼をした後に、少林寺拳法の構えをとってから始め、点が入ったら拍手でたたえます。

 

 かるた修練

 かるた修練でも、拳法かるたという、「句」の内容が少林寺拳法の学習になるかるたを使って、みんなで遊びました。

 句の内容については、指導員が適宜解説をいれます。上の写真は、句で詠まれていた、伏虎地二とはどんな技なのか、小峰指導員と飯妻指導員が実演している様子です。

 

 クイズ修練

 少林寺拳法の学科を、〇×クイズ形式で楽しく学びました。

 出題は小峰指導員が中心となり、平井指導員と交代で行いました。簡単な問題もあれば、難しい問題もあり、とても盛り上がりました。

 

 

 合掌 参加された皆様、準備をしてくださった実行委員の皆様、ありがとうございました。

 皆様のおかげで、全員の思い出に残る、楽しい一日になったのではないでしょうか。

 来年も楽しみですね。

令和4年静岡県高等学校新人体育大会 審判として参加

2022年11月6日、静岡北部体育館において静岡県高校学校体育連盟主催「令和4年静岡県高等学校新人体育大会少林寺拳法競技が行われた。清水袖師道院より5人の審判を派遣した。平井道院長は審判長として参加した。写真は審判会議である。

この大会は3月に善通寺市体育館で行われる全国高校生連盟新人大会の予選となる。

野田審判員の採点状況、後ろに望月満審判員、机に小峰悟審判員が採点をしている。

小峰弘文審判員の採点状況。後ろに山崎専門部長、湯浅理事長

望月翔太審判員の採点状況

小峰悟審判員は、監査審判を行っている。

望月満(清水中部)審判員の採点状況

少林寺拳法に於いては、大会もまた行をおさめるための一形態であり、同時に幸福運動を展開する上での重要な手段である。(審判講習会資料より)

UNITY武専 千葉地区 出張

11月3日、文化の日、SHORINJIKEMPO UNITY武専 千葉地区が開催され、清水袖師道院平井富士雄は出張教員として派遣された。場所は船橋アリーナ(船橋市総合体育館)である。

鎮魂行・挨拶に引き続き、講義Ⅰで金剛禅学習「宗門の行たる少林寺拳法」の講義を行った。まず、行の解説を行い、道院は小さな理想境であり、道院から社会に金剛禅運動を広げていく講義を行った。

午後から久保先生の準備運動の後、基本を行った。少林寺拳法の蹴りは腰の回転を活用する事から基本に入っていった。

少林寺拳法の指導者は、まず見本となる動きや技を自らが行うのが原則である。

実技 Ⅰ では巡回指導を行った。学生の練習会と合同の時間もあり、サブアリーナは拳士でいっぱいになった。

虎倒の指導をしている写真である。怪我の予防のため、受身等が必要な技を行う場合は技の前に受身をしている。実技 Ⅱ では、少林寺拳法技術の活用で「少林寺拳法で介護ができる」を久保先生を中心に行った。

質疑応答で、柔法での足捌の質問に答えている写真である。千葉武専も活気があり、武専OBの先生方も熱心に修練をしている武専でした。平井富士雄

金剛禅総本山少林寺静岡県教区第6回金剛禅易筋行大会

金剛禅総本山少林寺静岡県教区第6回金剛禅易筋行大会

2022年9月25日(日) ㏌ 静岡県武道館

主催:金剛禅総本山少林寺静岡県教区

 

 上記の催しに、当道院から13名の拳士が参加しました。易筋行大会は年に一度、他教区との交流を深めながら金剛禅の在り方について再考する場として開催されます。今年もまた、活気に満ち、多くの学びがあり、そして笑顔のあふれる一日を、静岡県中から集った門信徒の同志達と共に過ごすことができました。

 

 

 

 鎮魂行を行っているところです。清水袖師道院の少年部の門信徒は、緑の輪袈裟を着用して参加しました。

 

 

 発表の部では、道院または小教区ごとに、それぞれが普段の修練の様子や個性豊かな演武を披露しました。清水袖師道院は清水中部道院と合同し、中部小教区として発表しました。内容は、少林寺拳法の歌に合わせた単演です。当道院道院長 平井 富士雄 少法師の歌う少林寺拳法の歌に合わせて、天地拳第一系、龍王拳第一系及び義和拳第一系の単演を全員で行いました。「拳は他人のためならず~」から始まるこの歌を、懐かしく感じる門信徒も多かったようです。

 

 

 学びの部は、副教区長 浅井 昌典 先生による講義です。金剛禅とは何か、宗門の行とは何か、我々の目指すところは何か等、私たち金剛禅の門信徒にとって大切な、根本的な部分についてお話しくださいました。技に教えが内在されているというお話や、九転十起のお話しがとても印象的でした。また、上田先生のエピソードからは、私たちにも大きな感動が伝わってきました。

 

 

 修練の部では、年代で分かれて修練を行います。他道院、他教区の同年代の門信徒と易筋行を通じてふれあいました。仲良く内受突の練習をしています。

 

 

 

 交流の部は、①グループディスカッションから始まります。今度は、主に言葉を交わして他道院、他教区の門信徒とふれあいます。

 

 

 最後は、交流の部②羅漢錬拳(創作演武)です。誕生月2月ごとに6つのグループに分かれ、グループ内でペアを作り、3・4構成程度の組演武を創作します。今日、初めて会った人と協力して演武が作れるというのは、素晴らしいことです。「こんな演武にしたらどうかな」「この技はこう掛けた方がいいよ」と、本当に楽しそうに組手主体の修行をしている姿は、羅漢錬拳そのものであり、これこそまさに理想境ではないでしょうか。

 

 

 合掌 ご参加いただいた門信徒の皆様、保護者の皆様、ありがとうございました。とても幸せな一日だったように思います。台風15号による災害のため今回欠席せざるをえなかった方々、来年はぜひ一緒に易筋行大会を盛り上げましょう。

 

 

令和4年度静岡県(藤枝市)地域社会少林寺拳法指導者研修会

令和4年度静岡県(藤枝市)地域社会少林寺拳法指導者研修会

      期間:令和4年9月10日(土)~9月11日(日) 会場:静岡県武道館

      主催:公益財団法人日本武道館、全国都道府県立武道館協議会、

  一般財団法人少林寺拳法連盟、公益財団法人静岡県スポーツ協会静岡県武道館

 

 上記研修会に、清水袖師道院からは7名の拳士が参加しました。

 二日間に渡る研修を通して、道院において指導を行う際に重視すべきポイントや指導者としての心構え、また技を掛ける上での様々なコツを学びました。

 二日間という短い期間でありながら得たものは大変多く、本研修は今後私たちが指導者として成長するための大きなきっかけになりました。

 今後の道院における稽古の中で、その成果をフィードバックしていければと思います。

 

 本山からの派遣講師、新井  庸弘  先生並びに倉本  亘康  先生と一緒に記念写真を撮らせていただきました。

 

 

 足の裏の感覚から。倉本先生が基本を指導する際のひとつのキーワードです。振子突を左右に蟹足をしながら行うことでつま先から動く感覚を養う修練方法や、レの字立に構え、前体重から後体重、後体重から前体重へと体重を移す時に、体重のかかっていない足の踵を上げることで、おのずと腰が回るようになるという指導法は、合理的で分かり易く、ぜひ今後の道院における指導に活用したいと思いました。

 

 

 新井先生からは様々な技のをご教示いただきました。皆、それを会得しようと、食い入るように先生が技を掛けている姿を見ていました。この度の研修で、新井先生と触れ合えたのは大変な僥倖であったと思います。とはいえ、その技術はとてもこの研修の時間だけで会得できるものではありません。今後の稽古の中で、平井先生のご指導の下、新井先生の技を研究していくのが楽しみです。

 

 

 合掌 派遣講師及び地元講師の先生方、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。大変実りのある研修会でした。

 多くの拳士が、休み時間に集まって、本研修で学んだ技術の復習をしていました。研修で得たものを互いに教え合い、楽しみながら技の研究をしている光景は、とても少林寺拳法らしいものでした。このような研修会に、またみんなで参加できたらいいと思います。

 

 

 

 

2022.9.4北陸武専

2022年9月4日、金沢勤労者プラザにおいてSHOURINJIKEMPOU UNITY武専 北陸地区が開催され、清水袖師道院平井富士雄は出張教員として派遣された。写真は金沢駅の正面玄関である。

この武専は、年6回行われる内の3回目となる。鎮魂行のあと全体講義である。「宗教とは何か」について講義を行った。全国どこに行っても受講者は社会の指導者を目指し、熱心である。

午後からは実技である。クラスごとに分かれておこなっている。写真は大きい動きで体捌きと運歩法の指導をしている。

写真は両手閂投げを行っている所である。指導員の動きをそのまま吸収しようと真剣です。

1日の講義が終わって講評をしている。少林寺拳法を共に行っている時間はみんなお互いに向上をする理想境が現れる。熱い眼差しでいい汗をかき、楽しい1日が終了した。北陸武専の拳士の皆さんに、またお会いできる日を楽しみにしている。(平井)

2022.8.6全日本少年少女武道錬成大会

2022年8月6日(土)日本武道館主催の「令和4年度・少林寺拳法・全日本少年少女武道錬成大会」に吉田渉悟拳士、望月海翔拳士が参加しました。武道は心技一如の運動文化で、人格を磨き、道徳心を高め、礼節を尊重する態度を養う「人間形成の道」です。写真は到着時の様子です。

日本武道館には大きな日の丸が掲げられています。この会場は1964年と2021年の東京オリンピックの舞台となりました。錬成大会に参加することで名誉ある日本武道館の中に入れます。

この大会は2020年・2021年とオリンピックの関係で未開催となり、3年ぶりの開催です。コロナ禍対策で、午前が関東以外の道府県、午後が関東の所属拳士に分けての開催となった。大会スタッフも大変であったと思います。写真は吉田渉悟拳士のデビュー戦です。本人が工夫を凝らした発表となりました。

望月海翔拳士のデビューの単独演武です。本来ならば相対演武だったのですが、1週間で単独演武に仕上げました。家でも練習した結果、凛々しく構えています。

午前中で関東以外の道府県は退場となり、浅草でお昼を食べて、帰途に着きました。

2022.8.21長野県教区講習会

2022年8月21日(日)金剛禅総本山少林寺より講師派遣依頼を受けて清水袖師道院長 平井富士雄は金剛禅総本山少林寺公認 長野県教区講習会の本山教師として講師を務めた。

開会式、鎮魂行終了後、法階講義を担当した。テーマは、「金剛禅の主張と願い」である。拳禅一如の修行を通じて自己確立をし、平和的手段による地上天国を目指す旨の講義を、自らの体験を交えて伝えた。

「易筋行Ⅰ」では、参加者全員で、実践的な動きの中に健康増進、護身練胆、精神修養の三徳を身につけられる行であることを確認した。「行」であることを指導者が伝えると伝えないでは修行の成果が大きく変わるものである。

「易筋行Ⅱ」では5段以上を担当して、変化技としての吸収を使った技等を中心に守主攻従、組手主体、力愛不二の教えと共に確認をした。

長野県教区としては初めての県教区講習会を終了した。田村教区長を中心に、和やかな中にも真剣で学ぶ意識の高さを感じた。みんな明日の長野県教区に期待が出来る顔をしている。そして講師は受講者以上に多くを学べた。ありがとうございました。合掌。(平井)

2022年8月21日静岡中部小教区研修会

2022年8月21日、清水中部道院にて小教区研修会を行いました。

司会・清水中部道院、望月満権中導師

主座・清水袖師道院、望月翔太権中導師

打棒は清水袖師道院、小峰悟中導師

静岡馬淵道院、宮崎正志大導師に『布教の意義』をテーマに講義をして頂きました。

厳粛な雰囲気の中、参加者全員が真剣に講義に耳を傾けています。

講義終了後、参加者による討論を行いました。全員が自分の考えを意見し、テーマについて

どの様な考えを持ち、何を感じたかを共有しました。

次回は3月5日、静岡登呂道院にて平井富士雄少法師に講義をして頂きます。

2022.8.14秋田武専

 

2022年8月14日、SYORINJI KEMPO UNTYからの出張依頼により清水袖師道院長 平井富士雄は武専教師補として秋田武専の講師を務めた。武専は、少林寺拳法グループにおける指導者養成の中心的役割を担う機関である。

まずは、鎮魂行から始まる。武専は、少林寺拳法創始の目的とその教えと技法、そして少林寺拳法の社会における価値とその可能性をより深く教授することを通じて、開祖が提唱された金剛禅運動(幸福運動)の指導者の育成と、広く社会に貢献できる指導的社会人を育成することを目的とする。

基本実技(全体基本)を行っている写真である。少林寺拳法の技術は易筋行であり、その修行が、護身練炭・精神修養・健康増進(三徳兼備の行)になり、力愛不二・自他共楽の精神を育むシステムになっている。

講義1教範学習「宗教とは何か」の講義である。私たちは楽しくも厳しい修行を積み、釈尊の正しい教えの実践に努め、平和で豊かな社会の実現を願いとして活動しています。

実技Ⅰ 資格別実技を行っている所である。技術の習得を通じて、己の可能性を信じ、周囲の人と楽しみながら、学ぶ時間である。講師も共に技術を行うことにより、受講者以上に学べる機会となっている。ここ数日、大雨で各地で災害が起きている。その様な中で、学びの楽しい充実した時間を過ごせたことに感謝している。(平井)