関連団体での活動報告
Shorinji Kempo

UNITY武専 東京地区

4月30日(日)エスフォルタリアリーナ八王子で行われた東京武専に

清水袖師道院 道院長 平井富士雄 が出張教員として派遣された。

4月30日(日)エスフォルタアリーナの正面玄関、平林先生に撮影していただいた。

先ずは「鎮魂行」。鎮魂行の主座を務めた。おごそかな雰囲気であった。

「開校式」で代表理事代理を務め、オリエンテーションの後、「基本実技」を行った。内容は義和拳第1~2系単独法形の注意点、運歩法、受身、体捌、体構えである。終了後、質問にくる拳士がいて熱心さが伝わってくる。

「講義Ⅰ」では「自己確立が出来て初めて自他共楽に至る」を講義した。「強さとは何か」の本を半数以上の拳士が持参していて学ぶ意識の高さが解かる。

「実技Ⅰ」では指導者コース60歳未満を前田保男先生と共に担当した。研究テーマは「心身改造に向けた人づくり」また、修練と金剛禅の教義との関係、金剛禅の思想の実践研究である。実践的な剛法と吸収の技術の修錬を通じて研究した。

「講義Ⅱ」は資格別講義で、指導者養成講座①「教区活動を学ぶ」の講義をした。静岡県で、副教区長と小教区長としての活動をしているので、実体験を講義に入れた。

「実技Ⅱ」も実技Ⅰの続きのテーマだったが、「時間をかけて身に付けて帰りたい」との要求があり、比較的間違いやすい法形の修練を行った。お互いに教え合い学び合い向上する小さな理想境がここに現れていた。

楽しい東京武専もあっというまに過ぎて、終了の対面礼となる。「武専は各都道府県にあり、全国で汗を流している仲間がいるので、共に盛り上げていきましょう」と講評し終了した。(平井富士雄)

令和5年度静岡県高体連少林寺拳法専門部技術講習会

令和5年度静岡県高体連少林寺拳法専門部技術講習会

令和5年4月30日(日) 於:静岡市北部体育館

主催:静岡県高体連少林寺拳法専門部

テーマ

少林寺拳法の魅力

 

 上記の講習会が、本部指導員、秋元 宏介 先生及び川島 佑斗 先生のご指導の下、行われました。

 清水袖師道院からは、地区指導員として、4名の拳士が参加しました。

 

 高校生主体の講習会で、基本・単演から抽出科目の講習、さらには演武講習まであり、内容が盛りだくさんの一日でした。

 高校一年生の皆さんは、まだ少林寺拳法を習い始めたばかりで、覚えることも多く大変です。したがって指導員は、高校一年生の皆さんには、特に手厚く指導を行います。少林寺拳法の構え方、身体の動かし方、技の理等、丁寧に指導しました。

 

 

 「少林寺拳法の魅力」をテーマとした講義も、学年別に行われました。

 高校二年生を対象とした講義は、当道院 副道院長 望月 翔太 拳士が担当しました。望月 拳士は、少林寺拳法は、その「教え」が生きる上で拠り所となり、人生を豊かにできることが魅力であると感じていて、その中でも「自己確立・自他共楽→理想境建設」という理論が大切であると考え、そのことについての自身の見解を高校二年生の皆さんに伝えました。

 

 

 

 合掌 秋元 先生、川島 先生、顧問・監督・指導員の皆様、参加された拳士の皆様、充実した一日をありがとうございました。少林寺拳法の魅力を、大勢の方と共有できたことかと思います。これからも少林寺拳法の修行に邁進し、仲間と共に、新しい魅力を生み出していきましょう。(清水袖師道院 望月)

2023年度 第1回 UNITY武専:静岡地区

2023年度 第1回 UNITY武専:静岡地区

4月16日(日)

於:藤枝市武道館

清水袖師道院では、人づくりの一環として、各自の成長を促し、横のつながりを広げる為

SHORINJI KEMPO UNITYの主催する武専への参加を推進しています。

 

 上記のとおり開催された武専において、当道院道院長 平井 富士雄 教師が、派遣教員として実技及び講義を担当しました。

 また、当道院から4名の拳士が受講し、研鑚に励みました。

 

 [基本実技]

 上の写真は、白蓮八陣及び義和九陣について、受講生に説明している様子です。

 他にも、義和拳第一系及び第二系の確認や、あまりなじみがないであろう、足跳込足跳退足転足の詳しい説明等を行いました。

 

 

[講義Ⅰ・講義Ⅱ]

 講義Ⅰ「自己確立ができて初めて自他共楽に至る」及び講義Ⅱ「少林寺拳法は人づくりのための行である」を続けて担当しました。上の写真は、講義Ⅱの中で、の意義について説明しているところです。

 

 

[実技Ⅰ・実技Ⅱ[(巡回指導)]

 実技Ⅰ・実技Ⅱでは、各クラスを指導して回りました。平井教師の技を会得しようと、皆熱心に平井教師の動きを観察していました。

 

 

 

 合掌 平井先生、指導員の先生方、武専運営委員の先生方、受講生の皆様、一日ありがとうございました。

多くの学びがあり、充実した一日でした。心地よい疲れの中で、今夜は気持ちよく眠れそうです。(清水袖師道院 望月)

 

 

 

UNITY武専 兵庫地区 出張

2023年3月19日、清水袖師道院道院長 平井富士雄は兵庫武専(3月は姫路市)に出張した。

開催場所は姫路市にある兵庫県立武道館である。立派な武道館です。

鎮魂行の主座を務め、朝礼では出張教員として挨拶をした。

全体講義は「やらん先に匙をなげるなよ」である。なぜ、開祖が法話でこのように言ったのかを時系列に講義をした。兵庫武専受講者の真剣に学ぶ姿勢が印象的である。

全体基本と実技Ⅱの運用法研究を行った。運用法研究では、3人1組となり、短い時間ではあったが、安全で楽しい修行とする為に、レフリーと運用法をする拳士の知識と技術の向上を目指した。

クラス別技術においては、初・弐段→参段→四・五段→指導者クラスと巡回指導をした。写真は金的カップを装着した相手と金的蹴膝受波返しの指導をしている場面である。

四・五段クラスで四組腰投の指導をしている。各自が指導者として技術を学ぶ姿勢が見てとれる。

指導者クラスで前腕固の指導をしている。コツの見えにくい技は「私にも掛けてください」を連発される事となる。

3月なので閉講式を執り行った。写真は修了者に修了証書を授与している場面である。楽しく学べるUNITY武専の1日もあっという間に終わった。「兵庫武専の受講者、およびスタッフの皆様、ありがとうございました。これからも、お互いに向上していきましょう。」  清水袖師道院 平井富士雄

 

2023年3月5日 静岡中部小教区研修会

静岡中部小教区研修会

2023年3月5日(日)

於:静岡登呂道院

 科目:宗論(宗教論)2 金剛禅史

 テーマ番号:L2 テーマ:宗教法人 金剛禅総本山少林寺が設立された経緯 講師:平井 富士雄 少法師

 参加道院:清水中部道院、清水袖師道院、静岡馬淵道院、静岡城北道院、静岡竜爪道院、静岡登呂道院、焼津道院

 参加者:15名

 

 上記のとおり、小教区研修会を実施しましたので、ご報告いたします。

 

 講義に先立って、鎮魂行を行いました。

 普段の道院における稽古のときだけでなく、小教区研修会の際にも鎮魂行は行われます。鎮魂行を行うことで、目的意識をはっきりさせ、また、その場に集まった全員の心をひとつにします。

 主座は、清水袖師道院 望月 翔太 権中導師が務めました。

 

 

 

 講義は、清水袖師道院 平井 富士雄 少法師が講師を務め、「宗教法人 金剛禅総本山少林寺が設立された経緯」というテーマの下、実施されました。

 留意点は、様々な選択が可能な中で、宗 道臣は何故、自らの教団を仏教系禅門の宗教団体として定めたかという点です。

 宗 道臣の目的理想境建設であり、その手段釈尊の正しい教えでした。しかし、既存の仏教教団の中に釈尊の正しい教えを現代に生かせる組織はないと判断し、自ら理想とする教団を創ったとのことでした。その点について、宗 道臣の言葉を引用しながら、詳しくご説明いただきました。

 また、既存の概念にとらわれず頭を柔らかくすることや、いろいろな考えを受け入れそこから学ぶことの大切さもお話しされました。

 頭を柔らかくするためのひとつの訓練として、下の写真のようなクイズを受講者に出題しました。9つの点を、4本の直線で、一筆書きにするというクイズです。最初に正解を導き出したのは、静岡登呂道院 道院長 高橋 宗造 先生でした。さすがです!

 

 

 講義の後は、討議(受講者発表)です。順番に、講義受講後の所感を述べました。

 個人的(清水袖師 望月)には、高橋先生の学生時代のお話が印象に残りました。拳法の修行だけでなく、リーダーシップをとって社会貢献活動(清掃活動)を行っていたとのこと。学生の頃から高い意識をお持ちだったようで、感服しました。

 

 

 

 討議の後で、今年度、参与道院長になった 清水袖師道院 小峰 悟 拳先生及び静岡城北道院 武衛 篤 先生からご挨拶いただきました。

 

 

 

 最後に、レポート対象者(大導師)は僧階レポートを作成し、小教区研修会は終了です。

 研修会終了後、おしることお茶をいただきました。

 美味しかったです。ごちそうさまでした。(合掌)

 

 

 

 合掌 講師を担当してくださった平井先生、ご参加いただいた受講者の皆様、お茶やおしるこをご用意くださった高橋先生の奥様、ありがとうございました。

 次回の小教区研修会もよろしくお願いいたします。

 

静岡市スポ協より3名の指導者が表彰される。

令和4年度 創立75周年記念 (公財)静岡市スポーツ協会 表彰式

関連団体である静岡市少林寺拳法協会の石切山恭明拳士、小泉実拳士、平井富士雄拳士の3拳士が受賞!

2023年3月3日(金)静岡市スポーツ協会より、静岡市少林寺拳法協会の石切山副会長が功労章、小泉理事長と平井事務局長が優秀指導者章を受章した。コロナ禍で4年ぶりの人を集めての表彰式となった。祝賀会は中止となったが、コロナ後へ一歩踏み出した。

静岡市少林寺拳法協会の石切山副会長受賞の功労章は70歳以上が受賞対象である。功労章全員で18名中の1人である。また功労章は静岡市少林寺拳法協会の第1号である。

長年の功績が、静岡市スポーツ協会という公共団体の中で認められ、記録されることは喜ばしい事である。おめでとうございます。

優秀指導者章は様々なスポーツ団体35名が受賞した。その代表として少林寺拳法の平井が紹介され賞状授与の役を担った。少林寺拳法を修行する一人として誇らしい事である。この静岡市少林寺拳法協会のリーダー3名の受賞は後進の励みとなる。

優秀指導者章の表彰状。来賓の小嶋市長より頑張ってくださいと祝辞をいただいた。

副賞としていただいたガラスのトロフィー。表彰式は普及に邁進する機会の一つである。(平井)

 

 

2023.1.29金剛禅総本山少林寺公認静岡県教区講習会

金剛禅総本山少林寺公認静岡県教区講習会

2023.1.29(日) 於:静岡市北部体育館

主催:金剛禅総本山少林寺静岡県教区

 

 上記の講習会に、清水袖師道院から8名の門信徒が参加しました。

 「金剛禅指導者」としての資質向上を図り、次世代の道院長・幹部を育成することを目的に開催される本講習会は、今回で9回目を迎えます。

 本講習会では皆、様々なことを学び、考え、金剛禅指導者として成長するためのきっかけを得たかと思います。今後の道院における活動につなげていければと思います。

 

 【講義Ⅰ】

 宗教の諸形態 平井 教区講師

 少導師及び僧階未編入の門信徒は、当道院道院長 平井 教区講師の講義を受講しました。

 ご自身がカトリックの家に生まれたという背景があり、金剛禅とカトリックを比較して、共通点を論じられました。

 

 社会布教とその実践方法 藤森 教区講師

 中導師及び権中導師は、藤森 教区講師の講義を受講しました。

 講義の中で、副道院長は中導師以上であることが望ましいとされている理由は、少林寺拳法の技術の指導ができるだけではなく、布教の意義を理解している必要があるためであるというお話がありました。

 本講義を受講したこの記事の筆者(副道院長 望月 翔太 権中導師)は、これを受け、よりいっそう中導師を目指す意欲が湧きました。

 

 【易筋行Ⅰ】

 青山 昌伸 本山教師

 岐阜県からお越しいただいた青山 本山教師に、正中線を立てるということを中心に、様々な技の「理」をご教示いただきました。

 

 【講演会】

 少林寺拳法グループ 宗 昂馬 代表

 この度の講習会は宗 昂馬 代表をお招きし、生の声を聞く僥倖に恵まれました。

 何のために少林寺拳法をしているのかを改めて考えることがテーマでした。

 私たちは、世の中を理想境の方向へ進めるため、開祖の志を継いで少林寺拳法を修行しています。それに関連する様々なお話をされ、1時間という短い時間はあっという間に過ぎていきました。

 

 【易筋行Ⅱ】

 20~39歳の門信徒は、齊藤 教区長にご指導いただきました。

 少林寺拳法は「型」ではなく「」であるから、連絡・変化していくものであるとし、今回は本逆(間接が曲がらない方に攻める)をとる連絡・変化の中でも天秤を中心に、様々な技の応用を学びました。

 

 

 当道院道院長 平井 教区講師は40~59歳の門信徒の指導を担当されました。

 

 【講義Ⅱ】

 金剛禅の修行法 青山 昌伸 本山教師

 年齢を重ね、動けなくなったら、その状態を楽しもう。それはそれでいいじゃないか。という、先生の心のもちようを話され、それが強く印象に残りました。置かれた場所で生かされている自分を認識し、今を大切に生きるという前向きな姿勢を、私たちももちたいと思います。

 

 

 

 以上で講習会は終了です。

 合掌 ご指導いただいた先生方、受講したすべての門信徒の皆様、本日はありがとうございました。大変実りのある一日でした。参加できてよかったと、皆が思ったのではないでしょうか。

 本日の経験を糧とし、今後も道院での活動に精いっぱい尽くしていきましょう。

 

2023年 本山 表彰式・新春法会 出席

2023年 本山 表彰式・新春法会 出席

日時:2023年(令和5年)1月 14日(土)・15日(日)

2023年1月14日 清水袖師道院 道院長 平井富士雄は30年勤続表彰を本山より受け表彰式に出席しました。写真は到着時の開祖像と大雁塔です。

太田司先生は35年、浅井昌典先生は20年の表彰を受けました。おめでとうございます。

大澤隆館長より表彰を授与される直前の写真です。女性が持たれている賞状をいただきました。

本堂にて、大澤隆館長より杉山先生、浅井先生が20周年勤続表彰を受賞されている所です。

表彰式・写真撮影が終了すると冬は日が短い為、大雁塔がライトアップされていました。きれいですね。開祖は建物も心に残るものを残されたのですね!!

1月15日(日)宗昂馬師家 年頭挨拶です。一人一人が目標を持つことが大切ですと、力強く話されました。

師家年頭挨拶と新春法会の間の本堂の様子です。リラックスしていますね。

錬成道場での新春修練会では楽しく汗を流し、境内ではぜんざい会食が行われています。本年も前を向いて一歩づつ金剛禅運動を行います。!!(平井)

 

2022.12.17静岡市少林寺拳法協会 忘年会

2022年12月17日(土)18時より清水駅前えじりあ2階「わん」で静岡市少林寺拳法協会忘年会が行われた。

清水袖師道院からは平井代表道院長・小峰参与道院長が参加した。

林芳久仁協会会長、石切山恭明副会長、稲葉寛之顧問をはじめ、静岡市少林寺拳法協会の所属長が集いフェスティバルの熱気も冷めやらぬ中、行われた。

林会長より1年間のねぎらいの挨拶を賜り、稲葉顧問よりフェスティバルの成功のお言葉をいただき石切山副会長が乾杯の音頭を取り楽しいひと時が始まった。

楽しいひと時は、またたく間に2時間を流し、小泉理事長より、来年はより工夫をしていい年にしましょうと締めの挨拶をいただき散会した。

令和4年度第16回しずおかスポーツフェスティバル少林寺拳法中部地域大会

令和4年度第16回しずおかスポーツフェスティバル

少林寺拳法中部地域大会

2022年12月11日 静岡市南部体育館

主催:公益財団法人静岡県スポーツ協会

12月16日の静岡新聞にフェスティバルの記事が掲載されました。吉田渉悟拳士がインタビューに答えています。

 

 12月11日(日)、しずおかスポーツフェスティバル少林寺拳法中部地域大会が開催され、清水袖師道院からは、拳士・家族、合わせて18名が参加しました。

 参加者全員が楽しく学べて、明日からも、さらに前向きに少林寺拳法と関わっていこうと思える一日にしたいという目標の下、このイベントは開催されました。普段の稽古では行わない、風船バレーかるた修練クイズ修練といった、一風変わった、遊び心のある修練が行われました。

 

 風船バレー

 単なる風船バレーではなく、拳法・風船バレーという、少林寺拳法の要素が加えられた遊びです。

 全員で合掌礼をした後に、少林寺拳法の構えをとってから始め、点が入ったら拍手でたたえます。

 

 かるた修練

 かるた修練でも、拳法かるたという、「句」の内容が少林寺拳法の学習になるかるたを使って、みんなで遊びました。

 句の内容については、指導員が適宜解説をいれます。上の写真は、句で詠まれていた、伏虎地二とはどんな技なのか、小峰指導員と飯妻指導員が実演している様子です。

 

 クイズ修練

 少林寺拳法の学科を、〇×クイズ形式で楽しく学びました。

 出題は小峰指導員が中心となり、平井指導員と交代で行いました。簡単な問題もあれば、難しい問題もあり、とても盛り上がりました。

 

 

 合掌 参加された皆様、準備をしてくださった実行委員の皆様、ありがとうございました。

 皆様のおかげで、全員の思い出に残る、楽しい一日になったのではないでしょうか。

 来年も楽しみですね。