道院行事
Shorinji Kempo

2022年5月13日 開祖忌法要

開祖忌法要

(第43回忌)

2022年5月13日(金)

 

 上記日程にて開祖忌法要を執り行いましたので、ご報告いたします。

 今年は、開祖が1980年5月12日に逝去後、満42年となり、第43回忌法要となります。

 

 少年部も法衣を着用の上で参加しました。みんな、良く似合ってるぞ。

 

 司会は、小峰 悟 中導師が務めました。

 

 導師献香 平井 富士雄 少法師

 

 教典唱和 野田 明伸 少導師が奉読し、門信徒全員で唱和しました。

 

 表白文奉読 平井 富士雄 少法師

 門信徒は奉読の間、ずっと合掌をしたままでいます。ちょっと大変だったと思うけれど、少年部のみんなもよく頑張りました。

 

 門信徒献香 次は門信徒全員が献香を行います。

 

 導師法話 平井 富士雄 少法師

 「開祖 宗 道臣が自分を変えようと思ったのは何歳の時だと思いますか?」という問いを門信徒に投げかけます。「30歳」「25歳」「19歳」といった回答が挙がりましたが、正解は「10歳」でした。乳母車事件の時の年齢です。その時に自分は生まれたのだと宗 道臣は言っています。

 今回の法話ではその乳母車事件について、読んで解説していただきました。

 

 精勤賞授与

 参座率上位1~5位の門信徒が平井 富士雄 道院長より精勤賞をいただきました。

 賞状に加え、キーホルダー等の品物もいただきました。

 

 奉納演武 三組の演武を奉納しました。

 一組目 望月 海翔 拳士、鈴木 貫太 拳士

 今回が二人にとって、初めての演武です。修練の成果を発揮し、かっこよくきめました。

二組目 望月 梨帆 拳士、吉田 光代 拳士

 4月に復帰した望月拳士は、久しぶりの演武となりました。二人とも、スムーズに法形を行っていました。

 

 三組目 野田 明伸 拳士、小峰 弘文 拳士

 

 錫杖対如意の演武です。野田拳士が如意を、小峰拳士が錫杖を使用しました。二人ともかっこよかったです。

 

 

 以上で開祖忌法要は終了です。最後に全員で記念写真を撮りました。

 合掌 拳士のみなさん、お疲れ様でした。ご参加いただいた保護者のみなさん、ご協力ありがとうございました。

 

 

ホームページの記事を映写してみんなで閲覧しました。

 令和4年4月11日(月)、稽古を始める前に、ホームページの記事を映写し、拳士・保護者のみんなで閲覧しました。

 電気を消して、パソコンの映像を道院の白い壁に映写しています。記事の内容は、4月8日(金)の入門式です。平井道院長が、記事の文章を読み、内容を説明してくれました。

入門式では、皆それぞれの役割を立派に果たしていました。映像を見ながら、それを振り返ります。

 またホームページの記事を読んで、そのとき体験したことを思い出してもらえると嬉しいです。そのような、「思い出の付箋」になる記事をつくっていきたいところです。

2022年4月8日 入門式・少導師補任式

 2022年4月8日(金)、当道院において、入門式を執り行いました。4月8日は釈尊の誕生日とされています。また、「出発の日」(し(4)ゅっぱ(8)つ)でもあるそうです。入門式にぴったりの日ではないでしょうか。

 入門式に先立ち、飯妻 航希 拳士の僧階補任(少導師)を行いました。輪袈裟を身に着け、僧侶の仲間入りを果たしました。

 入門式は、導師献香から始まります。当道院道院長、平井 富士雄 少法師が献香を行いました。

 続いて、教典唱和を行いました。望月 翔太 権中導師が奉読し、門信徒全員で唱和しました。

 続いては、入門式表白文奉読です。清水中部道院道院長 山田 恵修 大導師に奉読していただきました。

 さて、いよいよ誓願文奉読です。今回の主人公、入門者の望月 海翔 拳士と鈴木 貫太 拳士が、ハキハキと誓願文を読み上げました。

 誓願文を奉読した後は、盟盃を行います。吉田 光代 拳士にブドウジュースを注いでいただき、まずは導師が飲みます。

 続いて、入門者が飲みます。今後、私たちは血を分けた親子、兄弟のように「無償で」援け合えるような仲になっていきたいと思います。そのための誓いの盃です。

 盟盃を交わした後は、導師法話です。平井 富士雄 少法師がお話しされました。法話の趣旨は以下のとおりです。

 ・護身術について

 護身術とは、少林寺拳法の技術だけをいうのではない。普段の生活の中で、病気や怪我から身を護ることが大切である。

 ・卍について

 卍の意味するものは天地陰陽の「調和」である。それぞれの特長を活かし、援け合って良い社会をつくることが少林寺拳法が目指す調和である。戦争とはその逆をいく行為である。

 

 入門式の最後は演武です。今回は3組の演武を行いました。

 1組目は、少年部 吉田 渉悟 拳士と髙木 蘭丸 拳士の組演武です。先輩拳士として、入門者に見本を示しました。

 2組目は、一般部 野田 明伸 拳士と吉田 光代 拳士の演武です。一般部の演武では、少年部にはない「逆技」が行われます。吉田 拳士が「片手送小手」を行いました。

 3組目は、小峰 悟 拳士と望月 翔太 拳士の錫杖演武です。錫杖を使用した豪快な演武でした。

 ご参加いただいた皆さん全員で記念写真を撮り、入門式は終了です。飯妻拳士、少導師補任、おめでとうございます。

 そして 海翔くん、貫太くん、ようこそ清水袖師道院へ。入門してくれて嬉しいです。これから、いっしょに楽しく少林寺拳法の修行に励んでいきましょう。

2022年 新春法会

2022年新春法会を1月5日に執り行いました。平井道院長献香に続いて小峰悟副道院長の本年最初の教典唱和です。

儀式要領では門信徒代表挨拶ですが、清水袖師道院では、一人一人が1年間の行動の在り方を全員の前で誓います。2枚書いて1枚は本人が保管します。道場納めまでの道のりとなります。写真は渡辺将人拳士の「新年の誓い」です。

門信徒は着座して道院長年頭の挨拶を聞きます。冒頭は在籍者20名以上を目指す旨の挨拶でした。

 

努力のいる行動をしよう。自分を成長させ、人間としての深みや幅を持つには正しい努力しかないと話されました。

小教区長の山田清水中部道院道院長にも挨拶を頂きました。

少年部は衆敵演武を法衣を纏って奉納しました。保護者の[がんばれ!」の視線も写真に納まっています。

一般は野田明伸拳士、望月翔太拳士の演武を奉納しました。

新春法会の儀式が終わり、笑顔でこの時だけマスクを取って記念撮影をしました。

儀式の後は、ぜんざい会食です。少し距離を開けてそれぞれの新年の誓いを胸に静かに会食をしました。

2021年稽古納め前の書写

2021年12月27日、29日の稽古納め前に心を静め、開祖の想いと釈尊の教えを確認し、自らのくせを封印してひたすら薄字をなぞる書写を行いました。

この書写は焼津道院の鈴木道院長が考案されたものですが、少年部は字がきれいになり、ふざけやすい子も静かな修練の状態となります。内容も、見て、書いて、読むという味付けの違う学科修練となります。

ワードで簡単に作れるのもいい所です。様々な学科に応用も出来ます。この日の「聖句」の書写は渡辺将人拳士が最優秀でした。

2021年 清水袖師道院 演武発表会

2021年12月12日、清水袖師道院演武発表会を始める前の最終打ち合わせです。 今年も清水ふれあいホールを使用しての発表会です。

12時30分を過ぎるとお客さん(道院の関係者)が入場してきます。 コロナ禍の対応で前後、左右とも1つ空けて座席に座ります。

最初は作文発表です。 2021年の発表会のテーマは、武専と同じ、「まず、自らが動く」としました。

鎮魂行は主座・小峰悟拳士、打棒・野田明伸拳士で行いました。

基本は全員で行いました。BGMを使い、内容も見て楽しい工夫をしました。

防具を活用しての稽古の披露です。写真は髙木蘭丸拳士の前後の段蹴です。

静岡県少林寺拳法連盟会長 林芳久仁様より挨拶を賜りました。

続いて静岡市少林寺拳法協会顧問 稲葉寛之様より挨拶を賜りました。

組演武の発表です。写真は、吉田渉悟拳士・髙木蘭丸拳士の組演武です。

女子護身術の披露です。逆小手を掛けているのは吉田光代拳士です。

少年部衆敵演武の披露です。衆敵演武とは一人で多人数を相手にする演武です。

一般部衆敵演武です。吸収技の演武を二人同時に目隠しのまま行いました。

寸劇は鬼滅の如意という物語を創作しました。写真は禰豆子が鬼にされてしまった場面です。

修行の末に炭治郎たちは無惨と戦います。写真は戦いが始まった場面です。

寸劇が無事に終わり、満足と感謝の合掌礼をしました。

一般部の団体演武は如意・錫杖を行いました。写真は如意が錫杖に裏振り攻撃を掛ける瞬間です。

最後の全員団体演武の一コマです。少林寺拳法では、子どもも大人も一緒に技を楽しみ、お互いに成長していくシステムが出来ています。

発表会が終わると記念撮影です。この時だけ、話をしないという事でマスクを外しました。マスクで隠れていた笑顔がはじけています。参加してくれた皆さん、心より感謝申し上げます。修行は続きます。一人一人が、半ばは自己の幸せを 半ばは他人の幸せを考え、行動できる社会を目指して!

2021年11月28日 第2回 宗道臣デー

2021年11月28日、秋葉山大祭(12月15日)を前に秋葉山本殿を中心に清掃活動をしました。

第1回の宗道臣デーと同じく頂上の本殿から清掃活動を始めます。雲一つなくポカポカ陽気の上、空気が澄んでいて絶好の清掃日和となりました。

吉田渉悟拳士は本殿の濡れ縁の下を小柄な体をを活用して清掃です。

社殿の裏の側溝も綺麗に清掃しました。

参道の階段も一段づつ上から下へと清掃しました。

まとい小屋の前は葉っぱが山になっていたのですべて回収しました。

1時間30分ほどの清掃で袋は山になりました。秋葉山大祭が安全に行われることを願いつつ終了しました。

2021年達磨祭

清水袖師道院では、10月8日金曜日7:00より達磨祭を行いました。やっと緊急事態宣言が開けました。気を抜かず一歩づつ邁進して行きたいと思います。まずは嵩山少林寺で書かれた達磨の絵と文字の掛け軸で達磨大師の説明をしました。カメラマンは高山拳士です。

達磨は禅と拳法を印度から中国に伝えた人でした。しかも白衣殿の壁画で仲良く印度人と中国人が拳法をしている様子でも解るように印度と中国の交流を深めた人でもあったのです。そこで、清水袖師道院では関係者を招待し、交流会を行なっています。まずは体験基本で振り子の上段突きです。

みんなで楽しむ交流ゲームとして、3人組になって帯相撲を行いました。去年も来た人は少し上手です。マスクはしていますがみんな笑顔でいっぱいです。小さな子には大人が教えて全員が笑顔で楽しめる交流会は理想の境地です。

真剣に達磨落としです。クリアできても出来なくても参加しただけで拍手が送られます。

道院長は助け船を出します。クリアできた人はさらにキーホルダーが贈られます。

達磨に関してのクイズをして達磨に興味を持ち、知識をつけます。

手を挙げて答えて正解だと達磨のキーホルダーがもらえます。みんなが笑顔で拍手です。

後半は荘厳な儀式としての達磨祭です。導師献香を行なっています。

祭詞を奉読しています。導師が奉読の間、拳士は達磨に対面の合掌礼で偲びます。

渡辺拳士、牧田拳士の奉納演武です。大会演武と違い、法衣を着て袖を捲り上げてりりしく演武をします。

望月拳士、外岡拳士の奉納演武です。マスクをしていても鋭い気合は健在です。

儀式での演武は大きな会場で行う大会の演武に比べ狭い道院内で行うので迫力が出ます。

達磨祭の終わりの合掌礼です。前半の交流会は笑顔の中で、後半の儀式は荘厳な雰囲気の中で行われました。

2021年達磨祭の記念写真です。今年も楽しく荘厳な達磨祭が出来ました。参加してくれた皆さんありがとうございました。

9月体験入門

2021年9月は秋の体験入門の月です。初日より親子で参加してくれました。元気に内受です。

少林寺拳法は挨拶を合掌礼で行います。これは、お互いに大切な人であることを認め合う礼なのです。

お父さんと一緒に少林寺拳法を行うと笑顔がはじけます。少林寺拳法は、相手をやっつけるのではなく、お互いに豊かな人生を楽しむ為にあります。相手の事をいつでも考えて行動することで、お互いに幸せになります。

上受突を修得する為に、まず逆の肩から上受けを出す修練をします。

親子の相対で上受突を試してみます。少林寺拳法に興味を持ってくれると嬉しいな。

体験入門の人には拳士の技も見てもらいます。

2021年朝霧夏季合宿

2021年7月23日、朝霧野外活動センターの前で記念写真。この合宿は朝霧周辺の大自然の中で多くの不思議を体験し、楽しく学び、体験の中から人として在り方を学びます。

ここは富士山青木が原の樹海の中にある天然記念物の富士風穴です。山梨県と富士河口湖町に申請して入洞します。この陥没抗の大きさに驚きますが、中に入ると夏真っ盛りなのに、氷の世界が広がっています。

地下30メートル以上まで足場の悪い洞穴を下りていきます。岩が白く光っているのはヒカリゴケです。 写真で撮ると周囲が見えますが、実際は暗黒の世界が広がっています。

富士風穴には、1本だけ支洞がある。少年部拳士は果敢に支洞の探検に行った。

アイゼン無しで来れるのはここまでです。床はすべて氷で埋め尽くされています。温暖化の影響か、近年この氷が薄くなってきたように感じます。

 

陥没穴までもどってきました。10メートル上の地上には青木ヶ原の樹海が広がっています。

朝霧野外活動センターの裏階段で記念撮影。これからイニシアティブゲームが始まります。

ラインナップというゲームです。指示通りに丸太から落ちないように入れ替わらなければなりません。

蜘蛛の巣というゲームです。同じ穴を通らずに蜘蛛の糸にふれないで蜘蛛の巣を通り抜けるゲームです。全員が通り抜ける道筋をあらかじめ計画してから行動する必要があります。

大人も上段を通さないとゲームをクリアできません。蜘蛛の糸を揺らすと最初からやり直しです。時間を競います。全員の協力が必要なゲームです。

バックフライングというゲームです。支えてくれる人を信じて勇気を出して背筋を伸ばして後ろへ倒れます。

8月24日、朝5時に富士山が窓越しに姿を見せてくれました。朝日が当たり、神々しい姿です。

宿泊室の様子です。2段ベッドが用意されています。とてもきれいな宿泊施設です。

2021年ウォークラリーは、つり橋コースで9キロを歩きました。コマ地図を見て間違わないように進みます。チェックポイントのクイズをクリアするためには協力が必要です。

本当はこのつり橋の上を通るのですが、今年はスズメバチの巣をつり橋の下に作られていて、なんとつり橋を下から眺めながら通れました。ラッキーでした。