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Shorinji Kempo

清水中部道院宗道臣デーに参加させて頂きました

2023年5月4日、清水中部道院宗道臣デーに参加させていただきました。清水区立花にある万葉歌碑の周囲を地元地域の方々と一緒に清掃させて頂きました。

万葉歌碑は日本全国に2000基ほどあるそうです。立花の歌碑は、国の守りのために、遠く九州に向かう若者が故郷に残した父をおもって詠んだ歌が刻まれています。

「たちばなのみおりの里に父をおきて 道のながては行きかてぬかも」(丈部足麻呂)

 

拳士は道衣姿で雑草を取り除いています。天気も良く、汗をかきながら作業に励みました。

 

清水中部道院山田道院長と記念撮影。好天の中、清々しい時間を過ごすことができました。お誘い頂きましてありがとうございました。

UNITY武専 東京地区

4月30日(日)エスフォルタリアリーナ八王子で行われた東京武専に

清水袖師道院 道院長 平井富士雄 が出張教員として派遣された。

4月30日(日)エスフォルタアリーナの正面玄関、平林先生に撮影していただいた。

先ずは「鎮魂行」。鎮魂行の主座を務めた。おごそかな雰囲気であった。

「開校式」で代表理事代理を務め、オリエンテーションの後、「基本実技」を行った。内容は義和拳第1~2系単独法形の注意点、運歩法、受身、体捌、体構えである。終了後、質問にくる拳士がいて熱心さが伝わってくる。

「講義Ⅰ」では「自己確立が出来て初めて自他共楽に至る」を講義した。「強さとは何か」の本を半数以上の拳士が持参していて学ぶ意識の高さが解かる。

「実技Ⅰ」では指導者コース60歳未満を前田保男先生と共に担当した。研究テーマは「心身改造に向けた人づくり」また、修練と金剛禅の教義との関係、金剛禅の思想の実践研究である。実践的な剛法と吸収の技術の修錬を通じて研究した。

「講義Ⅱ」は資格別講義で、指導者養成講座①「教区活動を学ぶ」の講義をした。静岡県で、副教区長と小教区長としての活動をしているので、実体験を講義に入れた。

「実技Ⅱ」も実技Ⅰの続きのテーマだったが、「時間をかけて身に付けて帰りたい」との要求があり、比較的間違いやすい法形の修練を行った。お互いに教え合い学び合い向上する小さな理想境がここに現れていた。

楽しい東京武専もあっというまに過ぎて、終了の対面礼となる。「武専は各都道府県にあり、全国で汗を流している仲間がいるので、共に盛り上げていきましょう」と講評し終了した。(平井富士雄)

布教演習(阿羅漢行)4 法話演習

僧階 法話演習 B3 日本の宗教の特色

2月17日(金)一般を対象に中導師への布教演習として望月翔太副道院長が

履修科目より、B3 日本の宗教の特色を選び法話を行った。

序論では、「日本人は無宗教か」をテーマに資料を元に話された。

日本人はアニミズム、祖先崇拝の割合が多いが、一神教、悟りの宗教の割合が少ないとの説明があった。

講義の後の討論の時間では各自が思っていること、感じたことを述べた。

討議の中で日本は神道と仏教が結びつき、江戸時代には寺が独特の特徴を持つに至った話が出た。

僧階保持者が多い為、有意義な討論となった。金剛禅は指導者育成機関なので、幹部には定期的に法話をしていただく時間を設けていく。正信を広げていく為には広く深い学習が必要である。(平井)

2023.1.20.学科学習(自己確立・自他共楽)

2023年1月20日(金)望月翔太副道院長による学科指導が行われました。最初は少年部読本を拳士が順番に読みました。

続いて望月翔太副道院長が、本当の強さとは何かについて解説をしました。

そして自己確立・自他共楽について各自で事例に習って書き込みました。

書き込んだ後、3人の拳士に発表をして貰いました。自己確立・自他共楽が自分の事として考える楽しい学科でした。

2022年度清水袖師道院達磨祭

2022年10月7日、清水袖師道院にて達磨祭を執り行いました。

達磨祭とは達磨の遺徳に触れ、インドと中国の架け橋となった達磨の様に道院の中で交流によって法縁を育む金剛禅の行事です。

 

清水袖師道院参与道院長小峰悟中導師による法話です。面壁九年や七転八起の教えを織り交ぜながら、達磨大師の行法についてなるべく少年部や保護者の皆様にも理解できる様に説明しました。

 

 

平井富士雄少法師による体験入門です。インド人と中国人が楽しみながら修行する白衣殿の壁画の様に、皆楽しみながら輪になって基本を行っています。

 

参加者皆で帯相撲です。老若男女関係無く楽しんでいます。

  

 

達磨にちなんでダルマ落とし。上手に落とせるかな?

 

達磨クイズ。達磨が中国に伝えたのは拳と禅?それともカレーとラーメン?

 

楽しいクイズが終わったら厳粛に儀式を執り行います。

清水袖師道院道院長平井富士雄少法師、清水中部道院道院長山田恵修大導師、清水袖師道院参与道院長小峰悟による導師献香を行い、次に祭祀奉読を行いました。先ほどの空気とは打って変わり、厳かな雰囲気のなかで儀式が進行していきます。

 

稲葉寛之静岡市議会議員もお招きし、最初から最後まで達磨祭にご参加頂きました。最後にはご挨拶を賜りました。

 

一般部と少年部の奉納演武が終わったら参加者全員で記念撮影。ご参加頂きました皆様お忙しい中有難うございました。全員が楽しい時間を共有出来た達磨祭でした。

2022年1月16日静岡中部小教区研修会

2022年1月16日、静岡登呂道院において、静岡中部小教区研修会を開催しました。まずは、鎮魂行を行い、研修に向けて気持ちを集中させます。

講師は静岡登呂道院、高橋大導師が務めました。今回のテーマは「少林寺拳法の修練はなぜ金剛禅の修行たり得るのか」です。初めに、「技だけを修行したいというのは、木を見て森を見ないこと」という開祖の言葉を引用し、原点は「人づくりによる国造り」という目的であると確認しました。「木を見て森を見ず」という点について、高橋先生自作の分かりやすい絵を使って解説をしていただきました。

 

行という字が「力のある人が力のない人を背負って向かい合う姿」であるという点についても、分かりやすい絵を使って解説していただきました。行にはお互い助け合いながら生きるという意味があり、そのため、少林寺拳法の修練は組手が主体となっている、ということを学びました。

 

高橋大導師の講義の後は、討議・要点整理の時間です。受講者ひとりひとりが、忌憚のない意見を述べました。

 

最後に、レポート対象者(権中導師)がレポートを作成して研修会は終了です。研修会の後も、お茶やおしるこをいただきながら、昔の写真や、高橋先生が創作された絵本などを見せていただき、つかの間の楽しいひと時を過ごしました。

2021年静岡県教区講習会

2021年10月24日、金剛禅総本山少林寺公認静岡県教区講習会を静岡市中央体育館2階武道場にて開催した。静岡県教区の許可を取っての掲載。

まずは、達磨祭から始まった。浅井副教区長が導師を務め、鎮魂行を行なった。続いて祭詞奉読である。写真の通り、達磨祭の祭詞奉読の間、門徒は礼拝をしている。

導師献香の後、門信徒代表数名が献香をした。写真は平井副教区長の献香である。

達磨祭の導師法話である。副教区長の浅井導師による法話が行われた。変えるもの、変えないものがあるが、時代によって変えるべきものは変えていくと話された。

講師紹介である。本山講師として湯浅先生、教区講師として小泉先生、平井先生が紹介された。司会は事務局長の藤森先生である。

達磨祭が壮言な雰囲気の中で終わり、いよいよ教区講習会である。齋藤教区長より、本山公認講習会の中身と、静岡が毎年休まずに開催出来ている事への感謝の挨拶があった。

講義Ⅰの始まりである。僧階講義3クラスと道院長プログラムの法座が始まった。写真は、権中導師クラスで、「金剛禅指導者として教団の発展に果たす役割」の講義を始める所である。少林寺拳法の礼はお互いに拝み合う合掌礼である。

講義はただリライトを読むだけではなく、身振り手振りもするし、体験談も話をする。

易筋行Ⅰの時間が始まった。段位3クラスと道院長クラスの4クラスにわかれて行った。写真は4段以上クラスである。まずは準備運動から始めた。

易筋行Ⅰのテーマは、少林寺拳法の技がなぜ「宗門の行」なのか。環境(構え、位置、布陣)と探知能力(平常心、調息、八方目)を駆使するのは、拳法だけでなく個々の人生の自己確立や自他共楽に通じる。指導者は宗門の行として技術を指導することが大切である。

少林寺拳法は虚実である。自分を脱力(虚)にすることにより相手の虚を作りコントロールする。虚実の幅と深みが必要である。

最後にマスクを外して記念写真である。ここに参加した一人一人が静岡県に金剛禅を布教し、少林寺拳法を普及する指導者である。