2021年10月24日、金剛禅総本山少林寺公認静岡県教区講習会を静岡市中央体育館2階武道場にて開催した。静岡県教区の許可を取っての掲載。
まずは、達磨祭から始まった。浅井副教区長が導師を務め、鎮魂行を行なった。続いて祭詞奉読である。写真の通り、達磨祭の祭詞奉読の間、門徒は礼拝をしている。
導師献香の後、門信徒代表数名が献香をした。写真は平井副教区長の献香である。
達磨祭の導師法話である。副教区長の浅井導師による法話が行われた。変えるもの、変えないものがあるが、時代によって変えるべきものは変えていくと話された。
講師紹介である。本山講師として湯浅先生、教区講師として小泉先生、平井先生が紹介された。司会は事務局長の藤森先生である。
達磨祭が壮言な雰囲気の中で終わり、いよいよ教区講習会である。齋藤教区長より、本山公認講習会の中身と、静岡が毎年休まずに開催出来ている事への感謝の挨拶があった。
講義Ⅰの始まりである。僧階講義3クラスと道院長プログラムの法座が始まった。写真は、権中導師クラスで、「金剛禅指導者として教団の発展に果たす役割」の講義を始める所である。少林寺拳法の礼はお互いに拝み合う合掌礼である。
講義はただリライトを読むだけではなく、身振り手振りもするし、体験談も話をする。
易筋行Ⅰの時間が始まった。段位3クラスと道院長クラスの4クラスにわかれて行った。写真は4段以上クラスである。まずは準備運動から始めた。
易筋行Ⅰのテーマは、少林寺拳法の技がなぜ「宗門の行」なのか。環境(構え、位置、布陣)と探知能力(平常心、調息、八方目)を駆使するのは、拳法だけでなく個々の人生の自己確立や自他共楽に通じる。指導者は宗門の行として技術を指導することが大切である。
少林寺拳法は虚実である。自分を脱力(虚)にすることにより相手の虚を作りコントロールする。虚実の幅と深みが必要である。
最後にマスクを外して記念写真である。ここに参加した一人一人が静岡県に金剛禅を布教し、少林寺拳法を普及する指導者である。