関連団体での活動報告
Shorinji Kempo

2024年度金剛禅総本山少林寺公認静岡県教区講習会

2024年度金剛禅総本山少林寺公認

静岡県教区講習会

2025.1.26(日) 於:静岡市北部体育館

主催:金剛禅総本山少林寺静岡県教区

 

 迎田 展孝 本山教師を招き、上記講習会が開催されました。

 清水袖師道院からは6名の門信徒が参加しました。

 一日を通して、金剛禅の指導者・布教者として自らを向上させるための、多くの学びを得ることができました。

 

 

 上の写真は駐車場係に従事している様子です。なかなか寒かったですね。朝早くから、お疲れさまでした。

 

 全体の進行を、当道院参与道院長 小峰 中導師が務めました。声がよく通り、聞き取りやすいアナウンスでした。

 

講義Ⅰ【僧階科目】

 少導師・権中導師・中導師の3つのクラスに分かれて、講義が行われました。レポート対象者は、本講義の内容をレポートにまとめ、提出します。

 上の写真は、中導師のクラスで迎田先生が「道場から社会へ向けての布教実践」についての講義を行っている様子です。

 金剛禅には、他の教団にはない易筋行という独自性があり、易筋行を上手く利用し、布教実践を行うと良いのではないか。そのためにも、宗・財が協力する必要がある。

 講義の中で以上のようなお話があり、強く印象に残りました。

 

易筋行Ⅰ(全体基本修練)

 運歩を始め、剛法の様々な技術をご教示いただきました。

 

 内受けをしてからの素早い連撃が、面白かったです。皆、楽しそうに学んでいます。

 

易筋行Ⅱ(科目修練)

 級・初段、弐段・参段、四段以上の3つのグループに分かれて、技術修練を行いました。

 他の道院の方との交流もできましたね。

 

 ユーモアを交えた楽しい指導は、参加者を笑顔にします。

 

講義Ⅱ【法階科目】

 迎田先生に「修行の場「道院」」について講義をしていただきました。

 そもそも何故「道院」というのかについての先生の見解や、「指導者のひとことで人生が変わった」というエピソードが印象的でした。 

 先生のお話を、熱心にメモにとります。

 

易筋行Ⅲ(羅漢錬拳)

 最後は迎田先生のご指導の下、全員で技術修練を行いました。

 迎田先生の技術を会得しようと、皆、一生懸命です。

 相対になって、楽しそうに修練する姿はまさしく羅漢錬拳ですね。

 

合掌 迎田先生、講師の先生方、資格講習委員会の先生方、参加された皆様、本日はありがとうございました。

 本日の学びを糧に、今後の金剛禅運動によりいっそう邁進して行きましょう。 記:望月 翔太

UNITY武専 長崎地区

2025年1月19日(日)UNITY武専長崎地区

清水袖師道院長 平井富士雄 が武専教員として派遣されました。

UNITY武専とは全国の各地で年6回、行われている少林寺拳法の指導者を育成する為の

中心的機関です。

この写真は、7年前の長崎武専の2019年9月に撮影したものです。

今回は、行きに福山で途中下車をして、きれいにリニューアルされた福山城を見学してきました。

武専の会場は長崎県大村市の大村市武道館です。

少林寺拳法の講習会や行事では、まず鎮魂行から始まります。調息で呼吸を調え、教典を読誦して、教えを自分に言い聞かせます。みんなで一緒に唱える事で同志の意識が高まります。

講義Ⅰは全体講義で金剛禅学習「宗教が果たす役割と日本の宗教の特色」の講義です。

金剛禅が数ある宗教の中で正信である事を解説しました。

午後の準備運動の後、基本実技です。武専教員は自ら師範を行って受講者に動いてもらいます。

今回の基本実技は蹴り方とその防御なので胴を付けて連続で、蹴っていきました。

実技Ⅰ の段蹴三防受段蹴返では、分解をして波浪脚撃が出来るように指導しました。

押閂投内はいくつかの捕り方が存在しますが、指導者はそれらを知っておく必要があります。

閂内天秤の指導では、受講者は教員の手捌き、体捌き、足捌きを熱心に真似ています。

飯塚先生のユーモアを交えた昇格考試対策の講義を熱心に聞きます。

楽しく学ぶ時間はあっという間に過ぎて、講評です。日本全国を武専教員が回り、交流するシステムを築いてくれた開祖宗道臣の偉大さを今さらながら感じます。長崎武専の皆様ありがとうございました。皆様のさらなる活躍を期待しています。(武専教員 平井)

熊本県教区講習会

12月1日(日)、金剛禅総本山公認熊本県教区講習会が開催されました。

熊本には前日の11月30日に来て、地震から復興した美しい熊本城天守閣に入りました。

夕食は、木村教区長、有村先生と、馬刺しをいただきました。美味しかったです。

宿泊ホテルは新しくて綺麗な「αー1八代」でした。12月1日(日)、朝、外に出てみると「くまモン」が立っていたので、一緒に写真を撮りました。

有原地元講師のツーシーターの車で送っていただき、熊本県教区講習会の会場である、「さくら十字ホールやつしろ」に来ました。本山教師として、充実した一日にしたいと思います。

教区研修会は教典唱和から始まりました。全員、輪袈裟着用で行っています。

続いて法階講義です。テーマは、「拳禅一如・力愛不二の法門」です。金剛禅の指導者は、難しい事を、やさしく、深く、面白く話が出来る様にと呼びかけました。

講義の後で、道院は小さな理想境なので、そこから幸福運動を広げましょうという部分に対して、「道院のどこが理想境なのでしょうか?」という質問があり、「理想境の境とは、多様性のある人や国を表していると解釈している。道院ではその多様性のある拳士が、自己確立の修行をしながら、お互いを思いやり励まし合って、真剣な中にも笑顔が溢れている。その調和された環境が、小さな理想の境地であり、それを道院から社会に広げていく運動をが金剛禅運動のひとつの在り方と考えます。」と答えました。

僧階講義は有原地元講師による「釈尊の教えと金剛禅の接点」について、釈尊の遺された教えと金剛禅の比較をされながら学べる楽しい講義でした。

討議の時間は、グループに分かれて、自己紹介の後、有原先生の講義について要点を話し合いました。

易筋行では、四摂法の「布施・愛語・利行・同時」の説明をして、易筋行は技術のみの習得ではなく、人格向上と相互の理解を深め合うものであることを確認して行いました。連続法形修練法も織り交ぜました。ニコニコ楽しい時間が流れます。

柔法では、竜王拳と竜華拳の支点の違いについて確認をして、応用編まで行いました。

最後に地元考試の有原先生と共に講評をさせていただ来ました。楽しく有意義な学ぶ時間を持てて、6時間かけて熊本まで来てよかったと感じています。熊本県教区の拳士の皆さん、これからもよろしくお願いいたします。ありがとうございました。(平井)

2024年度第2回静岡中部小教区研修会

第2回静岡中部小教区研修会

2024年11月24日(日) 於:静岡沼上道院

 科目:行論(修行論)1 少林寺拳法概論

 テーマ番号:E5 テーマ:「行としての少林寺拳法」の大会のあり方 講師:宇佐美 智 大導師

 参加者:13名

 上記のとおり小教区研修会を実施し、金剛禅の布教者としての考えを深めました。 

 

 

 まずは、鎮魂行を行い、私たちの修行の目指すところを明確にし、研修会に向けて参加者の気持ちを一つにします。

 主座を山田大導師、打棒を武衛中導師が務めました。

 

 

 

 宇佐美大導師の講義が始まりました。

 少林寺拳法が金剛禅宗門の行であることの確認の後、金剛禅門信徒の修行法について復習しました。

 また、少林寺拳法の目的である人間完成の中身と、手段となる技術の習得錬磨の過程で生まれる人格形成機能についてご説明されました。

 そして、大会はあくまで修行の一環として取り組むものであり、勝敗にとらわれて本来の目的を見失うことは、「行としての少林寺拳法」においてあってはならないと話されました。

 

 

 講義の後は、討論(受講者発表)を行いました。

 ちょうど先週に、一般財団法人少林寺拳法連盟主催、静岡県少林寺拳法連盟主管「少林寺拳法全国大会inふじのくに」が開催され、参加者の多くは様々な形でそこに関わったため、その話題が多く出ました。

 実行委員としての業務を行うこともまた、「行」であるという意見があり、印象に残りました。

 

 

 最後に、平井小教区長から四摂法についてのお話と、「難しいことを易しく」というお話があり、大変勉強になりました。

 

 

 

合掌 参加された皆様、本日はありがとうございました。

 本日得た学びを、今後の様々な活動の中で活かしていきたいと思います。(記:望月 翔太)

「少林寺拳法全国大会inふじのくに」に参加しました。

関連団体である、一般財団法人少林寺拳法連盟主催、静岡県少林寺拳法連盟主管の

「少林寺拳法全国大会inふじのくに」が、11月16日、17日静岡県袋井市の

エコパアリーナに於いて盛大に開催されました。

少林寺拳法において、大会も人づくりの為の手段のひとつです。

清水袖師道院では一般財団法人少林寺拳法連盟に全員が個人会員として兼籍しています。

11月15日(金)の準備と、11月16日、17日、全国大会に参加しました。

11月15日(金)はほとんどの人が、会社を休んで準備作業に取り掛かりました。湯浅実行委員長のアイデアで作られた装飾品がお目見えしました。写真は17日朝の湯浅実行委員長挨拶です。

11月17日(土)の朝、エントランス(会場入口)からは長い長い参加者と引率者・保護者の行列が出来ました。

開会宣言の後、鎮魂行の主座を平井富士雄拳士が務めました。厳かな中で力強く唱和しました。

1ラウンド7コートで、静岡代表として少年団体演武を披露しました。この場を経験出来た事がその後の人生の幅や深みを育てる事でしょう。

この6人は、習い事などの関係で揃って稽古できる環境では無い中で、気を合わせて元気いっぱいに披露しました。

コンコルドホテル浜松で行われた200人の祝賀会では、林芳久仁県連会長が、全国大会大会長として挨拶してくれました。

11月17日(日)開会式が行われました。写真は論文の部の最優秀者表彰です。

17日は、公務の忙しい中、静岡市少林寺拳法協会特別顧問の田中健 衆議院議員も駆けつけてくださいました。

宗由貴連盟相談役が、論文の部の表彰を終えたタイミングで挨拶をさせていただきました。

グランドマスターズの部では、山田惠修拳士、野田明伸拳士が演武を披露しました。

静岡県代表として表彰を受けている所です。おめでとうございます。

アトラクションでは、承継演武として、平井富士雄拳士、望月海翔拳士が演武を披露しました。

そして、もう一組、山田惠修拳士、山田浩正拳士が承継演武を披露いたしました。

3日間の思い出に刻まれた全国大会inふじのくにも全国から参加していただいた、拳士、来賓の皆様、保護者の皆様、実行委員、その他の関係者の皆様の、協力とご厚情の上に、成功裏に終了いたしました。ありがとうございました。 

11月20日(水)[少林寺拳法全国大会inふじのくに」が静岡放送で放映されました。

ここで体験したことは、一人一人の栄養となり、人生の血や肉となる事でしょう。(平井)

 

 

 

令和6年度 第18回しずおかスポーツフェスティバル 少林寺拳法 中部地域大会

10月13日(日)関連団体の静岡市少林寺拳法協会が主管する「しずおかフェスティバル」に清水袖師道院拳友会の個人参加と

拳士の保護者・友人を合わせて24名が参加しました。

スポーツフェスティバルは市民がスポーツを通じて交流して楽しみながら地域の一体感と活力を向上させるとともに、心と体の

健康保持増進に取り組むものです。

静岡市少林寺拳法協会では、拳士はもとより部外者の体験も積極的に取り組みました。

清水袖師道院拳友会では一般財団法人少林寺拳法連盟の個人会員拳士と保護者・友人が参加しました。持っているカードは鈴木通眞指導員が制作してくれたフェスティバルカードです。技術修練で1コートクリアする毎にハンコが押され、6コートを回るとある絵が完成します。始まりのハンコが違うので途中では違う絵の様です。また、ハンコなので完成した絵もまた違って見えます。フェスティバルカードは多様性を重んじる少林寺拳法を表しているようですね。

開会式に先立ち行った鎮魂行の主座は望月翔太指導員が務めました。林芳久仁静岡県少林寺拳法連盟会長は毎年必ず参加してあたたかい挨拶をいただいております。心より感謝しております。

打棒は飯妻航希指導員が努めました。緊張して足がポキポキ鳴ってたという事ですが、堂々と見えますよ。

保護者・友人の皆さんも慣れない鎮魂行に参加しています。チラシを見て参加しに来たという女性もいらっしゃいます。ありがとうございました。鎮魂行は少林寺拳法の教えを読誦して自らに言い聞かせ、座禅を通じて体と心を調える行です。

準備運動では、二人一組になって体を伸ばし怪我を防止します。楽しくやるのがコツです。

準備運動の仕上げは足を持って手で1周(小さく)歩きます。きつい方もおられます。

基本演練は6グループに分かれて拳士がグループごとローテーションをして基本・受身・単独法形・剛法・柔法・風船バレーと体験します。

単独法形では宇佐美指導員に正しい形を学びました。

受身は山田惠修指導員、望月翔太指導員が担当しました。部外参加者にも安全に受身を体験していただく為、マットを敷いて行いました。

かるたもスポーツと学びと楽しみの調和が生まれます。指導員が読み札の上の句、下の句を読み、参加者は下の句の取札を「はい」と言って元気に取ります。あくまでも「半ばは他人の幸せを」の精神は忘れませんよ。

衆議院が解散たばかりでお忙しい中、静岡市少林寺拳法協会特別顧問の田中健様が駆けつけてくれました。稲葉寛之静岡市少林寺拳法協会副会長はスポーツウエアを着て参加してくれました。

剛法演練では子供の拳士が親御さんに拳法を教える微笑ましい光景も見られました。

柔法演練でも和気藹々と稽古を楽しみました。「子供は、結構難しい事を学んでいるんですね」と感想もありました。

風船バレーでは拳法の動きを利用して楽しみました。ここでも「半ばは他人の幸せを」「組手主体」の協力する精神がいきています。

クイズ修練では望月翔太指導員、野田明伸指導員、飯妻航希指導員より少林寺拳法の教えをウルトラクイズ形式で楽しみながら学びました。最後まで残れた参加者へ渡した賞品のカレンダーも鈴木通眞指導員が作成してくれました。

11月16・17日にエコパアリーナで行われる全国大会に出場する拳士が演武を披露しました。写真はグランドマスターズの部に出場する山田惠修拳士・野田明伸拳士です。

望月海翔拳士・鈴木貫太拳士・髙木蘭丸拳士・吉田渉悟拳士・加藤陽道拳士・福田湊大拳士による少年部団体演武も披露しました。

最後のプログラムで、『少林寺拳法の歌』を参加者全員で歌いました。

小泉実 静岡市少林寺拳法協会理事長より少林寺拳法は明るい豊かな社会を築いていくためにやるのだとの総括をいただきました。

少林寺拳法を楽しく学んだ1日が終わりました。さわやかな疲れがお土産です。参加いただいた静岡県中部地域の拳士の皆さま、お疲れさまでした。(平井)

2024年少林寺拳法全国大会INふじのくに ポスター完成

11月16日(土)17日(日)に、関連団体である一般財団法人少林寺拳法連盟主催、静岡県少林寺拳法連盟主管にてエコパアリーナで行う「少林寺拳法全国大会INふじのくに」のポスターが出来上がり、清水袖師道院にきました。

このポスターはスローガンを「遺志承継」として静岡県の拳士が作成しました。

ポスターが来て、清水袖師道院拳友会から小学生団体演武に出るメンバーも、大会を盛り上げようと自己修練に励みます。

自己の技術を磨くには、自分を鳥瞰的に見て、技の正確さ、スピード、パワー、極めなどの要素の他に調息、残心、目配り、心構えと体の備え等を整える必要があります。大会を手段として自己の技術と共に、人としての知恵や協調性・慈悲心等を高める事が出来ます。

また、静岡県の一般拳士は大会実行委員として、大会準備、大会運営に携わっています。全国大会に来られる皆さんが安全に楽しめ、思い出に残る大会にする努力を重ねています。是非、全国大会に来て「遺志承継~繋ぐ心と体と人と人~」を実感してみてください。(平井)

 

SHORINJIKEMPO UNITY 9月度特別昇格考試

9月15日(日)小峰悟参与道院長望月翔太副道院長

「SHORINJIKEMPO UNITY 9月度特別昇格考試」を受験しました。

小峰参与道院長が六段、望月副道院長が五段の受験となります。

 

赤門前で富士北道院の内藤さんと写真撮影。気合が満ち溢れています!!

9月14日(土)には事前講習会を受講しました。各講師の先生が丁寧に気を付けるべきポイントを教えてくださり、受験の大きな糧となりました。

 

夜は名物の骨付鳥を頂きました。丸亀では数多くの飲食店がメニューとして提供しております。丸亀に来たら是非食べてみてください!!

※写真は本家なごやんラーメンさんの骨付鳥。どこのお店で食べても美味しいです。

9月15日(日)特別昇格考試当日。日程に沿って受講致しました。結果は、、、、、、

 

 

 

 

無事合格致しました!!

静岡から受験した拳士は全員合格!!

錬成道場での考試は暑さとの戦いでもありましたが、日頃の修練の成果が結果に結びついたのだと感じます。

以前静岡の武専で共に汗を流した方々との嬉しい再会もあり、同じ日に受講し、喜びを分かち合うことが出来ました。法縁に感謝し、また会うことを約束しました。

 

清水袖師道院に戻り、合格の報告です。一人では決して合格することはできませんでした。平井先生をはじめ、皆様の支えと協力により合格に結びついたことに感謝しました。

少林寺拳法の武階は主に修行の進歩の度合いを現しています。階級が上がったからといって、決して偉くなったわけではありません。合格の際には允可状が授与されます。「允可」とは「許可される」という意味であり、自分が取ったものではなく、認められたという認識を間違えてはいけません。慢心せず、謙虚に、これからの修行に邁進します。

(記 小峰)

 

☆おまけ 香川の美味しいグルメ。旅の醍醐味ですね!

 

 

 

 

UNITY武専 奈良地区

2024年9月8日(日)奈良県郡山市 三の丸会館においてUNITY武専兵庫地区が開催された。

清水袖師道院 道院長 平井富士雄が派遣教師としてUNITY武専奈良地区に派遣された。

写真の「薬師寺」の南方面に郡山市はある。郡山市の中心地にある郡山城は豊臣秀長が秀吉に命じられて治めていた城である。その三の丸にある三の丸会館でUNITY武専奈良地区が開催された。

UNITY武専は全国どこでも金剛禅の静禅である鎮魂行から始まる。平井が主座を務めた。

基本実技では、中段攻撃に対する突き蹴りとその防御技の選択する稽古を行った。写真では、剛法の体の使い方が柔法の体の使い方に共通する事を師範している。

3階会議室に場所を移して全体講義を行った。テーマは「少林寺建立の目的と金剛禅の成立」である。教範の冒頭にあり映画の始まりの様に、昭和20年8月9日に我々は吸い込まれ一気に金剛禅の成立まで読まずにはいられなくなる。この文章は、開祖が金剛禅の原点を理解してもらいたいという情熱と志が籠った熱い文章なのである。

午後になって実技Ⅰを行った。段位ごとに分かれて科目の稽古をした。写真は初段コース、三日月返での横頸中(急所)の場所を指示している。

2段クラスでは段蹴三防受段蹴返を分解して一コマづつ組み合わせ行き、最後に完成させるという修練をしている。

四段クラスで橈骨攻で位置と方向の確認をしている。技法の奥義を取得しようと受講生は覗き込みながら確認をしている。熱心さが伝わってきますね。

 

一日のUNITY武専が終わり、受講者指導者が一緒に写真に納った。皆さんいい顔をしております。

最後に講評です。11月16・17日に行われる静岡県エコパアリーナでの「全国大会INふじのくに」でまた会いましょうとの挨拶をした。奈良県の拳士の皆さん、楽しい1日をありがとうございました。(平井)

 

UNITY昇級考試 合格証書授与 2024年8月度

2024年8月11日に静岡市でSHORINJIKEMPO UNITY主催の「UNITY昇級考試」を行った。

SHORINJIKEMPO UNITYより、合格証書が送られてきたので道院にて授与した。

まずは4級に昇級した加藤冴恵拳士です。

続いて少年部1級に昇級された吉田渉悟拳士です。

続いて少年部1級合格髙木蘭丸拳士です。

同じく少年部1級合格、望月海翔拳士です。

4人目は少年部1級合格の鈴木貫太拳士です。

少林寺拳法では、自己研鑽の行を修めると共に、ある一定の技術を学び、SHORINJIKEMPO 
UNITY主催の昇格考試を受ける事が出来ます。おめでとうございます。(平井)