2025年清水袖師道院 新春法会

2025年1月13日(月)清水袖師道院では新春法会を行いました。

今から新春法会が始まります。法衣と輪袈裟を付けて少年部の拳士もニコニコ始まるのを待っています。

新春法会を始めとして金剛禅の儀式は、まず導師献香です。二人の参与道院長も献香しました。司会は望月梨帆少導師が務めました。今年は全員法衣と輪袈裟を付けての新春法会です。

教典唱和を望月翔太副道院長が厳かにも力強く行いました。

「新年の誓い」は、一人一人が誓います。誓った後、導師を務めている代表道院長に渡しました。

林凌羽拳士は、人前に出ると声が出なくなるのですが、小さな声で「6級をとります」と誓いました。頑張ってささやいた誓いに、全員で大きな拍手を送りました。一歩一歩、人として成長していきましょう。

道院長年頭の挨拶では、来年度の県教区の話と、礼拝詞の「我等無始よりこのかた、煩悩にまつわれて造りたる、もろもろの罪とがを悉く懺悔し奉る」の解説をしました。ダーマの働きが、全ての事柄が関わり合いながら変化をしていく働きならば、世の中の始まりさえ分からない昔から未来に至るまですべてが私と関りがあると考えられます。ならば、自分が生まれるずっと前の煩悩から反省する。関係のないものは何一つとして存在しない。そういう志向が未来を作り、平和で豊かな理想境を建設できるのだと話しました。

保護者の皆様も新春法会を始め、清水袖師道院の行事にには前向きに協力していただいています。いつもありがとうございます。感謝・感謝・・・

続いて奉納演武です。まずは、吉田渉悟拳士、鈴木貫太拳士の演武です。大きな気合いを出して新年の幕開けにふさわしい演武を披露してくれました。

一般では小峰悟中導師・参与道院長、飯妻航希少導師三段が迫力ある演武を披露しました。

新春法会の儀式が終わり、全員で記念写真です。普段の稽古は動禅が主体となっていますが、儀式のときは、静禅が主体です。これこそが拳禅一如、力愛不二の法門である金剛禅の行なのです。儀式が終わってニコニコです。

新春法会の後はささやかな会食をします。暖かな道院の中で暖かいお汁粉を食べて、参加者の心もほっこりしました。

会話の中から,笑顔が出てきます。今年も一年、みんなで笑顔を絶やさずに頑張ります。

会食が終わり、自分が来た法衣は自分でたたみます。少年部は少し手伝ってもらっていますね。2025年の稽古が、本格始動しました。(平井)

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