第2回静岡中部小教区研修会
2024年11月24日(日) 於:静岡沼上道院
科目:行論(修行論)1 少林寺拳法概論
テーマ番号:E5 テーマ:「行としての少林寺拳法」の大会のあり方 講師:宇佐美 智 大導師
参加者:13名
上記のとおり小教区研修会を実施し、金剛禅の布教者としての考えを深めました。
まずは、鎮魂行を行い、私たちの修行の目指すところを明確にし、研修会に向けて参加者の気持ちを一つにします。
主座を山田大導師、打棒を武衛中導師が務めました。
宇佐美大導師の講義が始まりました。
少林寺拳法が金剛禅宗門の行であることの確認の後、金剛禅門信徒の修行法について復習しました。
また、少林寺拳法の目的である人間完成の中身と、手段となる技術の習得錬磨の過程で生まれる人格形成機能についてご説明されました。
そして、大会はあくまで修行の一環として取り組むものであり、勝敗にとらわれて本来の目的を見失うことは、「行としての少林寺拳法」においてあってはならないと話されました。
講義の後は、討論(受講者発表)を行いました。
ちょうど先週に、一般財団法人少林寺拳法連盟主催、静岡県少林寺拳法連盟主管「少林寺拳法全国大会inふじのくに」が開催され、参加者の多くは様々な形でそこに関わったため、その話題が多く出ました。
実行委員としての業務を行うこともまた、「行」であるという意見があり、印象に残りました。
最後に、平井小教区長から四摂法についてのお話と、「難しいことを易しく」というお話があり、大変勉強になりました。
合掌 参加された皆様、本日はありがとうございました。
本日得た学びを、今後の様々な活動の中で活かしていきたいと思います。(記:望月 翔太)