10月13日(日)関連団体の静岡市少林寺拳法協会が主管する「しずおかフェスティバル」に清水袖師道院拳友会の個人参加と
拳士の保護者・友人を合わせて24名が参加しました。
スポーツフェスティバルは市民がスポーツを通じて交流して楽しみながら地域の一体感と活力を向上させるとともに、心と体の
健康保持増進に取り組むものです。
静岡市少林寺拳法協会では、拳士はもとより部外者の体験も積極的に取り組みました。
清水袖師道院拳友会では一般財団法人少林寺拳法連盟の個人会員拳士と保護者・友人が参加しました。持っているカードは鈴木通眞指導員が制作してくれたフェスティバルカードです。技術修練で1コートクリアする毎にハンコが押され、6コートを回るとある絵が完成します。始まりのハンコが違うので途中では違う絵の様です。また、ハンコなので完成した絵もまた違って見えます。フェスティバルカードは多様性を重んじる少林寺拳法を表しているようですね。
開会式に先立ち行った鎮魂行の主座は望月翔太指導員が務めました。林芳久仁静岡県少林寺拳法連盟会長は毎年必ず参加してあたたかい挨拶をいただいております。心より感謝しております。
打棒は飯妻航希指導員が努めました。緊張して足がポキポキ鳴ってたという事ですが、堂々と見えますよ。
保護者・友人の皆さんも慣れない鎮魂行に参加しています。チラシを見て参加しに来たという女性もいらっしゃいます。ありがとうございました。鎮魂行は少林寺拳法の教えを読誦して自らに言い聞かせ、座禅を通じて体と心を調える行です。
準備運動では、二人一組になって体を伸ばし怪我を防止します。楽しくやるのがコツです。
準備運動の仕上げは足を持って手で1周(小さく)歩きます。きつい方もおられます。
基本演練は6グループに分かれて拳士がグループごとローテーションをして基本・受身・単独法形・剛法・柔法・風船バレーと体験します。
単独法形では宇佐美指導員に正しい形を学びました。
受身は山田惠修指導員、望月翔太指導員が担当しました。部外参加者にも安全に受身を体験していただく為、マットを敷いて行いました。
かるたもスポーツと学びと楽しみの調和が生まれます。指導員が読み札の上の句、下の句を読み、参加者は下の句の取札を「はい」と言って元気に取ります。あくまでも「半ばは他人の幸せを」の精神は忘れませんよ。
衆議院が解散たばかりでお忙しい中、静岡市少林寺拳法協会特別顧問の田中健様が駆けつけてくれました。稲葉寛之静岡市少林寺拳法協会副会長はスポーツウエアを着て参加してくれました。
剛法演練では子供の拳士が親御さんに拳法を教える微笑ましい光景も見られました。
柔法演練でも和気藹々と稽古を楽しみました。「子供は、結構難しい事を学んでいるんですね」と感想もありました。
風船バレーでは拳法の動きを利用して楽しみました。ここでも「半ばは他人の幸せを」「組手主体」の協力する精神がいきています。
クイズ修練では望月翔太指導員、野田明伸指導員、飯妻航希指導員より少林寺拳法の教えをウルトラクイズ形式で楽しみながら学びました。最後まで残れた参加者へ渡した賞品のカレンダーも鈴木通眞指導員が作成してくれました。
11月16・17日にエコパアリーナで行われる全国大会に出場する拳士が演武を披露しました。写真はグランドマスターズの部に出場する山田惠修拳士・野田明伸拳士です。
望月海翔拳士・鈴木貫太拳士・髙木蘭丸拳士・吉田渉悟拳士・加藤陽道拳士・福田湊大拳士による少年部団体演武も披露しました。
最後のプログラムで、『少林寺拳法の歌』を参加者全員で歌いました。
小泉実 静岡市少林寺拳法協会理事長より少林寺拳法は明るい豊かな社会を築いていくためにやるのだとの総括をいただきました。
少林寺拳法を楽しく学んだ1日が終わりました。さわやかな疲れがお土産です。参加いただいた静岡県中部地域の拳士の皆さま、お疲れさまでした。(平井)
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18人