UNITY武専 奈良地区

2024年9月8日(日)奈良県郡山市 三の丸会館においてUNITY武専兵庫地区が開催された。

清水袖師道院 道院長 平井富士雄が派遣教師としてUNITY武専奈良地区に派遣された。

写真の「薬師寺」の南方面に郡山市はある。郡山市の中心地にある郡山城は豊臣秀長が秀吉に命じられて治めていた城である。その三の丸にある三の丸会館でUNITY武専奈良地区が開催された。

UNITY武専は全国どこでも金剛禅の静禅である鎮魂行から始まる。平井が主座を務めた。

基本実技では、中段攻撃に対する突き蹴りとその防御技の選択する稽古を行った。写真では、剛法の体の使い方が柔法の体の使い方に共通する事を師範している。

3階会議室に場所を移して全体講義を行った。テーマは「少林寺建立の目的と金剛禅の成立」である。教範の冒頭にあり映画の始まりの様に、昭和20年8月9日に我々は吸い込まれ一気に金剛禅の成立まで読まずにはいられなくなる。この文章は、開祖が金剛禅の原点を理解してもらいたいという情熱と志が籠った熱い文章なのである。

午後になって実技Ⅰを行った。段位ごとに分かれて科目の稽古をした。写真は初段コース、三日月返での横頸中(急所)の場所を指示している。

2段クラスでは段蹴三防受段蹴返を分解して一コマづつ組み合わせ行き、最後に完成させるという修練をしている。

四段クラスで橈骨攻で位置と方向の確認をしている。技法の奥義を取得しようと受講生は覗き込みながら確認をしている。熱心さが伝わってきますね。

 

一日のUNITY武専が終わり、受講者指導者が一緒に写真に納った。皆さんいい顔をしております。

最後に講評です。11月16・17日に行われる静岡県エコパアリーナでの「全国大会INふじのくに」でまた会いましょうとの挨拶をした。奈良県の拳士の皆さん、楽しい1日をありがとうございました。(平井)

 

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