2024年1月21日、清水袖師道院にて2023年度第3回小教区研修会を行いました。
今回は中部小教区5道院から12名が参加しました。
まずは鎮魂行から。小教区研修会は単なる技術習得の場ではなく、金剛禅の教義を探求する「行」の場でもあります。
テーマは各年代層における留意点と実践例。平井富士雄少法師に講義して頂きました。
多様化する社会の中で各年代にごと指導方法をかえる必要があり、さらに体格や、体力、性別、性格など、ひとりひとりに寄り添った指導をおこなえる指導力が金剛禅指導者には求められます。小教区研修会はそれを養う場でもあります。
「様々な年代層がいる道院は人と人とが手を捕りあってお互いに向上する場所であり、一つの理想の境地である。」
講義のあとは、参加者が個々の所感を発表しました。
・実社会と金剛禅の考えている社会との隔離はないか。
・褒めることが人を伸ばす。人をかえる。
・面受面受が基本。
・社会のニーズに沿って。指導の質は指導の数。 etc…
参加した各々の考えを共有し、自分には無い考えを取り入れます。それにより、金剛禅指導者としての幅が広がり、指導力向上に繋がります。
☆今回初参加の望月梨帆少導師。難しかったかもしれませんが、指導者としての自覚の芽生えを感じました。
発表する参加者たち。
雨が降り、肌寒さを感じると思いましたが、熱意のある研修会にむしろ暑さを感じた様に思います。金剛禅指導者として、非常に有意義な時間を過ごすことができました。
(小峰)