行事の記録 | 清水袖師道院

朝霧野外活動合宿

2025年7月26日・27日(土・日)において

清水袖師道院10名で朝霧野外活動センターを中心にして野外活動の修行をした。

富士山の下の自然の中で、頭と体を使い協力する、清水袖師道院の楽しい修行の一環である。

26日は毛無山不動の滝への登山ハイキングを行った。毛無山とケヤキ林をバックに写真を撮る。

川を横切り、急こう配の続く毛無山に挑戦する。

途中には、はさみ石という石の間をロープを使って登る場所もある。

見晴台からはふもとっぱらのキャンプ場やつり橋のある川が見える。大きな声を出せば、やまびこが聞こえる。

毛無山不動の滝の見晴台にたどり着き、マイナスイオンを瀧の音が疲れをいやしてくれます。50メートルの不動の滝です。

不動の滝見晴台にたどり着き、50メートルの不動の滝が全景を見せてくれた。瀧の音がマイナスイオンに溶け、疲れをいやしてくれる。

お昼ご飯をあさぎり食堂でいただき、入所式をして、各部屋へ荷物を置いて、午後からはイニシアティブゲームである。まずは蜘蛛の巣というゲームである。蜘蛛の巣の様な糸の間を同じところは通らずに糸を揺らさずに、全員が通り抜けなければならない。どうすれば、この課題をクリアできるか、みんなで考える。チャレンジ7で3分20秒でクリアしました。

ラインナップという一本の丸太の上で落ちずに指導員の出す課題の順番に全員が入れ替わるゲームである。この課題も非常に知能と体力を使う。チャレンジ6で3分30秒でクリアした。

バックフライイングは台の上から後ろ向きに踵を支点にして後ろに倒れるチャレンジである。支えてくれる人を信じて勇気を持ってバックフライング、全員がクリア出来た。

日本列島というゲームで、切株にみたてた漬物石の上で6人が乗ることを目指したが、今回は大人が多いので、4人まででチャレンジ失敗で終った。

夕方のふれあいタイムでは、バッゴーというビーズの入った小さなバックを板に空いた穴に入れるゲームを行った。全員が初めての挑戦だったが、とても楽しくやれた。この後、夕食を食べて、紙ブーメランを各自が制作し、芝生広場で見事に帰って来るブームメランを全員が飛ばした。その後、大きなお風呂に入って1日目の感想文を書いて、食堂で軽い夜食を取りながら反省会をし、就寝した。

2日目は6時30分起床、7時よりふれあいタイムで、フラフープを手をつないだまま移動させるゲームと人間知恵の輪を行った。,朝食の後、部屋の清掃をして、ウォークラリーだ。井之頭コースを探索しながら、チェックポイントでは、多くを学べるクイズをクリアしていった。朝霧は静岡市内よりも5度気温が低いのだ。その為、林の中の道は涼しいのだが、太陽が照りつけると熱い。

今年のウォークラリーは、6.5キロのコースである。写真は「陣馬の滝」だ。ここは夏でも気持ちいい場所なのでSNSで広がり、人がいっぱいである。

美味しく楽しい食事もこのお昼ご飯が最後だ。あさぎり食堂は工夫が凝らされた食事をいつも提供してくれる。美味しい食事は、合宿の楽しみのプラスポイントだ。

オリエンテーション室で2日目の感想文を書く。この後、センタースタッフの職員が退所式を行ってくれて合宿を終えた。多くを学び、体力づくりになった、楽しい2日間であった。(平井)

2025年 開祖忌法要

開祖忌法要

2025.5.5(月)

 

 今年は開祖宗道臣1980年5月12日逝去後、満45年であり、第46回忌法要です。

 

 儀式前に、開祖と一緒に写真を撮りました。

 

 

 司会は、参与道院長 山田 惠修 大導師が務めました。 

 

【導師献香】

 本儀式の導師は、参与道院長 小峰 悟 中導師が務めました。

 

【教典唱和】

 奉読を望月 梨帆 少導師が担当しました。初めてのチャレンジでしたが、しっかりとした所作で滞りなくやり遂げることができました。

 

【表白文奉読】

 本日の導師、小峰 中導師が奉読しました。力強く、深みのある声で、厳かに執り行いました。

 

【門信徒献香】

 今度は門信徒ひとりひとりが献香を行います。

 

【導師法話】

 本儀式における導師、参与道院長 小峰 悟 中導師による法話でした。

 「あ・うん(vol.98)」収録の「相手も生かす人間関係(開祖語録ダイジェスト)」から、開祖の言葉を引用し、人間関係の在り方についてお話しされました。

 友達とケンカをしてしまった時などに、鳥瞰的に振り返ってみて、自分が本当に正しいと思うところは貫けばいいが、反省すべきところがあればしっかりと反省し、必要であれば謝る。

 小・中学生が想像しやすい状況を例に、人間関係を築く上で大切なことを分かりやすく教えてくれました。

 

【精勤賞授与】

 道院長 平井 富士雄 少法師から、2024年度の参座実績上位者への表彰が行われました。 

 1位は昨年同様、野田 明伸 拳士でした。149日中147日参座し、精勤率は98.7%! さすがです。

 道院にいつもいて、私たちを指導してくれました。 

 副賞は少林寺拳法のロゴが入った盾です。それぞれ、拳士の名前も掘ってありました。 

 

 2位は鈴木 貫太 拳士でした。精勤率98%! 平井道院長(同率2位)と同じくらい道院に来ていました。よく頑張りましたね。

 

 4位は望月 翔太 拳士です。精勤率93.3%! 2024年度は武専も初めて皆勤でした。体調を崩すことが多い年でしたが、その中でも可能な限り稽古に参座しました。

 

 5位は望月 海翔 拳士。精勤率87.2%! 2位の鈴木拳士もですが、今年からは中学生となり、一般の仲間入りです。現在もよく出席し、9:00まで稽古を頑張っています。

 

 6位は吉田 渉悟 拳士。精勤率85.9%! 技術にも学科にも、熱心に取り組んでいましたね。

 

 同率6位F拳士、いつも7:00前から来て、一生懸命稽古に励んでいました。

 

【奉納演武】

 3組の演武を奉納しました。

 

 望月 梨帆 拳士・加藤 冴恵 拳士

 先日開催された静岡県高体連少林寺拳法専門部主催の技術講習会を通して、演武が上達したように思います。

 

 望月 海翔 拳士・鈴木 貫太 拳士

 中学生になって初めて披露する演武です。気合の入った元気な演武でした。一般の技(小手投)も使用していました。

 

 望月 翔太 拳士・野田 明伸 拳士

 龍王拳第一系の変形や、三陰交攻、内逆手捕といった、ちょっと珍しい技を使用しました。

 

 

 

 

合掌 皆さん、お疲れさまでした。門信徒が一堂に会し、開祖の遺徳を偲ぶことができたかと思います。

 少林寺拳法の原点である開祖の志を、これからも常に心に抱いて修行に励んでいきましょう。

 

 

 

 今年もたくさん道院に来てね! 記:望月 翔太

2025年度第1回宗道臣デー

2025年5月3日(土)秋葉山峰本院にて清水袖師道院の2025年度第1回宗道臣デーを行いました。

前日の雨が嘘のような快晴に恵まれ、素晴らしいスタートとなりました。

 

総勢27名が参加。分かれて清掃活動を行いました。

 

さあ、準備して秋葉山上の境内から、清掃開始!!

 

 

静岡市市会議員の、静岡市少林寺拳法協会副会長 稲葉寛之氏にもご参加いただきました。

 

保護者の方、友人、OBや拳士が一丸となり、参加者は熱心に清掃活動に取り組みました。

 

大量の落葉を二人で協力して集めています。

 

和気あいあいと清掃活動。福田拳士もにっこり。

 

少し休憩。誰が一番石灯篭から上手に顔を出せるか勝負!

    

 

カマキリも応援してくれています。

 

最後は雑草を取って終了です。今回の成果を前に記念撮影をおこないました。

貴重な休日の午前中に宗道臣デーに参加していただきありがとうございました。

活動を通じて連帯感を深め、社会に役立つ人づくりの意識を育めたのではないでしょうか。

清水袖師道院では11月にも宗道臣デーを行います。

次回も楽しく笑顔で取り組みたいですね!(記 小峰)

 

おまけ

参加者にジュースを配布。頑張ったあとのジュースは格別!

2025年清水袖師道院 新春法会

2025年1月13日(月)清水袖師道院では新春法会を行いました。

今から新春法会が始まります。法衣と輪袈裟を付けて少年部の拳士もニコニコ始まるのを待っています。

新春法会を始めとして金剛禅の儀式は、まず導師献香です。二人の参与道院長も献香しました。司会は望月梨帆少導師が務めました。今年は全員法衣と輪袈裟を付けての新春法会です。

教典唱和を望月翔太副道院長が厳かにも力強く行いました。

「新年の誓い」は、一人一人が誓います。誓った後、導師を務めている代表道院長に渡しました。

林凌羽拳士は、人前に出ると声が出なくなるのですが、小さな声で「6級をとります」と誓いました。頑張ってささやいた誓いに、全員で大きな拍手を送りました。一歩一歩、人として成長していきましょう。

道院長年頭の挨拶では、来年度の県教区の話と、礼拝詞の「我等無始よりこのかた、煩悩にまつわれて造りたる、もろもろの罪とがを悉く懺悔し奉る」の解説をしました。ダーマの働きが、全ての事柄が関わり合いながら変化をしていく働きならば、世の中の始まりさえ分からない昔から未来に至るまですべてが私と関りがあると考えられます。ならば、自分が生まれるずっと前の煩悩から反省する。関係のないものは何一つとして存在しない。そういう志向が未来を作り、平和で豊かな理想境を建設できるのだと話しました。

保護者の皆様も新春法会を始め、清水袖師道院の行事にには前向きに協力していただいています。いつもありがとうございます。感謝・感謝・・・

続いて奉納演武です。まずは、吉田渉悟拳士、鈴木貫太拳士の演武です。大きな気合いを出して新年の幕開けにふさわしい演武を披露してくれました。

一般では小峰悟中導師・参与道院長、飯妻航希少導師三段が迫力ある演武を披露しました。

新春法会の儀式が終わり、全員で記念写真です。普段の稽古は動禅が主体となっていますが、儀式のときは、静禅が主体です。これこそが拳禅一如、力愛不二の法門である金剛禅の行なのです。儀式が終わってニコニコです。

新春法会の後はささやかな会食をします。暖かな道院の中で暖かいお汁粉を食べて、参加者の心もほっこりしました。

会話の中から,笑顔が出てきます。今年も一年、みんなで笑顔を絶やさずに頑張ります。

会食が終わり、自分が来た法衣は自分でたたみます。少年部は少し手伝ってもらっていますね。2025年の稽古が、本格始動しました。(平井)

仲間が増えました!【入門式】2024.12.23

 嬉しいことに、また清水袖師道院に新しい仲間が加わりました。

 そういうわけで、入門式を執り行いました。

 

 【導師献香】代表道院長 平井 少法師

 

 【教典唱和】参与道院長 山田 大導師

 

 【入門式表白文奉読】代表道院長 平井 少法師

 

 【誓願文奉読】さあ、本日の主人公の出番です。

 入門者の天野拳士、後ほど緊張したと語っていましたが、堂々と奉読していました。

 

 【盟盃】ぶどうジュースを、導師が飲んだ後、入門者が飲みます。

 私たちは、血を分けた親子や兄弟のように、互いに援け合える仲になっていきたいと思います。

 

 【導師法話】平井 少法師による法話です。

 産業革命から第二次世界大戦終結までの歴史を分かりやすく話された後、戦争に敗れた日本において、開祖 宗 道臣が、日本を、アジアを、そして世界を平和するべく活動を開始した、そうして創始された少林寺拳法は、人と人が仲良くする道であるというお話をされました。

 

 【奉納演武】

 少年部団体演武

 今年、いろいろな場面で披露してきたこの演武ですが、寂しいことに今日で見納めです。

 この演武の修練を通して、みんな本当に大きく成長しましたね。

 

 組演武①

 2級昇級に向けた演武です。ひとつひとつの技を着実にものにしています。

 

 組演武②

 こちらは二段昇格に向けた演武です。龍投・龍固、上手になりましたね。

 

 最後に、記念写真を撮りました。

 合掌 天野拳士、ようこそ清水袖師道院へ。

 少林寺拳法の修行を通して、よりよい人生を歩んで行けるよう、ともに努力して行きましょう。

 (記:望月 翔太)