布教演習(阿羅漢行)4 法話演習

僧階 法話演習 B3 日本の宗教の特色

2月17日(金)一般を対象に中導師への布教演習として望月翔太副道院長が

履修科目より、B3 日本の宗教の特色を選び法話を行った。

序論では、「日本人は無宗教か」をテーマに資料を元に話された。

日本人はアニミズム、祖先崇拝の割合が多いが、一神教、悟りの宗教の割合が少ないとの説明があった。

講義の後の討論の時間では各自が思っていること、感じたことを述べた。

討議の中で日本は神道と仏教が結びつき、江戸時代には寺が独特の特徴を持つに至った話が出た。

僧階保持者が多い為、有意義な討論となった。金剛禅は指導者育成機関なので、幹部には定期的に法話をしていただく時間を設けていく。正信を広げていく為には広く深い学習が必要である。(平井)

2023年1月27日 入門式

入門式

2023.1.27(金)

 清水袖師道院は、昨年12月に新たに2人の仲間を迎え、上記日程で入門式を執り行いました。

 

 司会は、小峰 弘文 中導師が務めました。

 

 【導師献香】

 代表道院長 平井 富士雄 少法師

 参与道院長 小峰 悟 中導師

 

 【教典唱和】

 望月 翔太 権中導師が奉読し、門信徒全員で唱和しました。

 

 【入門式表白文奉読】

 平井 富士雄 少法師

 

 【誓願文奉読】

 入門者を代表して、加藤 冴恵 拳士が奉読しました。立派に読み上げることができました。

 

 【盟盃】

 兄弟のように、無償で助け合う仲間になることを誓う盃です。中身はぶどうジュースです。

 まず、導師が飲みます。

 続いて、入門者が飲みます。

 加藤 冴恵 拳士

 加藤 陽道 拳士

 

 【導師法話】

 代表道院長 平井 富士雄 少法師

 少林寺拳法を創始した 開祖 宗 道臣 のお話を聞かせてくれました。

 乳母車事件がきっかけとなり、開祖が、行動すれば世の中を変えることができるという考えを持つようになったことや、開祖の夢に現れた達磨大師からヒントを得て、「行」としての少林寺拳法を始めたことを学びました。

 話さなければ言葉は身についていかないというお話も、説得性のある内容でした。

 

 【演武】

 ①牧田 真海 拳士、吉田 渉悟 拳士

 練習の成果を発揮しました。

 

 

 ②野田 明伸 拳士、望月 梨帆 拳士

 天地拳第1系から第4系までを続けて相対で行った、テーマのある面白い演武でした。

 

 【記念撮影】

 最後に参加者全員で記念写真を撮り、入門式は終了です。

 合掌 冴恵さん、陽道くん、ようこそ清水袖師道院へ。

 これからみんなで、互いに親しみ合い、援け合い、協力して、修行を続けていきましょう。

 

 

2023年 新春法会

2023年 新春法会

2023.1.6(金)

 

 2023年となりました。

 清水袖師道院の稽古は、新春法会から始まります。

 

 司会は、野田 明伸 少導師が務めました。

 

 導師献香】道院長 平井 富士雄 少法師

 

 【教典唱和副道院長 望月 翔太 権中導師

 

 【新年の誓い

 門信徒全員が、それぞれの新年の誓いを皆に向けて読み、新年の誓いを書いた紙を道院長に渡しました。

 新たな目標を胸に、今年も仲間と一緒に努力していきます。

 

 【道院長年頭挨拶道院長 平井 富士雄 少法師

 まずは、道院長の新年の誓いを発表しました。

 今年は門信徒を25名まで増やすことを目標とします。

 続いて、宗道臣語録の中から、 深刻な顔したって 世の中変わりゃせん という言葉を門信徒に送りました。

 戦後の、日本が混乱している時代に、開祖 宗道 臣は少林寺拳法を始めた。それに比べれば、現在の、当時より安定した時代に、何かを始めることは、ずっと容易い。できないわけがない。

 以上のような、前向きな気持ちになれるお話を頂きました。

 また、苦しみは自分の頭の中だけにあるというお話も、考えさせられる、印象的な内容でした。

 

 【奉納演武

 少年部団体演武

 写真は、昨年の発表会でも披露した、独鈷拳を行っているシーンです。

 

 一般部組演武 飯妻 航希 拳士・長谷川 敬祐 拳士

 二人とも、バシッと金剛拳を極めています。

 

 如意単独演武 望月 翔太 拳士

 天地拳第一系、第二系、独鈷拳を如意二本を使いアレンジしました。今後、研究していきたいところです。

 

 【記念写真参加した門信徒・家族全員で記念撮影をしました。

 

 

 記念撮影の後は、みんなでおしるこを食べて、新春法会は終了です。

 

 合掌 ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

 今年もよろしくお願いいたします。

 門信徒の皆さん、新年の誓いを忘れずに、今年も楽しく稽古に励みましょう。

 

 

 

 

 

2022年稽古納め

2022年稽古納め

2022.12.28(水)

 本日、12月28日水曜日は、清水袖師道院の今年最後の稽古となりました。

 

【基本】

 稽古納めの基本は、いつもよりもハードな内容です。

 白蓮中段構から、振子突・蹴上・上中二連・上中蹴を、それぞれ全員で10ずつ号令をかけて行いました。号令をかけた拳士は10名なので、つまり、それぞれ100回行ったということです。

 大変だったと思いますが、みんなよくやりきりました。

 上の写真は蹴上を行っている瞬間を捉えたものです。中央に、当道院に今年入門した 望月 海翔 拳士、鈴木 貫太 拳士、長谷川 千莉 拳士が写っていますが、望月拳士・鈴木 拳士はよく足が上っているし、長谷川 拳士はしっかりと鶴立をして蹴っていることが分かります。3人とも、大きく成長しました。

 

【今年の漢字】

 今年は、門信徒それぞれが、今年の漢字をひとつ決めて、発表しました。

 野田 拳士の今年の漢字は 力 でした。

 今年、野田 拳士は一日も欠かさず稽古に参座したとのことです。ここでいう力とは、そういった、やると決めたことを継続してやりきる力ということでした。私たちも育んでいきたい、大切な力です。

 長谷川 拳士は 楽 という字を選び、「楽しかった」と言ってくれました。それを聞いて、私たちとしてはうれしい限りです。来年も、楽しい一年にしていきましょう。

 鈴木 拳士は 挑 を選びました。少し難しい字ですね。挑戦の「挑」、「いどむ」という意味です。鈴木 拳士は、いつも真面目に稽古に臨み、昇級考試等に対しても真剣に挑んでいましたね。来年も、いろいろなことにチャレンジしていきましょう。

 

 以上、代表して3名の今年の漢字を紹介しましたが、全員が同じ字になることなく、良かったこと、あるいは大変だったことを発表し、今年を振り返りました。来年につなげていければと思います。

 

 

 合掌 門信徒・保護者の皆様、今年はありがとうございました。

 清水袖師道院が楽しく、成長できる場所であるのは、皆さんひとりひとりのおかげです。

 来年もよろしくお願いします。

 よいお年を!

2022年  道院設立30周年記念 演武発表会

 清水袖師道院 設立30周年記念 演武発表会

       於:12月25日(日)清水ふれあいホール

        テーマ:工夫を重ねて進め

 

2022年(令和4年) 道院設立30周年記念 演武発表会を12月25日(日)清水ふれあいホールにて行いました。写真は受付です。この地点では、まだ余裕があります。

発表会の始まりです。ステージに上がり、少し緊張気味になりました。

まずは作文発表です。「工夫を重ねて進め」をテーマにした作文を発表しました。写真は 髙木蘭丸拳士です。

鎮魂行の主座は、今年、初段を印可された牧田真海拳士です。凛々しく教典を読誦しました。

易筋行の披露は、基本の突き蹴りから始まりました。

防具を使った基本は、気合と共に迫力満点です。望月海翔拳士の後ろ回し蹴りです。

迫力のある長谷川敬祐拳士の飛び二連回し蹴りです。

この日の来賓は、林芳久仁県連会長、稲葉寛之協会顧問、そして林県議のあとがまと紹介された中山真珠様より、それぞれ簡素ですがあたたかい挨拶をいただきました。

組演武第1部では、3組の演武を披露しました。写真は吉田光代拳士、渉悟拳士の親子演武です。

少年部団体演武の構成6番目には独鈷拳を披露しました。

一般部団体演武は錫杖の研究を発表しました。

野田明伸拳士が凛々しく構えています。

道院長挨拶では、「30周年からの出発」という題で話をしました。長年、副道院長をしていただいた伴清司拳士も写真で参加しています。

今年の創作寸劇は、迷探偵コナンを発表しました。道に迷ってしまう迷探偵コナンが少年探偵団と共に活躍する寸劇です。

蘭は黒の組織のジンにつかまってしまいます。

少年探偵団の帯締め大作戦発動です。

蘭を守った少年探偵団と怪盗キッドはあと一歩まで黒の組織を追い詰めたのでした。

組演武第2部では4組の演武を披露しました。

組演武の最後は小峰拳士、望月翔太拳士の如意対如意の演武です。

最後は団体演武に法形を取り入れた創作団体演武の披露です。

創作団体演武の締めは4方向の紅卍拳です。清水袖師道院は、息が合っています。

いろいろなハプニングが起きた30周年記念演武発表会でしたが無事に終わり、みんな笑顔があふれています。拳士はもとより、友人、ご家族の協力があり道院は活動が出来ています。ありがとうございました。(代表道院長 平井富士雄)