道院行事
Shorinji Kempo

2023.5.10.清水袖師道院 開祖忌法要

令和5年5月10日、清水袖師道院・清水中部道院合同の開祖忌法要を執り行った。

開祖宗道臣は1980年(昭和55年)5月12日に逝去され44回忌となる。

野田明伸少導師の開式の辞のあと導師献香、まずは清水袖師道院代表道院長、平井富士雄少法師が行った。

続いて清水袖師道院小峰悟中導師が献香をした。

続いて清水中部道院山田恵修大導師が献香をした。

清水袖師道院副道院長望月翔太権中導師が、教典を香で浄め唱和を行った。

僧階補任をされている拳士は輪袈裟・絡子を、僧階補任前の拳士は緑の輪袈裟を付けて儀式に臨んでいる。

門信徒献香では各自1回、拝まずに全員が献香を行った。写真は吉田光代拳士。清水中部副道院長望月満権中導師は進行補助を行った。

5月入門のまだ道衣が届いていない拳士も緑の輪袈裟を着用し、しっかり献香をした。

しっかりとした合掌礼が出来ています。

導師法話は清水袖師道院代表道院長平井富士雄少法師が、開祖の少年期から、金剛禅総本山少林寺を設立するまでの解説をした。

開祖宗道臣師家と共に宗由貴第2世師、宗昂馬第3世師家を額装の上、飾った。

奉納演武、まずは望月海翔拳士、鈴木貫太拳士の組演武。カメラで記録しているのは望月翔太副道院長である。

続いて吉田渉悟拳士、髙木蘭丸拳士の組演武である。

奉納演武の締めは小峰悟参与道院長、望月翔太副道院長の錫杖の研究演武。

開祖忌法要終了後、全員で記念写真。おごそかで開祖宗道臣を偲ぶ価値のある時間だった。(平井)

清水中部道院宗道臣デーに参加させて頂きました

2023年5月4日、清水中部道院宗道臣デーに参加させていただきました。清水区立花にある万葉歌碑の周囲を地元地域の方々と一緒に清掃させて頂きました。

万葉歌碑は日本全国に2000基ほどあるそうです。立花の歌碑は、国の守りのために、遠く九州に向かう若者が故郷に残した父をおもって詠んだ歌が刻まれています。

「たちばなのみおりの里に父をおきて 道のながては行きかてぬかも」(丈部足麻呂)

 

拳士は道衣姿で雑草を取り除いています。天気も良く、汗をかきながら作業に励みました。

 

清水中部道院山田道院長と記念撮影。好天の中、清々しい時間を過ごすことができました。お誘い頂きましてありがとうございました。

2023.4.23. 清水袖師道院 宗道臣デー

2023年4月23日(日)清水袖師道院では19名の参加者で宗道臣デーを行いました。

宗道臣デーは開祖の命日の5月12日に近い都合のいい日に各地域で貢献活動を行おうというものです。

清水袖師道院では望月翔太副道院長が幹事となり、秋葉山の境内の清掃活動を行いました。

内容は静岡市清水区の中心部にある秋葉山の境内の清掃活動です。

下の境内まで車を乗り入れて活動開始前の記念写真を撮りました。今から秋葉山の山頂の境内の清掃活動にに行きます。

山頂の境内では主に熊手で枯葉を集め、ごみ袋に詰めます。

大人では難しい狭い所は小柄な少年拳士が清掃で活躍します。

西階段の側溝に詰まった枯葉を除去している所です。

正面階段も上から下へと清掃します。清掃前と清掃後がくっきりと分かります。

山頂境内と、両階段と、下の境内の清掃活動が終了し、枯葉等を入れたビニール袋と記念撮影です。清水袖師道院では12月上旬にも清掃活動を行います。

参加者の皆さん、お疲れさまでした。

紙芝居 「ブンブン ビーベエ」

4月12日(水)清水袖師道院では望月翔太副道院長が紙芝居を披露しました。

紙芝居の題名は「ブンブン ビーベエ」と言い作者のペンネームは巽十一(たつみといち)と言います。静岡登呂道院の道院長の高橋宗造先生です。

主人公のハチ、ビーベエは少林寺拳法8級です。

ビーベエは、蜂蜜を貰いにお花畑に出かけました。するとカボット(蚊のロボット)からおいしい匂いのする植物を教えてもらいます。

ビーベエは美味しそうな匂いのする植物の袋の中に落ちてしまいました。途中で質問をしながら紙芝居は続きます。

対話型の紙芝居なので子供たちはどんどんのめりこんできます。

裏から見ると紙芝居で読むお話が書いてあるよ。

質問があると、子供たちが思い思いの事を発表します。

15分ほどで楽しい紙芝居は終わりです。拍手、拍手。紙芝居は、読み手の姿勢が聞き手を夢中にしてくれます。少林寺拳法の稽古は、実技も学科もワクワクの連続です。

布教演習(阿羅漢行)4 法話演習

僧階 法話演習 B3 日本の宗教の特色

2月17日(金)一般を対象に中導師への布教演習として望月翔太副道院長が

履修科目より、B3 日本の宗教の特色を選び法話を行った。

序論では、「日本人は無宗教か」をテーマに資料を元に話された。

日本人はアニミズム、祖先崇拝の割合が多いが、一神教、悟りの宗教の割合が少ないとの説明があった。

講義の後の討論の時間では各自が思っていること、感じたことを述べた。

討議の中で日本は神道と仏教が結びつき、江戸時代には寺が独特の特徴を持つに至った話が出た。

僧階保持者が多い為、有意義な討論となった。金剛禅は指導者育成機関なので、幹部には定期的に法話をしていただく時間を設けていく。正信を広げていく為には広く深い学習が必要である。(平井)

2023年1月27日 入門式

入門式

2023.1.27(金)

 清水袖師道院は、昨年12月に新たに2人の仲間を迎え、上記日程で入門式を執り行いました。

 

 司会は、小峰 弘文 中導師が務めました。

 

 【導師献香】

 代表道院長 平井 富士雄 少法師

 参与道院長 小峰 悟 中導師

 

 【教典唱和】

 望月 翔太 権中導師が奉読し、門信徒全員で唱和しました。

 

 【入門式表白文奉読】

 平井 富士雄 少法師

 

 【誓願文奉読】

 入門者を代表して、加藤 冴恵 拳士が奉読しました。立派に読み上げることができました。

 

 【盟盃】

 兄弟のように、無償で助け合う仲間になることを誓う盃です。中身はぶどうジュースです。

 まず、導師が飲みます。

 続いて、入門者が飲みます。

 加藤 冴恵 拳士

 加藤 陽道 拳士

 

 【導師法話】

 代表道院長 平井 富士雄 少法師

 少林寺拳法を創始した 開祖 宗 道臣 のお話を聞かせてくれました。

 乳母車事件がきっかけとなり、開祖が、行動すれば世の中を変えることができるという考えを持つようになったことや、開祖の夢に現れた達磨大師からヒントを得て、「行」としての少林寺拳法を始めたことを学びました。

 話さなければ言葉は身についていかないというお話も、説得性のある内容でした。

 

 【演武】

 ①牧田 真海 拳士、吉田 渉悟 拳士

 練習の成果を発揮しました。

 

 

 ②野田 明伸 拳士、望月 梨帆 拳士

 天地拳第1系から第4系までを続けて相対で行った、テーマのある面白い演武でした。

 

 【記念撮影】

 最後に参加者全員で記念写真を撮り、入門式は終了です。

 合掌 冴恵さん、陽道くん、ようこそ清水袖師道院へ。

 これからみんなで、互いに親しみ合い、援け合い、協力して、修行を続けていきましょう。

 

 

2023.1.20.学科学習(自己確立・自他共楽)

2023年1月20日(金)望月翔太副道院長による学科指導が行われました。最初は少年部読本を拳士が順番に読みました。

続いて望月翔太副道院長が、本当の強さとは何かについて解説をしました。

そして自己確立・自他共楽について各自で事例に習って書き込みました。

書き込んだ後、3人の拳士に発表をして貰いました。自己確立・自他共楽が自分の事として考える楽しい学科でした。

2023年 本山 表彰式・新春法会 出席

2023年 本山 表彰式・新春法会 出席

日時:2023年(令和5年)1月 14日(土)・15日(日)

2023年1月14日 清水袖師道院 道院長 平井富士雄は30年勤続表彰を本山より受け表彰式に出席しました。写真は到着時の開祖像と大雁塔です。

太田司先生は35年、浅井昌典先生は20年の表彰を受けました。おめでとうございます。

大澤隆館長より表彰を授与される直前の写真です。女性が持たれている賞状をいただきました。

本堂にて、大澤隆館長より杉山先生、浅井先生が20周年勤続表彰を受賞されている所です。

表彰式・写真撮影が終了すると冬は日が短い為、大雁塔がライトアップされていました。きれいですね。開祖は建物も心に残るものを残されたのですね!!

1月15日(日)宗昂馬師家 年頭挨拶です。一人一人が目標を持つことが大切ですと、力強く話されました。

師家年頭挨拶と新春法会の間の本堂の様子です。リラックスしていますね。

錬成道場での新春修練会では楽しく汗を流し、境内ではぜんざい会食が行われています。本年も前を向いて一歩づつ金剛禅運動を行います。!!(平井)

 

2023年 新春法会

2023年 新春法会

2023.1.6(金)

 

 2023年となりました。

 清水袖師道院の稽古は、新春法会から始まります。

 

 司会は、野田 明伸 少導師が務めました。

 

 導師献香】道院長 平井 富士雄 少法師

 

 【教典唱和副道院長 望月 翔太 権中導師

 

 【新年の誓い

 門信徒全員が、それぞれの新年の誓いを皆に向けて読み、新年の誓いを書いた紙を道院長に渡しました。

 新たな目標を胸に、今年も仲間と一緒に努力していきます。

 

 【道院長年頭挨拶道院長 平井 富士雄 少法師

 まずは、道院長の新年の誓いを発表しました。

 今年は門信徒を25名まで増やすことを目標とします。

 続いて、宗道臣語録の中から、 深刻な顔したって 世の中変わりゃせん という言葉を門信徒に送りました。

 戦後の、日本が混乱している時代に、開祖 宗道 臣は少林寺拳法を始めた。それに比べれば、現在の、当時より安定した時代に、何かを始めることは、ずっと容易い。できないわけがない。

 以上のような、前向きな気持ちになれるお話を頂きました。

 また、苦しみは自分の頭の中だけにあるというお話も、考えさせられる、印象的な内容でした。

 

 【奉納演武

 少年部団体演武

 写真は、昨年の発表会でも披露した、独鈷拳を行っているシーンです。

 

 一般部組演武 飯妻 航希 拳士・長谷川 敬祐 拳士

 二人とも、バシッと金剛拳を極めています。

 

 如意単独演武 望月 翔太 拳士

 天地拳第一系、第二系、独鈷拳を如意二本を使いアレンジしました。今後、研究していきたいところです。

 

 【記念写真参加した門信徒・家族全員で記念撮影をしました。

 

 

 記念撮影の後は、みんなでおしるこを食べて、新春法会は終了です。

 

 合掌 ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

 今年もよろしくお願いいたします。

 門信徒の皆さん、新年の誓いを忘れずに、今年も楽しく稽古に励みましょう。

 

 

 

 

 

2022年稽古納め

2022年稽古納め

2022.12.28(水)

 本日、12月28日水曜日は、清水袖師道院の今年最後の稽古となりました。

 

【基本】

 稽古納めの基本は、いつもよりもハードな内容です。

 白蓮中段構から、振子突・蹴上・上中二連・上中蹴を、それぞれ全員で10ずつ号令をかけて行いました。号令をかけた拳士は10名なので、つまり、それぞれ100回行ったということです。

 大変だったと思いますが、みんなよくやりきりました。

 上の写真は蹴上を行っている瞬間を捉えたものです。中央に、当道院に今年入門した 望月 海翔 拳士、鈴木 貫太 拳士、長谷川 千莉 拳士が写っていますが、望月拳士・鈴木 拳士はよく足が上っているし、長谷川 拳士はしっかりと鶴立をして蹴っていることが分かります。3人とも、大きく成長しました。

 

【今年の漢字】

 今年は、門信徒それぞれが、今年の漢字をひとつ決めて、発表しました。

 野田 拳士の今年の漢字は 力 でした。

 今年、野田 拳士は一日も欠かさず稽古に参座したとのことです。ここでいう力とは、そういった、やると決めたことを継続してやりきる力ということでした。私たちも育んでいきたい、大切な力です。

 長谷川 拳士は 楽 という字を選び、「楽しかった」と言ってくれました。それを聞いて、私たちとしてはうれしい限りです。来年も、楽しい一年にしていきましょう。

 鈴木 拳士は 挑 を選びました。少し難しい字ですね。挑戦の「挑」、「いどむ」という意味です。鈴木 拳士は、いつも真面目に稽古に臨み、昇級考試等に対しても真剣に挑んでいましたね。来年も、いろいろなことにチャレンジしていきましょう。

 

 以上、代表して3名の今年の漢字を紹介しましたが、全員が同じ字になることなく、良かったこと、あるいは大変だったことを発表し、今年を振り返りました。来年につなげていければと思います。

 

 

 合掌 門信徒・保護者の皆様、今年はありがとうございました。

 清水袖師道院が楽しく、成長できる場所であるのは、皆さんひとりひとりのおかげです。

 来年もよろしくお願いします。

 よいお年を!