2025年静岡県教区第8回金剛禅易筋行大会~金剛禅の未来に向けて~に参加致しました。 | 清水袖師道院

2025年静岡県教区第8回金剛禅易筋行大会~金剛禅の未来に向けて~に参加致しました。

2025年9月21日(日)静岡市北部体育館剣道場・柔道場にて、2025年静岡県教区第8回金剛禅易筋行大会~金剛禅の未来に向けて~が開催され、清水袖師道院も参加致しました。

主催:金剛禅総本山少林寺 静岡県教区

 

易筋行大会に先立ち、達磨祭が執り行われました。静岡県教区教区長である平井道院長が門信徒献香を務めました。

 

達磨祭が滞りなく終了し、いよいよ易筋行大会が開催されました。開会式では清水袖師道院代表道院長、平井富士雄県教区長が挨拶を務めました。

開祖宗道臣の言葉を引用し、「祈るなら神に祈るのではなく、世界平和へを祈る」という内容が印象的でした。テーマにもある、金剛禅の未来を象徴するような言葉だと感じます。

 

発表の部最初の出番は中部小教区でした。道院の垣根を超えた創作団体演武は、

普段の修練では得られない貴重な経験になりました。

中部小教区全員で創作団体演武を行ったのは本番が初めて!そうは思えないほど息ぴったり!?

 

次の出番は創作寸劇「桃太郎」です。2024年清水袖師道院演武発表会で披露した寸劇を

易筋行大会用に再編集したものです。

 

出番前の一コマ。ちょっと緊張してるかな?

 

寸劇が始まると、みんな役になりきり、結果は大成功でした!

アドリブも飛び出し、観客からは笑い声が聞こえました。

 

おじいさん「こりゃ大きな桃だべさ!」

黒鬼親分のアドリブが光ります。

浮かれた鬼たち「俺たちはファミリ~♪」

そんな鬼たちも少林寺拳法を修行した桃太郎一行には敵いませんでした。

桃太郎「参ったか!」鬼たち「参りました!」

最後は鬼たちも改心、桃太郎たちと和解しました。少林寺拳法では、力なき愛は無力なり、

愛なき力は暴力なりという教えがあります。力と愛、どちらが欠けてもいけません。

 

創作寸劇「桃太郎」は大きな拍手に包まれ終了しました。

 

午後は学びの部(グループ討議)です。各年代に別れて、「楽しい少林寺拳法」というテーマで

討議をおこないます。

 

大学生・20代・30代グループ。真剣な顔で聞いてます。

小学生Cグループ。真面目?に聞いています。

 

その後は羅漢練拳の時間です。各グループで演武を創作し、それを発表しました。

 

小学生Aグループの林拳士。普段と違う環境と、他の道院の拳士との練習に、緊張しています。

上手に発表できるかな?

 

各年代に別れ、他所属の同年代の拳士とみんな真面目に修練していました。

 

道院の垣根を超えた交流は普段の修練では得られない貴重な経験になったのではないでしょうか。

 

短い練習時間でしたが、発表では各グループがバイタリティの有る、様々な演武を披露していました。

はじめてあった人たちとここまで息の合った演武を完成させることができるのは少林寺拳法ならではですね!

 

羅漢練拳の発表が終了し、閉会式をもって2025年静岡県教区第8回金剛禅易筋行大会は終了となりました。

今回のテーマは「金剛禅の未来に向けて」でした。

静岡県の各地から幅広い年齢層が一堂に集い、共に学びあい、心を通わせて楽しく交流できたこの大会は一つの

理想境であり、明るい未来に一歩踏み出す素晴らしい一日となったのではないでしょうか。

 

参加した拳士の皆様、保護者の皆様、運営・関係者の皆様お疲れ様でした。次回開催の第9回易筋行大会では、今以上の

未来が待っていると良いですね。その未来をつくる為に我々は日々の修行に邁進して参ります。(小峰)

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