清水袖師道院拳友会演武発表会 | 清水袖師道院

清水袖師道院拳友会演武発表会

清水袖師道院拳友会 演武発表会

2025年12月21日(日)

~失敗と工夫が未来をつくる~

 

 今年も無事、静岡市少林寺拳法協会主催の清水袖師道院拳友会演武発表会を開催することができました。

 昨年の演武発表会から早一年、あっという間のようですが、皆、その間に大きく成長しました。

 その成果を、ご家族、ご友人の皆様に披露し、幸福な時間を共有することができました。

 

 【作文発表】

 本演武発表会開催にあたり、拳士それぞれが発表会に向けた思いを文章にまとめました。

 選ばれた拳士は、それを会場で読んで披露します。

 吉田拳士は、寸劇における演技への意気込みを述べました。

 

 【鎮魂行】

 演武発表会もまた、人づくりの行の在り方のひとつです。

 私たちの目的を、元気よく唱和しました。 

 加藤拳士が主座を務めました。いい姿勢です。巻物の紐の結び方も、一生懸命練習していました。

 

 【全体基本】

 ここから体を動かしていきます。さっそくけっこうハードですが、皆、よく頑張ってくれました。

 足がよく挙がってるね!

 

【防具基本】

 次は防具へ突き蹴りを当てる稽古です。胴を蹴るいい音が会場に鳴り響きました。

 廻蹴!

 飛二連蹴!!

 

 後廻蹴!!!

 

 【来賓挨拶】

 ここで、本日ご参加いただいた、ご来賓の皆様からご挨拶いただきました。

 静岡市少林寺拳法協会会長 林 芳久仁 様

 静岡市少林寺拳法協会副会長 稲葉 寛之 様

 静岡市少林寺拳法協会特別顧問 田中 健 様

 ご本人様は多忙のため出席できませんでしたが、秘書様より温かい言葉をいただきました。

 

 【個人演武Ⅰ部】

 

 

 【団体演武A】

 白蓮八陣・義和九陣 少林寺拳法のいろいろな構えを披露しました。

 

 【団体演武B】

 錫杖対如意の演武です。

 

【創作寸劇】 西遊記

 孫悟空が、三蔵法師と共に天竺を目指し旅をするお話です。

 天界でわがままに暮らす孫悟空。観音様の柿をつまみ食い。

「俺様が今食いたいと思ってるんだから、食っていいんだよ!」

 そんな孫悟空は実はお釈迦様の手の中で動いているだけだったのです。

 お釈迦様は孫悟空を懲らしめるため、五行山の下敷きにしてしまいます。

 五百年もの間、山の下敷きにされていた悟空を、三蔵法師は助け、旅のお供としたのでした。

 その後、旅をしながら、猪八戒沙悟浄といった、頼もしい仲間が増えていきます。

 猪八戒も沙悟浄も、初めは敵として登場しますが、悟空は彼らをスカウトし、友となる道を選びました。

 悟空たちの活躍は続きます。

 火炎山の火を消すため、悟空は変身術を使って牛魔王に変身し、その妻、羅刹女に近づきます。

 羅刹女はまんまと騙され、火を消すためのアイテム、芭蕉扇を手に入れることができたのです。 

 三蔵法師はさらわれ、牛魔王一味に食べられそうになりますが、間一髪のところで孫悟空が助けに現れます。

 悟空たちに敗れた牛魔王は、三蔵法師に諭され、改心したのでした。

 

 

 【個人演武Ⅱ】

 

 【団体演武C】

 あっというまに最後の団体演武になりました。

 天地拳第5系・第6系や紅卍拳は難しかったと思いますが、一生懸命練習してできるようになりました。

 一組ずつ、短い組演武も披露しました。

 

 

 

 合掌 お忙しいであろう年の瀬に、時間をつくって参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

 拳士一同、修行の成果を存分に発揮し、大きく成長できたことと思います。来年の演武発表会もご期待ください。

 

 成長の裏には、失敗と工夫があります。

 過を改めて自ら新たにし、その繰り返しが、人を成長させます。

 そういった正しい努力の積み重ねが、可能性の種子を育て、未来の自分をつくっていきます。

 これからも私たちは、前を向いて歩き続けたいと思います。 記:静岡市少林寺拳法協会 望月 翔太

 

 お疲れ様。みんな、よく頑張ったね。

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