2024.4.3 僧階辞令授与式
僧階辞令授与式
2024.4.3
令和6年度が始まりました。
さっそく、4月1日付けで僧階を補任された門信徒がいましたので、本日の稽古終了後、僧階辞令授与式を行い、僧階補任者に僧階辞令を授与しました。
僧階補任者は 小林 貴史 少導師です。師僧である 平井 富士雄 少法師から辞令を授与され、金剛禅の布教者への仲間入りを果たしました。
輪袈裟と僧階教本Ⅰも授与されました。今後の活躍に大いに期待するところです。
その後は、平井 富士雄 少法師が激励の法話を行いました。
開祖 宗 道臣 語録からの抜粋が書かれたメッセージカードについて話し、メッセージカードを僧階補任者に贈りました。
「あの人のために」という気持ちがいちばん大事という内容でした。
・自分のための夢にとどまらず、人のためになるより大きな夢をもつこと
・誰かを幸福にすると、結果自分が幸福になる
といった、自分の人生を本当に幸福にするための大切なメッセージを受け取りました。
合掌 小林さん、少導師補任、おめでとうございます。金剛禅の布教者として、共に成長していきましょう。
今後ともよろしくおねがいいたします。(望月 翔太)
2024年2月度入門式
2024年2月23日(金)、清水袖師道院2月度入門式を執り行いました。
入門式は、入門した本人が修行の決意や心構えを確認し、自分自身に誓うための儀式です。また、入門式は、入門者を仲間として迎え、絆を結ぶ手始めの儀式でもあります。
・司会は飯妻航希少導師が務めました。はじめての司会に少し緊張しています。
・導師献香
代表道院長平井富士雄少法師により、厳粛におこなわれます。
・教典唱和
山田恵修大導師による教典唱和です。門信徒が一体となって教典を唱和しました。
・入門式表白文奉読
表白文とは導師がその修法に際して趣旨を述べ、仏法僧の三宝および、参列者に告げるものです。儀式のなか,導師により粛々と読み上げられます。
・誓願文奉読
入門者、荻愛里拳士による誓願文奉読です。仲間となるうえで大事にするべき誓いを読み上げます。
☆堂々とした所作が伺えます
・盟杯
盟杯を交わすことにより、血を分けた家族のようにこれから同志として共に励もうという決意を持ちます。清水袖師道院ではぶどうジュースで盟杯を交わします。
・導師法話
入門者が分かりやすいように開祖のお話を交えた法話をして頂きました。
・奉納演武
☆望月海翔拳士、鈴木貫太拳士
息があって元気のある演武を披露してくれました。
☆望月翔太拳士、野田明伸拳士
一般部の迫力ある演武です。
・記念撮影
最後は参列者全員で記念撮影です。滞りなく儀式を終えることができました。
ご参加いただきました参列者の皆様ありがとうございました。
儀式は金剛禅の仲間として一体感を得るために大事な行事です。新しく入門してくれた愛里拳士と清水袖師道院の仲間として一緒に修行できることをとても嬉しく思います。教え、教わりながら共に楽しく励んでいきましょう!(小峰)
清水袖師道院 令和6年 新春法会
2024年1月8日(月)、清水袖師道院新春法会を執り行いました。
新春法会に先立ち、野田明伸拳士(権中導師)と、望月梨帆拳士(少導師)の僧階辞令授与を執り行いました。
僧階は金剛禅指導者の資格です。金剛禅の教えを よく学び、金剛禅の指導者としてのより一層の活躍を期待しております。
1.開会の辞
新春法会の司会は望月翔太拳士。円滑な司会進行に定評があります。
2.導師献香
式のはじめは導師献香からはじまります。代表道院長の平井富士雄少法師より厳粛に、粛々と行います。
3.教典唱和
教典唱和の意義とは教えや価値観を共有し、理解と一体感を深めるものです。儀式での教典唱和では、鎮魂行とはまた異なる空気が流れます。
4.新年の誓い
清水袖師道院では「新年の誓い」として2024年の抱負を書き、皆の前で発表します。声を出して、共有することにより、その抱負を達成しよう!という気持ちが高まります。
小峰弘文拳士「もっと道院に参座出来るようにします!」
望月翔太拳士「五段をとります!!」
吉田光代拳士「華麗な技を身に着けます!!!」
少年部の拳士も元気よく発表してくれました。抱負が達成できる様、日々の修行を頑張りましょう!
5.道院長年頭挨拶
平井代表道院長による年頭挨拶です。拳士は真剣に耳を傾けています。
6.奉納演武
短い修練期間の中、各々が素晴らしい演武を披露してくれました。素晴らしい式の締めとなりました。
少年部団体演武 みんなかっこいいですね!
加藤冴恵拳士 加藤陽道拳士 による姉弟演武。息がぴったり!
望月梨帆拳士 吉田光代拳士 良く頑張っていました!
野田明伸拳士 飯妻航希拳士 落ち着きのある流石の演武です!
7.閉会の辞
厳かな雰囲気の中、滞りなく終了することが出来ました。
8.記念撮影
参列してくださった保護者の皆様、参加した拳士の皆様、ありがとうございました。おかげさまで新年の始まりとして素晴らしい式となりました。竜頭蛇尾に終わらない様に、力強く、飛躍する1年にできるよう、清水袖師道院一同、協力して頑張っていきましょう!!
おまけ
新春法会のあとは会食です。輪になっておしるこなどを美味しくいただきました。
(小峰)
2023年稽古納め
2023年稽古納め
2023.12.29(金)
12月29日金曜日、清水袖師道院は、今年最後の稽古を行いました。
もちろん、最後の稽古も、鎮魂行から始まります。今年最後の修練に向けて、気持ちを集中させます。みんな、背筋の伸びた良い姿で座っていますね。
稽古納めの基本は、いつもより数をかけて行います。みんな、よく頑張りました。
大変だけど、楽しそう(笑)
基本の後は、今年学んだことを、それぞれがみんなの前で発表しました。
少林寺拳法の修行を通して、努力ができるようになった、自ら行動するようになった。
少林寺拳法の、技の習得が早くなった、動きにキレがでた。
他にも今年の反省点など、それそれが学んだこと、身につけたことを仲間と共有し、修行により自分たちが変わったことを確認しました。
共に修行してきた仲間の成長を、皆、温かい眼差しで受け止めます。
最後に、演武や技の修練をして、今年の稽古はすべて終了です。
合掌 皆さん、お疲れ様でした。
今年もいろいろなことがありましたね。とても充実した、楽しい一年だったと思います。
そして、皆さんが発表されたように、それぞれに学びが多く、成長することができた一年だったと感じています。
いい年でした。来年もいい年にしましょう。(望月 翔太)
2023.12.17 清水袖師道院 演武発表会
清水袖師道院 演武発表会
2023年12月17日(日)
テーマ:集中力を育てる
今年もまた、清水袖師道院の演武発表会を、清水区役所内、清水ふれあいホールにて開催しました。
演武発表会は、一年の最後の行事であり、ある意味、一年間の修行の集大成ともいえます。今年も、みんな一生懸命修行に励んできました。その成果を、会場にお集まりいただいた、来賓、家族、友人、OB・OGの皆様に披露することができました。
作文発表
集中力を育てるという本発表会のテーマに沿って書いた作文を、5名の拳士が発表しました。大きな声で、堂々と読むことができました。
鎮魂行
今回は髙木拳士が主座を務めました。ピシッとしたいい姿勢で、見事にやり遂げました。
全体基本
みんな、よく足が上がってますね。大変いい蹴です。
防具を使った基本
廻蹴・後廻蹴や飛二連蹴は、最初は難しかったと思いますが、みんなとても上手になりました。ホール内に胴を蹴るいい音が響き渡っていました。
個人演武Ⅰ部
少年部団体演武
吉田拳士がセンターを務めました。写真は、独鈷を使用し、独鈷拳を行っているところです。かっこいい!
一般部団体演武
錫杖・如意を使用した演武です。法器になじみのない拳士にとってはなかなか難しかったと思いますが、一生懸命練習して、上手く扱えるようになりました。
創作寸劇 中野理男物語
開祖 宗 道臣の幼い時代のお話を、平井道院長のナレーションの下、寸劇でお届けしました。
今回の主人公、中野理男は鈴木拳士が演じました。主人公はセリフも多く、大変だったと思いますが、よく努力しました。感情のこもった、いい演技もできました。
寸劇の後半は乳母車事件です。
妹たちと粗朶(そだ)拾いにでかける理男を、村の子供たちは馬鹿にします。理男が去った後、有力者の息子がうっかり乳母車を倒し、乳母車に乗っていた弟に怪我をさせてしまうのですが、その罪を理男になすりつけたのです。
子どもに怪我をさせられたことに怒った有力者が、理男の家に怒鳴り込んできます。自分は乳母車を倒していないと必死にうったえますが、最終的に無理やり謝らされてしまいます。
しかし理男は、勇気をもって有力者の家に乗り込み、有力者の息子に嘘をついていたことを認めさせました。有力者も、有力者の息子も反省し、自らの力で濡れ衣を晴らすことに成功したのでした。
個人演武Ⅱ部
全員団体演武
全員団体演武の最後は紅卍拳です。かなり難しい法形ですが、みなさんよく覚えました。
内容は盛りだくさんでしたが、あっという間に演武発表会は終わってしまいました。最後に、参加された皆様全員で記念写真を撮って、演武発表会は終了です。
皆さんが笑顔で写っているこの写真を見ると、清水袖師道院が多くの方に支えられて成り立っていることを実感します。ひとつの理想境を一枚の写真に収めた、そんな感じがします。
今後もこのような理想境を維持し、また発展させ、そして広げて行きたいと思うところであります。
合掌 演武発表会に参加された皆様、ありがとうございました。(望月 翔太)