2025年度第2回静岡中部小教区研修会 | 清水袖師道院

2025年度第2回静岡中部小教区研修会

第2回静岡中部小教区研修会

2025年11月23日(日) 於:静岡沼上道院

 科目:運動論(実践論)2

 テーマ番号:H1 テーマ:布教の意義 講師:宇佐美 智 大導師

 参加者:16名

 

 上記のとおり小教区研修会を実施しました。

 私たちが金剛禅師家から任されている布教、その意義を改めて確認し、それを行う上で私たちはどうあるべきか、何をするべきか、それらのことについて、ここに集った布教者の仲間達と考えを共有し、今後の活動への糧としました。

 

【鎮魂行】

 11月下旬にしては暖かい、朗らかな日でした。

 まぶしい陽の光が、道院に差し込みます。

 そんな中、静かに眼を閉じ、心を整えています。

 

【講義】 

 講師を務められた宇佐美大導師は国語の先生です。

 まず、布教のという漢字について、その成り立ちから解説してくださいました。

 そして、布とはつまるところ広がるということ、すなわち布教とは、教えを広めるという意味であるとのことです。

 相田 みつを氏や 中村 元氏などの資料も紹介しつつ、金剛禅における布教の語義、意義、布教者に求められる条件等について分かりやすく、面白くお話くださいました。

 

【討議】

 講義を聞き終え、参加者それぞれが思うところを忌憚なく述べて行きました。

 まず自分がしっかりとした人間になる(自己確立)ことで、話を聞いてもらえる人間になる。

 

 布のように誰でも包み込めるような柔らかさで、個々の状況に応じて、必要な言葉や行動をとるのが私たちが行う布教の姿である。

 難しいことを易しく、易しいことを深く、深いことを面白く伝えていかなければならない。

 

 他にも、様々な有意義な意見が挙がり、互いにいい影響を与え合うことができたかと思います。

 

合掌 宇佐美先生、すばらしいご講義をありがとうございました。参加された皆様、有意義な時間をありがとうございました。

 布教者として、今後も協力して開祖の思いを伝えて行きましょう。 記:望月 翔太

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