熊本県教区講習会

12月1日(日)、金剛禅総本山公認熊本県教区講習会が開催されました。

熊本には前日の11月30日に来て、地震から復興した美しい熊本城天守閣に入りました。

夕食は、木村教区長、有村先生と、馬刺しをいただきました。美味しかったです。

宿泊ホテルは新しくて綺麗な「αー1八代」でした。12月1日(日)、朝、外に出てみると「くまモン」が立っていたので、一緒に写真を撮りました。

有原地元講師のツーシーターの車で送っていただき、熊本県教区講習会の会場である、「さくら十字ホールやつしろ」に来ました。本山教師として、充実した一日にしたいと思います。

教区研修会は教典唱和から始まりました。全員、輪袈裟着用で行っています。

続いて法階講義です。テーマは、「拳禅一如・力愛不二の法門」です。金剛禅の指導者は、難しい事を、やさしく、深く、面白く話が出来る様にと呼びかけました。

講義の後で、道院は小さな理想境なので、そこから幸福運動を広げましょうという部分に対して、「道院のどこが理想境なのでしょうか?」という質問があり、「理想境の境とは、多様性のある人や国を表していると解釈している。道院ではその多様性のある拳士が、自己確立の修行をしながら、お互いを思いやり励まし合って、真剣な中にも笑顔が溢れている。その調和された環境が、小さな理想の境地であり、それを道院から社会に広げていく運動をが金剛禅運動のひとつの在り方と考えます。」と答えました。

僧階講義は有原地元講師による「釈尊の教えと金剛禅の接点」について、釈尊の遺された教えと金剛禅の比較をされながら学べる楽しい講義でした。

討議の時間は、グループに分かれて、自己紹介の後、有原先生の講義について要点を話し合いました。

易筋行では、四摂法の「布施・愛語・利行・同時」の説明をして、易筋行は技術のみの習得ではなく、人格向上と相互の理解を深め合うものであることを確認して行いました。連続法形修練法も織り交ぜました。ニコニコ楽しい時間が流れます。

柔法では、竜王拳と竜華拳の支点の違いについて確認をして、応用編まで行いました。

最後に地元考試の有原先生と共に講評をさせていただ来ました。楽しく有意義な学ぶ時間を持てて、6時間かけて熊本まで来てよかったと感じています。熊本県教区の拳士の皆さん、これからもよろしくお願いいたします。ありがとうございました。(平井)

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