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Shorinji Kempo

自分たちを見つめるための様々な鏡

心は具体的に見えるものではないけど事の是々非々や心の在り方、その人の生き方は、他人との関係や自分のとった行動の結果として、様々な鏡に映り見詰めることが出来ます。

私達、金剛禅の門信徒が「我々は単なる武道やスポーツとして取り組んでいるのではなく、金剛禅の行として取り組んでいる。」と門外の方によく説明させていただくのですが、ただ外から見られているだけでは、その違いがご理解いただけないこともあるでしょう。

でも、確実にちがうのです。私たちは、常に自分を照らす鏡を持とうと努力し、学び続けていくのです。

昨日、行われた小教区の研修会の画像をよくご覧ください。一時間の講習会で聴講者のために浅井先生が用意された資料、そして、聴講者が書き込んでいるレポート。必死に教え、必死に学んでいる。その姿が画像にも表れていますよね。

 

私たちは少林寺拳法という易筋行とともに、金剛禅の教えを学び、自己確立と自他共楽を実現しようとしているのです。

私も、常に学び、常に伝えられるように努力してまいります。

ぜひ、皆さん最寄りの金剛禅の道院を訪ね、学びに来られてください。老若男女、身体の強弱を問わずに楽しく修養しています。

 

       道院長 江間秀樹

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携帯 090-3835-9109(ショートメールにてご連絡ください)

今日は浜松渡瀬道院で西部第1小教区の本山認定研修会です

今日は、浜松渡瀬道院を会場に認定の小教区研修会を午後8時半から開始されました。

テーマはA5「道訓」の主旨について、浅井少法師が講師で行われました。

 

金剛禅の道訓には天道に裏付けられた、人道が説かれた教えであり、時と場合が変わっても人のエゴで左右されない人の道を説いた教えです。金剛禅は仏教ですが、道訓は誰にでも理解しやすい様に、東洋の思想である、道教・儒教の思想も含めて語られている教えなのです。導師として僧階編入されたばかりの皆さんが受講対象者ですが、対象外の方も多く参加され良い講習会が出来ました。

金剛禅では、少林寺拳法を易筋行として学び法の悟りを目指す身体(拳)とこのように教学を学ぶ(禅)の拳禅一如による修養が行われているのです。

単なる武道やスポーツではない、金剛禅の姿勢です。

さあ、皆さんも入門してみませんか。年齢に関係なく楽しめ、心の支えが築けますよ。

 

     道院長 江間秀樹

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「愚公、山を移す」視点や考え方を変えて取り組んでみませんか

開祖、宗道臣師家の好きだったという言葉に、「愚公、山を移す」というお話があります。

昔、昔、中国のある所に住んでいた老人が家の前にある高い山のせいで生活が不便で仕方がない。ある時、思い立ち子供や孫と山を切り崩し始めたのです。

周囲の者達はその行動を笑う人もいたのですが、おじいさんはまるで動ぜずに「私のところには子供がいる。子供は孫を作り、孫はひ孫を作りと子々孫々絶えることはない。とするならば、皆で時間をかけて切り崩せば、山はこれ以上大きくはならないのだから平らにできないわけがない。」というお話しです。

今すぐには出来なくても、考え方、見方、やり方を変えれば、不可能が可能になりえるという内容です。

自分のことだけではなく、周囲の事、将来のことまで思いやり、ことを成して行こうという思いが素晴らしいと感じました。

私たちは、今できないからと現在だけの状況で判断し、将来の人々の受ける恩恵までを考えずに、「出来ない」と答えを出してしまっていることが多いのではないでしょうか。

私は職場で障がい者たちと仕事をするようになったとき、この言葉を思い出し、色々な視点を変えた取り組み方で、戦力としての雇用を成立させたのです。

皆さんも、そう言う支えになった言葉というものがありませんか。是非聞かせてください。

     道院長 江間秀樹

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省いてはいけないルールを守らせること

悩み事と言うことでメールをいただきました。

「障害を持った方が同じ職場にいるのですがミスが多く、とにかくトラブルばかり起こしていて仕事がうまくできません。覚えた仕事を維持して行くのは難しい事なのでしょうか。」という内容のメールです。

 

答えは、難しくもあり、簡単でもあります

人って成長するというか「上達」しますよね。

上達すると感じられる部分はどういう時かを考えてください。

動きが滑らかになることで、その原因は、行動の中の無駄な部分が省かれるようになった為に行動が楽になったことによる結果という場合が多いですよね。

この時に最低限のルールとなっている確認事項であったり、規則であったり、マナーであったりを省くようになってしまうと周囲や機械が受け付けられない状況であったり、機械であればトラブルを起こして当たり前の状況を作り出してしまうのです。その方が楽だし、ほとんど上手くいくのだからという理由で自分にとって楽な行動へと変化してしまうのです。

車の運転だって、運転自体は出来ても、交通ルールを守れなくなれば、事故ばかり起きて当たり前ですよね、それと同じことなのです。

省略する姿勢が定着してしまう前に「行動を正す」監視の目がないと、このトラブルは収まりません。

いくら、親しくなっても「おはよう」とか「ありがとう」とか挨拶はしますよね。でも、それすらしなくなれば、人間関係も壊れて当たり前ですよね。そのしてはならない略し方をさせない教育がトラブルを防ぎ、正しい戦力としての教育になるのです。

是非その辺の教育体制の見直しをしてみましょう。

 

今日は「悩み」ということでメールをくださり、ありがとうございました。これからも、変わったことがあったらご連絡ください。

 

         道院長 江間秀樹

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今日は西部第一小教区の昇級試験&小教区会議

今日の議題というか、確認事項は今度の土曜日に浜松渡瀬道院で行われる本山公認小教区研修会の参加者の確認です。

小教区内の半数の道院からの参加で5名以上の参加が認定の条件ですので、最低限の条件はしっかりとクリアーしたうえで開催されなければ、レポート提出対象者の優遇措置を受けることが出来なくなってしまうのです。

認定研修会では、僧階の階位を上がっていくためには、定められた課題に対するレポートを提出し、審査を受けなければならないのですが、なかなか自分一人で勉強してレポートを提出していく事は難しいのです。

でも、私達がしっかりと勉強したうえで、それを後進の導師たちに正確に伝えていく事で誰もが金剛禅に溶け込みやすくしていくというのが、教区制度が始まって以来、静岡県教区で取り組んできたことなのです。

私を含め、少法師は日本で一番多く、そして、開催される認定研修会も跳びぬけて日本一で本山からも静岡県教区を見習おうと言われるほど、しっかりと取り組んでいるのです。

西部第一小教区はその静岡県教区の中でも先導役なので頑張っています。皆さんも是非、勉強に来てください。

 

                     道院長 江間秀樹

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ご意見、ご質問を気兼ねなくお送りください。

 

自己確立を目指した金剛禅の教え

金剛禅についての質問を頂きました。

「仏教について、というか宗教についてあまり良いイメージがないのですが、先生は金剛禅の精神というか信念に基づいて社会貢献されているのがよく理解できます。なぜ、そこまで信じて行動できるのですか・・・。」というメールです。

 

オウム真理教や統一教会など社会に問題視される宗教が多くあるのは事実です。現代の日本人は宗教アレルギーと呼ばれるような状況になってしまっていると言えるでしょう。

でも、ご安心ください。金剛禅は奇跡や呪力を信じるという宗教ではありませんし、

宗教的恫喝も一切なく、極端な縮合論の脅えからは解放された教えです。

 

倫理的であり、哲学的である金剛禅の教えには「祈れば救われる」というような他力本願の教えではなく、物事の本質を求めた、自己を確立することで得られる強さを求めた教えです。

私は神仏に祈れという教えならば信じることはなかったと思いますが、心の支えとして励めという教えだから、信じて行動出来てきたのだと思います。無軌道だった自分の生き方に方向性を持たせてくれたのが金剛禅なのです。

 

互いに自己確立を目指し、協力し合い、高め合い、支え合うことで自他共楽の世の中を目指す教えなのです。是非皆さんも金剛禅を学んで自分の心の支えを築いてみませんか。自分自身を鍛えて、自分自身を拠り所として自信の持てる人間になる取り組みをしていきましょう。

 

是非、見学にいらしてください。歓迎いたします。

 

     道院長 江間秀樹

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メールしていただきありがとうございます。これからも是非、ご意見、ご質問を気兼ねなくお送りください。

頼りにされる、頼れる人間関係を築きませか。人生が楽しくなりますよ!!

(副道院長 山本さと子先生)

今日は質問のメールがありませんでしたので久しぶりに開祖の言葉から私達、金剛禅の姿勢を知って頂きたいと思います。

「全部に好かれたい、誰ともまあまあでうまくやりたい思うより、ある特定の、これは大事にすべきという人と出会えたなら、そういう人たちとの関係こそを大切にする、私はその方が良い。

応じ、また応じてくれる。頼りにされる、頼れる、人間というのは実感あるいうんですか、やはりそうした関係に喜びやエネルギー、人生の充実を感じるものなんだよな。少なくとも私はそう思う・・・。」開祖、宗道臣が1975年5月に本部職員への訓話の中で残された言葉の一つですが、何か、同じ目的を持って一緒に支え合いながら励むという競争とは違った他人との結びつきというのに魅力を感じませんか。

自分にできることをしあいながら、力を出し合い物事を成して行く。そういうつながりで金剛禅は繋がってきたのです。

繋がりを大切にして、力を出し合える、支え合え信じあえる仲間を作れと私たちによく説かれていました。

 

少林寺拳法を学ぶのは、誰かと競い合うのではなく、手を取り合って助け合いながら技術を習得していくのでとても楽しい練習です。

 

迷っているあなた、ぜひ、道院へきて体験してみてください。

金剛禅の道院ではどこでも、皆さんを歓迎いたします。

    道院長 江間秀樹

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金剛禅や少林寺拳法に関する質問。障害を持たれた方の質問など、これまでに何通もご質問を頂きありがとうございます。これからも皆さんのメールにしっかりとお応えしていきますので、よろしくお願いいたします。

「準備することの大切さ」を学びました

僕が今度の昇級試験の練習を、道院長に付けてもらったときの話です。

天地拳第一系の5番目の動作で「同時受け」という部分が出来ていないと指導してもらった時の説明です。

相対で行なう練習に説きに、相手の中段への突きをこの動作で受けるのですが、道院長から同時受けの内受けの部分の動作が無くなってしまっていると指摘を受けました。

中段への突きを受けるのですから、上段部分の内受けはしなくても受けられるのに、しっかりと受けられる動作を身に付ける様にと次の法話をしてくれました。

「なあ、蒼唯。この動作を相対で練習すると、相手は中段を突いて来ることが決まっているから内受けを忘れがちになるよな。でもな、少林寺拳法では両方の受けを同時に行なう同時受けを行うように教えている。

相手が万が一に上段を突いて来た時にも、同じ動作で受けられるんだよ。決まったものだけ、来るものだけに慣らされて、省くようになってしまうと、違った行動が急に来ると対応できなくなってしまうだろ。」

万が一に備えるということをこの受けに学んでいるんだぞ」

「例えば、地震が来るか来ないかわからないからと、訓練したり、避難場所を用意していなかったら、助けられる命も助けられなくなるだろ。準備して備えて訓練もしているから被害を最小限に抑えることが出来る。そう思わないか。碧は「来るかもしれないものに備える」のと「来てから考えて対処する」のとどちらが生き残れると思う。

「備えることです。」

「それが分かったら、しっかりと備えるという教えを実践していこうな

予測して、備えるという力は、自分だけでなく、周囲の人を救う力にもなるから、しっかりと身に付けていこうな。」と学びました。

 

金剛禅では少林寺拳法の練習を通して色々なことを教えてくれます。みんなも一緒にやってみませんか。ぼくは、強くなって周りの人を守れるような人がんになりたいです。

                 蒼唯

 

道院長連絡先

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出来るという見通しを与えること

フローへの取り組みの中で大切なのが、「出来る」という見通しがついていることです。

「フローについてもう少し詳しく教えてください」というメールを頂きましたので、何回かに分けて一つ一つ説明していきます。

 

誰でも出来ない、理解できないことを続けていると嫌になってきてしまうものなのです。そこで指導者に大切なのが、どういう工夫をすれば出来る様になるのかを準備しておくことなのです。迷わずに課題に対して取り組める状況をつくりだしてあげることで集中できるようになるのです。

ただ精神論で「見本を見てまねろ!!」だけで指導が終わってしまうのでは、付いてこられない者が多く出てしまいます。それでは、指導力が欠如していると言わざるを得ません。

私達、金剛禅では人を育てるリーダーを育成することを目的にしているのですから、相手の能力を引き出す力が無くてはならないのです。

「出来なくて当たり前」と決めつけた考え方を学んでいるのならば、知的障害を持っている子たちも戦力に変えてしまうような能力を持つことは出来ません。

 

ぜひ、次の一手を行うことで出来なかったことが出来る様になれるという工夫を見つけ出してください。

 

金剛禅では皆さんの参加を歓迎いたします。是非見学にいらしてください。

      道院長 江間秀樹

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集中力を作る環境づくり

今日は昨日に引き続き集中力を高めて向上していく方法です。

上の図はフローを示した図です、これを用いた戦力づくりを考えます。

1.達成できる見通しのある課題をあたえる

2,行為に集中できる明確な目標を持たせる

3.意識から気苦労や欲求不満を取り除く、深いけれど無理のない状態で取り組ませる

4.自分の行為を統制している感覚を持たせる

5,精一杯働かせ、後で褒めること

技術レベルを向上させ、作業能力を向上させていく上で上の図のように技術レベルと挑戦レベルを上手にコントロールすることで黄線(無気力ゾーン)から赤線(パニックゾーン)の範囲内で行動が取れるように様々な工夫とそれによる反応を観察してフローの状態を目指して行きます。

金剛禅では少林寺拳法という技術を身に付けながらこうした取り組み方を自然に身に付けて行きます。

苦行ではなく、養行であり、誰もが無理なく自分の成長を実感しながら、他人と協力して良い世の中を作っていこうという希望を見出していくのです。

あなたも是非、始めて見てください。

       道院長 江間秀樹

 

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