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Shorinji Kempo

今日は西部第一小教区の昇級試験&小教区会議

今日の議題というか、確認事項は今度の土曜日に浜松渡瀬道院で行われる本山公認小教区研修会の参加者の確認です。

小教区内の半数の道院からの参加で5名以上の参加が認定の条件ですので、最低限の条件はしっかりとクリアーしたうえで開催されなければ、レポート提出対象者の優遇措置を受けることが出来なくなってしまうのです。

認定研修会では、僧階の階位を上がっていくためには、定められた課題に対するレポートを提出し、審査を受けなければならないのですが、なかなか自分一人で勉強してレポートを提出していく事は難しいのです。

でも、私達がしっかりと勉強したうえで、それを後進の導師たちに正確に伝えていく事で誰もが金剛禅に溶け込みやすくしていくというのが、教区制度が始まって以来、静岡県教区で取り組んできたことなのです。

私を含め、少法師は日本で一番多く、そして、開催される認定研修会も跳びぬけて日本一で本山からも静岡県教区を見習おうと言われるほど、しっかりと取り組んでいるのです。

西部第一小教区はその静岡県教区の中でも先導役なので頑張っています。皆さんも是非、勉強に来てください。

 

                     道院長 江間秀樹

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携帯 090-3835-9109(ショートメールにてご連絡ください)

ご意見、ご質問を気兼ねなくお送りください。

 

自己確立を目指した金剛禅の教え

金剛禅についての質問を頂きました。

「仏教について、というか宗教についてあまり良いイメージがないのですが、先生は金剛禅の精神というか信念に基づいて社会貢献されているのがよく理解できます。なぜ、そこまで信じて行動できるのですか・・・。」というメールです。

 

オウム真理教や統一教会など社会に問題視される宗教が多くあるのは事実です。現代の日本人は宗教アレルギーと呼ばれるような状況になってしまっていると言えるでしょう。

でも、ご安心ください。金剛禅は奇跡や呪力を信じるという宗教ではありませんし、

宗教的恫喝も一切なく、極端な縮合論の脅えからは解放された教えです。

 

倫理的であり、哲学的である金剛禅の教えには「祈れば救われる」というような他力本願の教えではなく、物事の本質を求めた、自己を確立することで得られる強さを求めた教えです。

私は神仏に祈れという教えならば信じることはなかったと思いますが、心の支えとして励めという教えだから、信じて行動出来てきたのだと思います。無軌道だった自分の生き方に方向性を持たせてくれたのが金剛禅なのです。

 

互いに自己確立を目指し、協力し合い、高め合い、支え合うことで自他共楽の世の中を目指す教えなのです。是非皆さんも金剛禅を学んで自分の心の支えを築いてみませんか。自分自身を鍛えて、自分自身を拠り所として自信の持てる人間になる取り組みをしていきましょう。

 

是非、見学にいらしてください。歓迎いたします。

 

     道院長 江間秀樹

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メールしていただきありがとうございます。これからも是非、ご意見、ご質問を気兼ねなくお送りください。

頼りにされる、頼れる人間関係を築きませか。人生が楽しくなりますよ!!

(副道院長 山本さと子先生)

今日は質問のメールがありませんでしたので久しぶりに開祖の言葉から私達、金剛禅の姿勢を知って頂きたいと思います。

「全部に好かれたい、誰ともまあまあでうまくやりたい思うより、ある特定の、これは大事にすべきという人と出会えたなら、そういう人たちとの関係こそを大切にする、私はその方が良い。

応じ、また応じてくれる。頼りにされる、頼れる、人間というのは実感あるいうんですか、やはりそうした関係に喜びやエネルギー、人生の充実を感じるものなんだよな。少なくとも私はそう思う・・・。」開祖、宗道臣が1975年5月に本部職員への訓話の中で残された言葉の一つですが、何か、同じ目的を持って一緒に支え合いながら励むという競争とは違った他人との結びつきというのに魅力を感じませんか。

自分にできることをしあいながら、力を出し合い物事を成して行く。そういうつながりで金剛禅は繋がってきたのです。

繋がりを大切にして、力を出し合える、支え合え信じあえる仲間を作れと私たちによく説かれていました。

 

少林寺拳法を学ぶのは、誰かと競い合うのではなく、手を取り合って助け合いながら技術を習得していくのでとても楽しい練習です。

 

迷っているあなた、ぜひ、道院へきて体験してみてください。

金剛禅の道院ではどこでも、皆さんを歓迎いたします。

    道院長 江間秀樹

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金剛禅や少林寺拳法に関する質問。障害を持たれた方の質問など、これまでに何通もご質問を頂きありがとうございます。これからも皆さんのメールにしっかりとお応えしていきますので、よろしくお願いいたします。

「準備することの大切さ」を学びました

僕が今度の昇級試験の練習を、道院長に付けてもらったときの話です。

天地拳第一系の5番目の動作で「同時受け」という部分が出来ていないと指導してもらった時の説明です。

相対で行なう練習に説きに、相手の中段への突きをこの動作で受けるのですが、道院長から同時受けの内受けの部分の動作が無くなってしまっていると指摘を受けました。

中段への突きを受けるのですから、上段部分の内受けはしなくても受けられるのに、しっかりと受けられる動作を身に付ける様にと次の法話をしてくれました。

「なあ、蒼唯。この動作を相対で練習すると、相手は中段を突いて来ることが決まっているから内受けを忘れがちになるよな。でもな、少林寺拳法では両方の受けを同時に行なう同時受けを行うように教えている。

相手が万が一に上段を突いて来た時にも、同じ動作で受けられるんだよ。決まったものだけ、来るものだけに慣らされて、省くようになってしまうと、違った行動が急に来ると対応できなくなってしまうだろ。」

万が一に備えるということをこの受けに学んでいるんだぞ」

「例えば、地震が来るか来ないかわからないからと、訓練したり、避難場所を用意していなかったら、助けられる命も助けられなくなるだろ。準備して備えて訓練もしているから被害を最小限に抑えることが出来る。そう思わないか。碧は「来るかもしれないものに備える」のと「来てから考えて対処する」のとどちらが生き残れると思う。

「備えることです。」

「それが分かったら、しっかりと備えるという教えを実践していこうな

予測して、備えるという力は、自分だけでなく、周囲の人を救う力にもなるから、しっかりと身に付けていこうな。」と学びました。

 

金剛禅では少林寺拳法の練習を通して色々なことを教えてくれます。みんなも一緒にやってみませんか。ぼくは、強くなって周りの人を守れるような人がんになりたいです。

                 蒼唯

 

道院長連絡先

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出来るという見通しを与えること

フローへの取り組みの中で大切なのが、「出来る」という見通しがついていることです。

「フローについてもう少し詳しく教えてください」というメールを頂きましたので、何回かに分けて一つ一つ説明していきます。

 

誰でも出来ない、理解できないことを続けていると嫌になってきてしまうものなのです。そこで指導者に大切なのが、どういう工夫をすれば出来る様になるのかを準備しておくことなのです。迷わずに課題に対して取り組める状況をつくりだしてあげることで集中できるようになるのです。

ただ精神論で「見本を見てまねろ!!」だけで指導が終わってしまうのでは、付いてこられない者が多く出てしまいます。それでは、指導力が欠如していると言わざるを得ません。

私達、金剛禅では人を育てるリーダーを育成することを目的にしているのですから、相手の能力を引き出す力が無くてはならないのです。

「出来なくて当たり前」と決めつけた考え方を学んでいるのならば、知的障害を持っている子たちも戦力に変えてしまうような能力を持つことは出来ません。

 

ぜひ、次の一手を行うことで出来なかったことが出来る様になれるという工夫を見つけ出してください。

 

金剛禅では皆さんの参加を歓迎いたします。是非見学にいらしてください。

      道院長 江間秀樹

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集中力を作る環境づくり

今日は昨日に引き続き集中力を高めて向上していく方法です。

上の図はフローを示した図です、これを用いた戦力づくりを考えます。

1.達成できる見通しのある課題をあたえる

2,行為に集中できる明確な目標を持たせる

3.意識から気苦労や欲求不満を取り除く、深いけれど無理のない状態で取り組ませる

4.自分の行為を統制している感覚を持たせる

5,精一杯働かせ、後で褒めること

技術レベルを向上させ、作業能力を向上させていく上で上の図のように技術レベルと挑戦レベルを上手にコントロールすることで黄線(無気力ゾーン)から赤線(パニックゾーン)の範囲内で行動が取れるように様々な工夫とそれによる反応を観察してフローの状態を目指して行きます。

金剛禅では少林寺拳法という技術を身に付けながらこうした取り組み方を自然に身に付けて行きます。

苦行ではなく、養行であり、誰もが無理なく自分の成長を実感しながら、他人と協力して良い世の中を作っていこうという希望を見出していくのです。

あなたも是非、始めて見てください。

       道院長 江間秀樹

 

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難易度と緊張感のコントロールが成長を促します

今日はメールへのお応えの続きです

「一時的にでは無く、集中力を引き出して、理解させるのには、どんな工夫をすればいいと思いますか・・・。工夫の方法が知りたいのですが、教えてください。」というご質問です。

 

私が聖隷クリストファー大学から依頼されて、障がい者の就労の安定をさせるための研究に参加したことがあります。その際に問題になったのが、障がい者が就労していく中で、粗雑化・簡略化・省略化という現象が起きてトラブルの原因になっているということでした。

 

私たちも、物事を学び、習熟するとコツをつかみ、動きがスムーズになってくるのですが、これと同じ部分で慣れが及ぼす影響がこの「粗雑化・簡略化・省略化」という行動へと結びついてしまうために癖になった行動は直すことが難しいということが分かりました。

 

正しい基本の行動を指導したならば、その行動が雑になったりしていないかをチェックし続けて約束事として維持して行く必要があるのです。

 

そこで、必要なのが「難易度と緊張感のコントロール」という方法です。

 

時間が経過する中で、物事に習熟していけば慣れが生じ、行動を略すことは上達の過程でもあるわけです。その部分で行わせることに対しての難易度を徐々に上げていく事で緊張感が維持できていくようにコントロールすることが大切になります。

 

金剛禅では、少林寺拳法を学ぶ中で昇級・昇段をしていく中で科目が決められていて、初歩の技術から応用の技術へと進んでいくうちに、拳系によって幾つかの基本の理があることに気が付くようになってくるのです。その理を理解して自由に扱えるようになると更に深い部分の法則を理解できるようになるのです。

 

私たちは、少林寺拳法を学び、指導しながらこの手段を身に付けていくのです。

ぜひ、物は試しです。少林寺拳法を学んでみませんか、私達、金剛禅の道院では皆さんの入門を歓迎いたします。

 

   道院長 江間秀樹

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面授面受という姿勢で理解できる環境を作るのです

今日はメールを頂きましたのでお応えしていきます

「授業を学校に呼ばれて行うときに障害を持った生徒さんたちに理解できるようにお話しするのはとても難しいのではないのですか・・・どうされているのでしょうか。」というご質問です。

 

そうですね、知的障害を持っている生徒さんたちに理解できるお話をするというのは、とても難しいことですし、普通、集中力を持たせることすら難しいと思います。

でも、前回、笠井中学校で行った授業でも一時間半もの長い授業だったのに、集中して授業を受けてくれていました。

お礼文にも、それぞれの子供が少しずつ違った部分が特に印象に残ったと書いてある部分に違いがあるのです。

 

私は、私がだれでというお話はほとんどせずに、いつも本題からズバリと講義を始め、すぐに動画を見せて、生徒さんたちに観察させるのです。そして、生徒さんたちから感想を聞きます。一方的に授業をするのではなく、意見や感想を話し合いながら授業を進めていくので集中力は維持しやすいのです。

 

ポイントとなる事項を後で思い出せるように、パワーポイントの画像を使って、簡単な文章をノートに書き取りさせて、書き取った者から手を上げさせ、みんなが書き取るのを待ちます。そして、もう一度意見を求めながら話し合う、あっという間に時間は過ぎていきます。

 

様は一方的ではないのです。理解できるようにどう工夫するのか、相手の能力を見ながら言葉で仕掛けをしていくのです。だから、理解でき、楽しい時間を共有できるようになるのです。

 

私の学んだ金剛禅の会話の基本は「面授面受」(めんじゅめんじゅ)という基本姿勢なのです。ぜひ、皆さんも身に付けてみませんか。

金剛禅の道院は、少林寺拳法を覚えるだけの教室ではありません。皆さんに指導力を植え付け、良い世の中を作り出す原動力となって行って頂きたいのです。

是非、最寄りの道院に見学にお越しください。

             道院長 江間秀樹

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※ショートメールにはお名前をお書きください。

今度は北浜中学校での授業が決まりました

私は静岡労働局の障がい者就労アドバイザーとして静岡県内3名の登録者の中の一人なのですが、知的障がい者への担当は大井川以西の県西部を担当、発達・情緒障がい者への担当は静岡県で私一人の担当になっているのです。

障がい者の皆さんへは進路説明や障害者関連の手帳の取得方法、保護者の皆さんへは障害基礎年金の受給審査の準備方法や就労を目指した家庭内の取り組み方。先生方には障害を持った生徒の皆さんが就労を目指すのに必要な教育方針や手段を指導させていただいています。

 

静岡労働局から私の所属企業に派遣依頼されその場に集まった方によってアドバイス内容を変えなければならないために結構難しい役目なのです。

 

私がこの役目を依頼されるようになったのは、自分の担当していた部署で障がい者を採用したことから始まり、戦力化を考えた取り組み方が浜松市で表彰され注目されるようになり、実習をお受けしたり、講演をお願いされたりすることが増えていったのです。

 

金剛禅を学び、その教えを社会の中で用いることを努力したので、これが、出来るようになったのです。

 

是非、皆さんも金剛禅の教えを社会の中で活かしてみませんか。みんなで理想境をつくる努力をするのです。頑張りがいがありますよ。

 

金剛禅は少林寺拳法の修養を通して、物事の成長のさせ方や取り組み方を学ぶことが出来るのです。是非皆さんも、これを学び、社会のために役立ててみませんか。金剛禅の各道院では皆さんの入門を歓迎いたします。

是非、見学におお越しください。

 

   道院長 江間秀樹

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今日は金剛禅がなぜ法句経を重んじるのかというお話です

仏教の歴史は変質の歴史と言ってもよいと私は思っています。

教えが広められ多くの人々に受け入れられるたびにその土地で受け入れられやすい様に変質しては、「これではいけない、原点に戻れ」という運動が起こってきたのです。

釈尊が否定していた呪術・祈祷だって現代の仏教には在りますよね、でも、そんなもので人々は救われはしない、極力、曲がった変質したものに頼らずに安心を得ようとするならば、原点の教えに帰らなければならないと考えたのが、達磨大師であり、開祖宗道臣もその一人だったのではないでしょうか。

だからこそ、開祖は原始経典の法句経を教えに用いたのです。

法句経は「真理の言葉」と理解されつつも、「小乗のお経」と認識され、ほとんど顧みられることのなかった歴史があるのです。

「神仏」という言葉があるように、「神様・仏さまと・・・」他力により救われるという考え方が、都合の良い解釈をした新しい教えを作り出し、教えを変質させてきたのです。

達磨の教えや般若心経には他に頼る教えではなく、真理が記され、己の自我を無くし迷いと苦しみから離れることが説かれているのです。開祖、宗道臣も苦悩の根源は自らの期待や欲にとらわれる心が原因だと説き、「自己確立」がそこからの脱出方法だと説かれているのです。だからこそ、同じことに気付いて主張したと思われる達磨大師を前に立て、本尊として尊び、二入四行論を「拳禅一如」に置き換え、金剛禅の修養体系を作られたのではないでしょうか。「達磨大師が開祖の夢枕に立った・・・。」といういかにも胡散臭い言葉で文献には残されていますが、学べば学ぶほどこれは方便だったのだと思えるようになってくるのです。

「おのれこそ おのれのよるべぞ

おのれを措きて 誰がよるべぞ

よく ととのえし おのれこそ

まこと得がたき よるべをぞ獲ん」(160番)

法句経の中でも最も有名な句が金剛禅では「聖句」として重んじられているのです。

 

金剛禅は祈れば救われるというような胡散臭い教えは一切ない仏教の宗派です。

少林寺拳法を学びながら理を身に付け、理から法を感じ取れるようになって行ける教えなのです。学んでいくうちに、自信や勇気、行動力を身に付け、正義感や慈悲心を持って行動できるようになり、迷いから離れていける教えなのです。是非、一緒に学んでみましょう。

      道院長 江間秀樹

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