義務を果たした上で得られる権利

今日もメールを頂きありがとうございます。

「障がい者が障害ではなくなるということは良いことなのに解雇されなければならないのは何故なのですか・・・。」という内容ですが、確かに、本人にとってはそうなのですが、企業にとっては義務化された障がい者の法定雇用率をどうクリアーしていくかという社会的責任に追われているのです。

 

今まで障がい者の雇用のために必死に担当部署を説得し、ひねり出している仕事なわけで、その仕事を障がい者でなくなった者が行っていて、次にまた他の仕事を与えてくださいと言ってもその部署ではOKは出ないでしょう。

 

手帳を失効しても能力が向上するわけではありません。

 

負担感だけが残った上に「新たな負担を負ってくれ」と言われたら周囲の人間は拒むのが普通ではないですか。

きれいごとでは済まない負担を負う人材はどうしても必要になります。

 

「障がい者雇用」という枠組みで就労のチャンスを得るということは、障がい者であることを認定する手帳を維持していく事が義務になるのです。

 

義務を果たしてこその権利だとお考え下さい。

 

金剛禅で心身を鍛えてみませんか。皆さんのお越しを歓迎いたします。

 

            道院長 江間秀樹

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