自信を持つのには対応力が必要さ | 引佐道院

自信を持つのには対応力が必要さ

今日は、障害を持つお子さんのお母さんから「少林寺拳法はスポーツや武道とどう違うのですか」という質問をいただきましたのでお応えしていきます。

 

「出来ない」と思うとずっと出来ないままになってしまったり自信が持てなかったりで、進まないことがあります。そのままにしてはいけません。

 

練習しているのは大車輪という側転を使った受け身なのですが、子供たちには体の重みを支える腕力が足りないので出来ない場合が多いのです。

この画像のように台を使って肘で身体を支えるようにさせると出来たりします。

床で出来ていた者には新しいチャレンジとして取り組んでみるのもいい刺激になります。

私は、出来ないことをそのままにするのではなく、「何が足りないのかを考えて、工夫する楽しさ」を持ってもらいたいのです。

 

少林寺拳法の技は、「法形」と呼ばれているのですが、「型」とはせずに「形」という字を当てているのは、がちがちにはめ込んだものではなく、状況に応じて変化の意思を表すためであり、その変化には「法=理」に基づく動きを求めるという姿勢が大切だという、金剛禅の精神にあるのです。

 

型に美を求めるのではなく、形の中に法理を求めることこそ、少林寺拳法を主行とした法のまにまに(称)行ずる、道理や心理と合致して、矛盾や差別無く、自らが法を実感して悟る称法行となっているのです。

「動中の功は、静中の功に百千倍する」

    禅三祖 僧粲大師 が言われたことばです。

金剛禅では、少林寺拳法をスポーツとしてではなく、易筋行として取り組んでいるのです。

 

少林寺拳法を学んでいくと、自分にその場に応じた対応力が付いてきたと感じるようになってきます。

 

自分をひ弱だと感じ自信を持ちたい方は、是非、金剛禅の門をくぐってみてください。

年齢や体力に応じた練習で自分の心身を成長させてみませんか。

 

最寄りの道院へ是非、見学、相談にお越しください。歓迎いたします。

 

                道院長 江間秀樹

 

Mail hideki362018772@gmail.com

携帯 090-3835-9109(ショートメールにてご連絡ください)

(いつも質問のメールを頂き、ありがとうございます。是非、最寄りの道院をお探しになり見学してみてください)

 

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