今日は、「礼・目・声・手足」の中の「手足」について
手足の示すものは、身体を使うことによる「行動」と、「表現」の事です。
大人になって様々なことを学ぶと、色々なことが考えられるようになってきます。しかし、体が鍛えられていないと行動するための勇気を持つことが出来ません。
自分の殻に閉じこもり、自分の思うところを自由に工夫して表現しようという勇気が持てないのです。
ただ、約束事に守られようと規則や決まり事に忠実にいられても、その「守られたい」という心が、「護りたい」という他人を思いやることの出来る「勇気」や「行動力」を生み出す力を持つことが出来ないのです。
つまり、自分中心の考え方しかできなくなり、他者と強調できる心の広さ、寛容さも生まれず、正義感や慈悲心を生み出すことが出来ないままの自己中心的な自我を形成してしまうことになってしまうのです。
「健全な肉体に、健全な精神を宿らせ」てこそ、あなた方に金剛禅の目指す、社会に貢献できるリーダーに育っていただくことが出来る。
自分が、楽をする自我の強い姿勢を捨ててでも、弱いものを助けるという力を養うことが大切なのです。…
「少林寺拳法の拳士は一人残らず正義の勇者であれ」
その言葉に希望を持ち、皆さんにも育っていって欲しい。
協力し合える仲間に育っていって欲しい、だから、私たちは行動で示せる力を鍛えてほしいのです。
皆さんには、少林寺拳法の練習を通じて、「号令」をかける機会がありますよね。これはとても大切な訓練なのです。
「号令」込めた気迫の違いやタイミングへの配慮の有無によって、指導力は変わってきます。
身体を鍛えながら、指導力を身に付ける第一歩が「みんなに向かって号令を発すること」なのです。
身体を鍛えて自信をつけなさい。
皆を動かす気迫を鍛えなさい。
他者を配慮できる観察力を持ちなさい。
金剛禅では、少林寺拳法の修練を通じて、「自信と勇気と行動力を育て、正義感と慈悲心を養成する。」ことに目標をおいて、指導しています。
是非、見学にいらしてください、歓迎いたします。
心や体の弱い方には自信を、強い方には正義感や慈悲心を養っていただくのが金剛禅の道院です。
まず、ご相談にお寄りください。
道院長 江間秀樹
Mail hideki362018772@gmail.com
携帯 090-3835-9109(ショートメールにてご連絡ください)