今日は開祖の言葉を考える その➀
開祖は私たちに「リーダーになりなさい。」と説かれましたが、いくら金剛禅を学び、少林寺拳法で身体を鍛えても、他人に対する「説得力」を持てなければリーダーにはなれません。
人前に立ち話し、理解して共感していただくということはとても難しいことなのです。
先ず、知識が必要ですし、それに人前に立つ胆力がなければ、上がってしまい、何も伝えたい事を言葉にして話すことは出来ないでしょう。
人前に立ち、準備した言葉を並べても共感を得ることは出来ません。聞く人から見れば、単に「放送」にしか聞こえていないのです。
私は献血の呼びかけを街頭に立ちお願いしているのですが、「献血をお願いします」という看板を持って、単に「献血をお願いします。」と呼び掛けても、ほとんど効果はありません。
今、どういう方たちがどういう状況で血液を待ち、何型の血液がどれだけ欲しいのか。それを人前に立ち話し掛けることで、善意を引き出し、背中を心で押すから、その心に応えて献血に向かってくださる方がいるのです。
「今の自分に何が出来るのか、そして、将来、何が出来る様になりたいのか。」そう自問自答をしながら金剛禅を学んできたことで、私はこうした活動が出来る様になってきたのです。
金剛禅では「鍛えたこぶしはどこへ行く」と説き、「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを」に対する実行を促しました。是非、そうしたことに目を向けられる仲間として育っていって欲しいと願いながら指導しています。
金剛禅の道院では「少林寺拳法を超えた少林寺拳法」と呼び、社会に貢献する仲間づくりを行っています。是非、お近くの道院に足を運び、道院長と話してみてください。見学・ご相談をお待ちしています。
道院長 江間秀樹
引佐道院 連絡先
江間 携帯 090-3835-9109
Mail hideki362018772@gmail.com
(皆さんからのご意見・相談をお待ちしております。)