馬鹿にならない挨拶の重要性

挨拶や返事が出来ないと、自分の居場所を作ることが出来ず孤立してしまうことすらありますよね、はね返って突っ張っているのか挨拶という礼儀を守らない、あなたは、かっこいいのではなく、異物扱いされて集団に溶け込むことを拒まれてしまいます。

挨拶や返事は集団生活の中での、最低限守らなければならないルールとなっているのです。

 

さて、今回の授業では挨拶を無視し、気が付かない振りをして見せました。

生徒の皆さんに挨拶や返事の大切さを知っていただくためです。

挨拶しても、返してもらえないととても感じが悪いし、その場にいづらいですよね。

無視されたのかもしれないと感じると、その人に対してその後も話しづらくなってしまうものです。

あなた方が、社会に出たときにそんな状況になれば、周囲からの合理的配慮は期待できないでしょう。

あなた方が、挨拶もしなくなれば、「あの子は親から何を習ってきたの?社会に出られるほど成長できていないじゃない・・・。」と追い込まれて行ってしまいます。

さて、そんなことにならないための工夫があります。

それは、「〇〇さんおはようございます。」というように挨拶の前に名前を入れて呼びかけることです。

これでも、あなたを無視すると、それを見ていた周囲の方は、「名前まで付けて挨拶しているのに無視するなんてひどい人だ・・・。」と批判は相手の方に向けられるようになるのです。

ほとんどの場合、名前まで付けて呼べば、自分に対する挨拶だと理解してコミュニケーションし易くなるものです。

周囲のあなたへの支援力を高めるためにも、あなたがたもしっかりとした挨拶が出来るようになりましょうと教えたのです。

そして、『女の子は「明るい笑顔」で、男の子は「凛々しい顔」であいさつや返事が出来るように毎日、練習しようね。』とお話したのです。

 

金剛禅では「礼」を重んじています。礼式は仏門ですから合掌ですが、お互いに合掌しながら相手の徳性を敬いあうという意味を持ちます。入門したその日から礼式、作法を学び、礼の大切さを身に付けていくのです。また、合掌は構えの一つでもあり、相手を観る目を養い、凛々しい顔に自然となっていくのです。

是非、体験しにお近くの金剛禅の道院にいらしてください。

 

                      道院長 江間秀樹

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