今日は私のおすすめの漫画コミックスのお話しから、昨日、発売された「ソウナンですか?」9巻 (原作 岡本健太郎 漫画 さがら梨々 講談社ヤンマガKC)を是非読んでもらいたいと思います。
飛行機事故で奇跡的に助かった女子高生4人が無人島にたどり着き、主人公の鬼島ほまれを中心に協力し合いながら生き抜き、自分たちで作り上げた船で無人島を出発したものの、嵐にあい、ほまれ一人が大海原に投げ出されてしまう。ここまでが今までのストーリー。
9巻はクライマックスシーンで、仲間の絆の深さで信じあい、様々な努力で再開を信じ努力するというストーリーになっています。
この「ソウナンですか?」に描かれた、サバイバル知識はとても参考になりますし、自分たちの助かる可能性を低めても仲間が生きていることを信じて、最善を尽くすシーンには学ぶべきものがあります。
自分の主張ばかりで相手を貶めようとする人が多くなり、他人を見下し、言葉も選ばずにものを言い、敵を作る人が多くなっている世の中ですが、相手の事を思い、信じあい、助け合って理想境を作り上げていこうというのが、私たちの金剛禅の教えです。
上も下もない協力し合う同志なのです。互いに出来ること得意なことは違いますが、それを持ち寄りながら「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを」と拝みあいながら支えあっていきたいものです。 この漫画コミックスを読み、心が洗われた思いです。
道院長 江間秀樹