久しぶりに頑張りすぎました(練習前のあそびですけど・・・) | 引佐道院

久しぶりに頑張りすぎました(練習前のあそびですけど・・・)

一日の金曜日から道院での修練を再開し、三日連ちゃんの練習日。普段、めい一杯の仕事をしている身には随分と負担が大きかったようで、本日は仕事中に腰に激痛が走り、半日、有休をとらせてもらい整形外科へ行くことにしました。午後の診察が3時からなので、職場の皆さんの勧めもあり、久しぶりに銭湯に行ってきました。

会社の近くに「しおり」というスーパー銭湯があるのですが、露天風呂にある電気風呂が腰痛に効果てきめんで、足を付けた瞬間にビリビリと固まってしまいましたが、リズムよく強弱があり、パターンも変わるようで左側だけ攣ってしまって激痛の走っていた部分が大分楽になりました。皆さんも、緊急事態宣言の期間を終えて生活のリズムがまた変わると思いますが、あまり無理をしない様にしましょうね。

(無理をしっ放しの私の言えることでもないのですが・・・。)

 

今日は、仕方がないので半日、しっかりと休み、明日には復調できるように努力します。

(努力というのもおかしいですね)

達磨大師の教えに「直指人心見性成仏」(じきしにんしんけんしょうじょうぶつ)という教えがあります。簡単に言えば体の中に内在する力を感じ、引き出し悟りを得るという教えですが、体の隅々に気を巡らせ、痛みによる気の出っ張りや病による気のへこみを無くすように脱力して寝ていると体が大分楽になるものです。

白隠禅師の内観の法や軟酥の法という自己暗示を用いた方法があり下記のURLに解りやすい説明がされていますので参考に試されてみるといいでしょう。

http://zutsuu-daigaku.my.coocan.jp/hosp/22hakuin.htm

 

身体には色々な不思議な力が備わっていることが実感できると思います。

金剛禅の行なう「少林寺拳法」も修行段階が進めば進むほど理を得た法形(技の事)が身につくものです。

少林寺では技を「型」とせずに「形」という字を用いた上で、更に「法」という文字を乗せ「法形」としているのは、技(少林寺拳法)の訓練は、型にはめこもうとするためのものではないと説かれ説明されています。

自由に変化しながら、その真に法(=理)を見出すことが目的であり、法を求めた金剛禅の行であるという理解が出来る様になると、少林寺拳法を行うことの意義がスポーツではなく行だと気付くことが出来る様になってくるのです。

大学や高校で少林寺拳法を始めたけどクラブを引退し離れている方も多いですよね。とても残念なことです。

道院の少林寺拳法はとても奥が深いですよ。

ぜひ、最寄りの道院で復帰されてみてはいかがですか。

クラブ出身者なら段位をお持ちのはずですから、武専にも入って深く学んでみることをお勧めいたします。

                  道院長 江間秀樹

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