「愚公、山を移す」視点や考え方を変えて取り組んでみませんか

開祖、宗道臣師家の好きだったという言葉に、「愚公、山を移す」というお話があります。

昔、昔、中国のある所に住んでいた老人が家の前にある高い山のせいで生活が不便で仕方がない。ある時、思い立ち子供や孫と山を切り崩し始めたのです。

周囲の者達はその行動を笑う人もいたのですが、おじいさんはまるで動ぜずに「私のところには子供がいる。子供は孫を作り、孫はひ孫を作りと子々孫々絶えることはない。とするならば、皆で時間をかけて切り崩せば、山はこれ以上大きくはならないのだから平らにできないわけがない。」というお話しです。

今すぐには出来なくても、考え方、見方、やり方を変えれば、不可能が可能になりえるという内容です。

自分のことだけではなく、周囲の事、将来のことまで思いやり、ことを成して行こうという思いが素晴らしいと感じました。

私たちは、今できないからと現在だけの状況で判断し、将来の人々の受ける恩恵までを考えずに、「出来ない」と答えを出してしまっていることが多いのではないでしょうか。

私は職場で障がい者たちと仕事をするようになったとき、この言葉を思い出し、色々な視点を変えた取り組み方で、戦力としての雇用を成立させたのです。

皆さんも、そう言う支えになった言葉というものがありませんか。是非聞かせてください。

     道院長 江間秀樹

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