省いてはいけないルールを守らせること

悩み事と言うことでメールをいただきました。

「障害を持った方が同じ職場にいるのですがミスが多く、とにかくトラブルばかり起こしていて仕事がうまくできません。覚えた仕事を維持して行くのは難しい事なのでしょうか。」という内容のメールです。

 

答えは、難しくもあり、簡単でもあります

人って成長するというか「上達」しますよね。

上達すると感じられる部分はどういう時かを考えてください。

動きが滑らかになることで、その原因は、行動の中の無駄な部分が省かれるようになった為に行動が楽になったことによる結果という場合が多いですよね。

この時に最低限のルールとなっている確認事項であったり、規則であったり、マナーであったりを省くようになってしまうと周囲や機械が受け付けられない状況であったり、機械であればトラブルを起こして当たり前の状況を作り出してしまうのです。その方が楽だし、ほとんど上手くいくのだからという理由で自分にとって楽な行動へと変化してしまうのです。

車の運転だって、運転自体は出来ても、交通ルールを守れなくなれば、事故ばかり起きて当たり前ですよね、それと同じことなのです。

省略する姿勢が定着してしまう前に「行動を正す」監視の目がないと、このトラブルは収まりません。

いくら、親しくなっても「おはよう」とか「ありがとう」とか挨拶はしますよね。でも、それすらしなくなれば、人間関係も壊れて当たり前ですよね。そのしてはならない略し方をさせない教育がトラブルを防ぎ、正しい戦力としての教育になるのです。

是非その辺の教育体制の見直しをしてみましょう。

 

今日は「悩み」ということでメールをくださり、ありがとうございました。これからも、変わったことがあったらご連絡ください。

 

         道院長 江間秀樹

Mail hideki362018772@gmail.com

携帯 090-3835-9109(ショートメールにてご連絡ください)

 

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