鍛え方のポイントは「礼・目・声・手足」

今日は頂いたメールへのお応えです。

 

「ブログを拝見しています。毎日のように更新されていて、読みごたえもある内容に驚いています。以前に教員研修会で先生のお話を伺ったことがあり、子供たちの指導に迷うと先生から頂いた資料を見直して障がい児本人のしなければならないこと、保護者がしなければならないこと、教員がしなければならないこと、福祉がしなければならないことと、それぞれへのメッセージがしっかりと書き込まれていて、他の立場を知ったうえで自分が教員として何をしなければならないかを確認しなおしていました。先生のブログを見つけて楽しみに読ませていただいています。ぜひ、子供たちのどんなところを教員として育成していけば良いのか取り上げて頂けないでしょうか、よろしくお願いいたします。」

というメールですね。

 

私は四つの鍛えどころを心得られていると成果が出ると感じています。

➀礼

私は子供たちに世の中に出ていくための最低限の力として、周囲からの支援を受けやすくするための挨拶の仕方として、「〇〇さん」と呼び掛けてからの挨拶や会話、返事を訓練することから始めさせます。名前を呼びかけさせることで相手に意識させることが、指示をもらいやすくなる環境を作り出すことになります。

②目

次に知能を使わずに仕事を覚えやすくするための手段として観察力を引き出すこと。仕事を覚えやすくするだけではなく、何も出来ないと思っていた子供に検品能力を見つけ出すことが出来たりします。訓練方法は間違い探しです。似た絵をならべ、違っているところへ違和感を持たせることで、観察力や集中力が身に付きます。

③声

どんどんと会話をする中で子供たちが安心できる相手だとあなたを認識し始めれば、場面緘黙の子供であっても、あなたの方に目を向けて話せるようになるでしょう。笑顔で話し続けることで、コミュニケーショ力が子供たちにもついてきます。

④手足

手足を使って自分で物を作らせていく事です。何度も作らせていく中で、要領を覚えますし判断力もついてきます。結果として行動力を引き出すことが出来る様になってきます。

 

以上の4点を指導者が心得て指導しましょう。周りで「~してあげる」という保護された教育では社会に出てやって行ける力を引き出したり、育てたりすることは出来ないと思います。色々な工夫で指導されてみてください。

 

今回のように、皆さんからの質問や相談をお待ちしています。

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