金剛禅で、少林寺拳法を学びながら目指す人間像は五つあります。
自己の可能性を信じる生き方が出来る人間
何も努力しなければ信じられる自信など生まれてくるわけがありませんよね、毎日の努力の積み重ねで、何も出来なかった自分が一つ一つ出来ることが多くなっていく。成功も失敗も自分の経験という知識を高め、判断力を高めていきます。今の自分よりも、一年後の自分の方が大きな可能性を身に付けている。そういう努力の仕方をしていきましょう。 金剛禅では漸々修学(ぜんぜんしゅうがく)という学び方を説いています。
主体性を持った生き方が出来る人間
自信や行動力を持った社会の中で役立つ人材に育ってもらいたいのです。
他人の幸せを考えて行動できる人間
自分の損得だけではなく他人を思いやり、他人の喜びを自分の喜びと思えるような人間。弱者を支えられる本当の強さを持った人間になって欲しいと願っているのです。
慈悲心と勇気と正義感を持って行動できる人間
各々の行動の信念として弱いものを守りたい、正しい行いを認められる世の中でありたいという願いを持って、違う者には違うと言える勇気と自信を身に付けた人間になって欲しいのです。
連帯し協力し合う生き方が出来る人間
一人一人が真の慈悲に基づいた強さを身に付けることは自己の確立として大切な要件ですが、そうした者達で慈悲に満ちた理想境を築いて行こうという自他共楽の精神を身につかることで、一人の努力では出来なかったことを出来る様にし、困難を克服できるようになるのです。
昨夜は、こんな内容の勉強をしました。普段、行っていた集まっての練習でも法話は良くしているので、少林寺拳法の技の練習でなくても繋がりが持てていれば、皆が安心で楽しくなれます。
みんな、ZOOMに慣れ始めて、背景をバーチャルにするなどの工夫も始めていましたね。
コロナ過でも繋がりを大切にしていきましょう。
道院長 江間秀樹
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