今年は、少林寺拳法の創始者宗道臣禅師の生誕110年の節目の年です。静岡登呂道院では、開祖のことを良く知ってもらいたいと開祖の紙芝居を作り発表してきました。今回も、天涯孤独編を描き、一般にも、少年部にも読み聞かせました。開祖が、妹さんの為にお饅頭を買いに行くところでは、皆、静かに聞き入っていました。
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Shorinji Kempo
天涯孤独編
8月7日午前4時
8月15日を前に、静岡登呂道院では第二次世界大戦で尊い命をなくされた方々を思い、拳士全員が折り紙で鶴を折りました。
静岡市では6月20日静岡大空襲で1700人以上の犠牲者が出ました。8月6日に広島、8月9日に長崎、原子爆弾の投下で多くの人の尊い命が奪われました。
金剛禅総本山少林寺を開創された宗道臣禅師も、昭和20年8月7日朝4時にソ連軍の空爆を、満州の綏陽で体験しています。「人、人、人、すべては人の質にある」に気付かれた原点です。
これらの話を道院長から聞いた後、折り紙の裏に、「戦争NG」「平和大好き」「原爆反対」「ケンカはしません」など各自の思いを書いてその紙で鶴を折りました。初めての拳士もいて、悪戦苦闘していました。
登呂道院ニュースが30号!
7月20日、登呂道院の拳士のための情報紙「登呂道院ニュース」が30号を発行しました。不定期で、必要に応じて情報を伝達するツールとして発行してきました。発行部数も10部以下ですが、道院長がコツコツ作ってきました。
編集長の道院長は、「今後は、部数20を目指したい」と静かに語っていました。
七夕祭りを楽しむ
7月6日(火)一日早い七夕祭りを拳士みんなで楽しみました。道院長の自宅から取ってきた葉竹を使い、折り紙を切り抜いた飾りや、五色の短冊に金剛禅の教えや、自分の目標などを丁寧に書いて、飾り付けていました。ある少年拳士の短冊には、「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを」の文字が書かれていました。
大導師を管長から任命される
7月4日(日)、静岡登呂道院の高橋道院長は、4年の拳禅一如の修行の最終的な結果として、僧階の大導師補任講習を受け、管長から大導師に任命されました。高橋道院長は、道院長心得から正式な道院長として静岡登呂道院を起点にますます「金剛禅の布教に邁進したい」と言っています。
昇格考試にチャレンジ
6月20日、K拳士は、SHORINJIKEMPOUNITY主催の昇格考試にチャレンジし合格。
准拳士・初段になりました。8級の黄色帯のチャレンジから約4年、拳禅一如の参禅の成果として、一つの結果を出しました。本人は、黒帯を取ったら、「打棒を教えてほしい」とのこと。これからは、少年部だけで鎮魂行ができるようになります。
道院初の女子拳士
体験入門を経て、6月8日、静岡登呂道院で初の女子拳士(A拳士・小1)が入門式に臨み、誓願文を堂々と読み上げ、入門しました。先輩拳士たちは、奉納演武で歓迎しました。道院長は、いつも桃太郎の絵をプレゼントしていましたが、女の子ということで、桃子姫として、強くて、優しくて、友達を大事にする桃太郎のような女の子を目指してくださいと歓迎の法話をしました。
6月度昇級考試
6月6日(日)静岡市少林寺拳法協会主催の昇級考試が、宮崎1級考試員を迎えて、静岡登呂道院で開かれました。受験者は、4級受験のH拳士。天地拳第一系の相対で苦労しましたが合格。一歩前進しました。相手をしてくれた、K拳士ありがとうございました。
さつま芋の苗を植えました
静岡登呂道院では、秋に焼き芋をみんなで食べたいという おいもで、いや、思いで 5月25日、道場駐車場に、さつま芋の苗を植えました。
そのため一台分、誰かが止められないかも。
でも、十月ごろが楽しみです。
5月11日 開祖忌法要
コロナ禍のもと、静岡登呂道院では普段の修練日に、拳士とご家族のみで開祖忌法要を開きました。開祖宗道臣禅師に感謝の気持ちを持って献香し、演武を奉納しました。