2025年度 第1回(4月) UNITY武専:静岡地区 (藤枝市武道館)
今年度の第1回の静岡武専が4月13日(日)に藤枝市武道館で行われました。
指導者育成コース初段クラスには1級4名を含む14名が参加してくれました。
若い拳士たちが武専によって、良い指導者となって行くことを期待しています。
【 鎮魂行 】主座:澤田一彦 教師補 (埼玉県 東松山道院)
【 開講式 】
澤田一彦教師補による、祝辞代読。
齊藤理事長からのご挨拶。
2024年度の武専に全て出席した方々が皆勤賞を頂きました。
1時限:基本実技(澤田一彦 教師補)
(受講者の感想より)
・基本動作ひとつで丁寧に確認することができた。当たり前の事だが、なぜ手をだしているのか、なぜその対裁きをするのかを考えることが必要である。
・上中廻蹴の際、中段突を前鈎足で行うやり方が新鮮でした。このやり方もスムーズにできるようにしたいです。
・基本の突き・蹴りから丁寧にご指導いただきました。
初段から上段者まで全ての拳士が基本からポイントを絞って振り返ることができました。
2時限:講義Ⅰ (深田一彦 教師補) 「タテとヨコの人間関係」
(受講者の感想より)
・講師の先生の経験を踏まえヨコの結びつきからより良いタテの関係、「タテとヨコ」が調和した人間関係づくりについて理解を深めることができました。
・良好なタテとヨコの繋がりが大切だと気付いた。
何気ない関りでも自分から動く、相手を思いやる、一緒に楽しむという行い、多くの人とこれからも関わって行きたい。
・タテも大切であり、リーダーとしては自分に足りない所を謙虚に認め、自らに無いものを持っている人をスーッと受け入れられることが大切だという点が印象的でした。
3時限:講義Ⅱ (藤森正和 静岡地区担当責任者)
(受講者の感想より)
・楽しい修練の場をつくるをテーマに、2回のミーティングを通して、相互理解を深めました。
講師に提案していただいた修練の具体例は、特に楽しい修練として具体的に理解が深まり、今後道院での修練のよい参考となりました。
・楽しいと思う修練を子供たちに指導していく。痛い・辛いではなく、楽しい・面白いと感じられるように、たくさん褒めて成功体験・自己有効感を高めさせていきたい。
・どんな言葉をどう使うか考えるのが指導者の役割と言うことを肝に銘じておきたいと思います。それ次第で稽古が楽しいかどうかが決まると思います。
4・5時限:実技Ⅰ・Ⅱ (澤田一彦 教師補 ・ 担当指導員)
午後からの実技Ⅰ・Ⅱ の時間は、指導者養成コース(初段クラス~五段以上クラス)と指導者コース(研究クラスと所属長クラス)に分かれて行われました。
(受講者の感想より)
・ただ法形を行うだけでなく連反攻のレパートリーが増えました。
道院で実践してみたいと思います。
・応用等が多く楽しかったです。脇や腕で天秤を捕るのは、なかなか難しいですが出来るようになりたいです。
・寸脈をしっかり攻める基本的な小手巻返を久しぶりにやりました。
・小手抜の抜き方がうまく出来ていなかった事に気付きました。
初段クラスの中高生。
三段クラス
居捕技の研究中
研究クラス
それぞれのクラスが真剣に楽しく学んでいます。
細かなコツもしっかり研究。
澤田一彦教師補も思わずニッコリ。
若手クラスは、優しくて経験豊かな大先輩が、分かりやすく指導してくれました。
小手抜はこうします。ついつい笑顔に。
【 質疑応答 】
ちょっと、ここが分かりません。
こうするといいですよ。
楽しく一日の武専が終了しました。
まだ、武専には入ることができます。仲間になって楽しい時を一緒に過ごしませんか?
お待ちしています。(広報委員会)