高校生の時に少林寺拳法の道場に1年間ほど通っていたのですが、そこで少林寺拳法や日本の武道文化に興味を持ちました。
その後両親の仕事の都合で関東に引っ越し少林寺拳法から離れてしまいましたが、大学進学後、高校時代にやっていた少林寺拳法が忘れられず、少林寺拳法部に入部しました。そこで改めて少林寺拳法を学び、いつか自分で道場を開きたいという気持ちが強まりました。
まず最初に、拳士に笑顔で接し、リラックスしてもらうように心がけています。次に、一人一人に合った内容、スピードで修練を進めていくようにしています。
少年部では、道具を使ったゲームや、学校でならった事を道場でしてみるなど、子供が興味を持つような工夫をしています。
一般の初心者方には、ゆっくり、はっきりしたわかりやすい言葉で指導するように心がけています。
高段者には技術水準を保つのと同時に少林寺拳法を続けるモチベーションを高く保つためにも何らかの目標を設定するように勧めています。
世の中の変化の進化のスピードは驚異的です。
ほんの数年で想像もできなかったような状況が次々と生まれています。
少林寺拳法を教える立場として、これからも少林寺拳法についての知識を積極的に学び、少林寺拳法教えることを通じて、変化していく世の中に柔軟に対応出来る人をどんどん増やしていきたいと思っています。
そして、少林寺拳法の楽しさや教えの素晴らしさを一人でも多くの方に知っていただき、実感していただけるような、そんな道院にしていきたいと思います。
少年部も一般も皆仲良く、道場で顔を合わせるのがみんな楽しみにしている、そんな雰囲気を持っていると思います。
楽しくもあり、時には厳しくもある道院ではありますが、なあなあになってしまわないためにも、時々ある厳しさは大切だと思います。
清水中部道院で修行を始めて、40年以上が経過しました。20代前半に初代道院長である大須賀先生のもと修行に励みました。
60代の年齢になって、体のどこそこにガタがきていますが体調に合わせて修行に励んでいます。
2代目である、山田道院長は大変真摯に金剛禅と向き合っておられ、またご自身が臨済宗の僧侶でありますので禅宗の話などでは時間を忘れて語り合うこともありました。
現在は私自身の仕事の都合で近隣の道院にお邪魔することが多いのですが諸先輩方や後輩とともにいい汗を流しております。