私は指導者としてではなく、自分自身が楽しめれば良いと思っていて、道院長には絶対にならないと決めていました。しかし、2021年4月に縁があり、大学支部の監督になりました。
拳士達の成長して行く姿を見て、もしかしたら私にでも道院長が出来るのか?と思い、2022年10月に道院長資格認定講習を受講し、2023年1月より静岡城北道院参与道院長となりました。
半年が過ぎ、参与道院長として前に出る事はありませんでした。
道院長の資格があるだけで満足せず、自分の道院を開こうと決心致しました。
私が心掛けている事は拳士と同じ目線で会話をする事。
怒らない、威張らない、命令しない!
冗談を交えて、和やかに行いますが、時には厳しく(修練)を行っています。
時間がかかっても私の分かる事なら、納得出来るまで、指導するようにしています。
まずは仲間を増やし、賑やかい道院にしたいと思います。
地域の行事等にも積極的に参加して行き少林寺拳法とはどんな武道なのか?を周りに周知してもらい、気軽に立ち寄れるような道院を目指して行きたいです。
二年前にリフォームした2F建ての道場です。
ワンフロアー14畳で狭いですが、人数が多い時は1階、2階で分かれ行っています。
まだ開設したばかりで門下生は少ないですが大学の少林寺拳法部の拳士達やOBも来て、一緒に修練しています。
時に厳しく時に優しく、技のクオリティなどとことん追求しながら、皆楽しんで少林寺拳法を学ぶことができています。
先生が原理や意味を教えてくれ、こう活用しこう応用するというその技を深く教えてくださるため、皆"形だけ"でなく覚えていくことができます。
皆和気あいあいと取り組み切磋琢磨しています。
以前は空手をやっていて、とにかく殴る蹴る形を覚えるという単純思考でなにか勉強することもありませんでしたが、少林寺拳法を始めてから、自身は何のために学ぶのか・鍛えるのかということから考え修練するようになりました。
こんな素敵な少林寺拳法の輪を、私も友人や隣人などに教え広げて行きたいと思っております。