1974年5月、302期生として15歳で入門した。その当時の道院長が明るく、門下生に元気と勇気を振りまいていた。少林寺拳法の修行が楽しかった。
子供時代に学んだ宗教教育とは全く逆の教えだったが、私は腑に落ちた。自分も楽しく、他人も楽しく、やり甲斐と、行き甲斐があると思った。高校生講習会で開祖宗道臣の法話を聞いて、ますますのめり込んだ。
18歳の時、少年部を道院で初めて指導して、指導者としての喜びを味わい、道院長になることを目標にした。
多様な人を受け入れて、様々な志向を持った行事を行い、納得の行く形で、個々人の目的を達成していく。
多様な人と交流を持つことで、人としての幅と深さを身につける。他人の痛みや苦しみが分からない人は、人間関係そのものを楽しむことが出来ない。
子供から、大人まで生きることを楽しめる道院としたい。
1に楽しく、2に楽しく、3にちょっと苦しくて、4に楽しく
小学生から60歳代まで、男女、幅広い年代が、一緒になって笑顔で汗を流している。金剛禅の行事はもちろん一般財団少林寺拳法連盟の行事にも積極的に参加している。
夏は朝霧で道院合宿を行い、、富士山の下にある、多様な自然洞穴探検をしたり、ウォークラリー等をしている。
12月には1年の稽古の成果を発表する、寸劇等も行う演武発表会をしている。静岡市清水区の中心にあり、駐車場も十分にある道院である。
3月と8月は体験入門を受け付けている。
私は、高校1年生の時に転籍してきました。そこから10年以上、楽しく修行させていただいています。
道院での主行は、楽しい中にも、時に厳しく、自分の未熟さを痛感する日々です。でも、仲間と共に汗を流した後は充実感がいっぱいです。
易筋行大会や、演武発表会、自然の中の合宿等、みんなで同じ目標に向けて努力する様々な体験は、他では得られないものです。
これからも修行を楽しんでいきたいと思っています。