2025年静岡県教区第8回金剛禅易筋行大会 ~金剛禅の未来に向けて~

                                                 

2025年9月21日(日)静岡市北部体育館剣道場・柔道場にて、2025年静岡県小教区第8回金剛禅易筋行大会~金剛禅の未来に向けてが開催されました。

主催:金剛禅総本山少林寺 静岡県教区

 

易筋行大会は2017年に湯浅裕二元教区長により全国に先駆けて第1回大会が行われ、その後齊藤政実前教区長が引継ぎ2023年までに計7回が行われてきました。

2024年は静岡県エコパアリーナで行われた全国大会の関係で開催が見送られましたが、2025年は平井富士雄教区長の元、静岡県下7小教区が集い、150余名の拳士が参加致しました。

 

易筋行大会に先立ち達磨祭を執り行いました。導師を静岡三島道院、青島勉道院長に務めていただきました。

導師法話 皆真剣に耳を傾けています。

迫力のある奉納演武。

 

達磨祭が滞りなく終了し、いよいよ易筋行大会が始まります。浅井副教区長が高らかに開催を宣言致しました。

 

平井教区長によるご挨拶。開祖宗道臣の言葉を引用された、「祈るなら神にではなく、世界平和を祈る」という言葉が印象的でした。

 

発表の部では6小教区・6道院・支部が趣向を凝らし、特色のある様々な発表が行われました。

1,中部小教区 創作団体演武

2,浜松渡瀬道院 寸劇「ほんとうの強さとは」

3,富士小教区 団体演武

4,静岡登呂道院 「道院修練風景」

5,浜松有玉道院 創作演武

6,東部小教区 胴体力トレーニング

7,西部第1小教区 基本演練、単演、相対演練

8,清水袖師道院 創作寸劇「桃太郎」

9,西部第2小教区 基本演練、単独演武、相対演武

10,中遠小教区 運用法

11,伊豆小教区 団体演武

12,三方ヶ原・聖隷 基本演練、単独演武、相対演武

発表の部では笑いあり、驚きありのとても有意義な時間となりました。練習の時間がとれなかったり、中々全員が集まることのできない中で、どの発表も完成度が高く、拳士の熱を感じることができました。

 

学びの部(グループ討議)では各年代に別れ、「楽しい少林寺拳法」というテーマで討議が行われました。各年代によって出てくる意見は様々です。そのなかでも更に拳士ひとりひとりが異なる意見をもっています。何を「楽しい」と感じるかは人それぞれでですが、グループの中で共有し、日々の修行に役立つ材料を見つける有意義な時間となりました。

 

羅漢練拳では指導員を中心に演武を創作し、それを発表しました。短い時間でしたが、どのグループもバラエティに富んだ魅力のある演武を披露していました。金剛禅の明るい未来を参加者は感じていたのではないでしょうか。

齊藤副教区長の閉会宣言をもって、2025年静岡県教区第8回金剛禅易筋行大会は無事終了致しました。

 

参加した拳士がこの易筋行大会を通じて新しいことを発見し、世代を超えた交流を深め、未来を担う人づくりの時間を過ごせたと感じます。

今後この経験を糧とし、情熱をもって修行に励み、金剛禅運動の一層の広がりと地域社会への貢献に邁進していきましょう。

 




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