漸々修学
(ぜんぜんしゅうがく)
これは、階段を一段一段上るかのように、日々の修練の積み重ねによって自分自身をより高みへと成長させるという意味を持つ禅の教えです。
金剛禅は、この「漸々修学」の行法を説いています。
さて、この4月、当道院には、技術修練及び学科学習の成果を発揮し、大きな一段を上った拳士が3名いましたので、ここに報告します。
荻 愛里 拳士 6級合格
緑帯になりました。入門して初めての昇級ですね。おめでとうございます。
加藤 冴恵 拳士・加藤 陽道 拳士 5級合格
この度の考試を通じて、大切な教えであるほんとうの強さや守主攻従について学びました。
ちょっと難しい下受蹴・下受順蹴もできるようになりましたね。
合掌 3人とも、おめでとうございます。
自らの可能性を信じ、努力精進を重ねた結果だと思います。
みなさんは可能性の種子です。これからも自らの可能性を信じ、「漸々修学」の修行を続け、良い方向に自分を変えて行きましょう。
(望月 翔太)