1月7日金曜日、焼津水産高校に併設されている藤枝特別支援学校焼津分校に静岡労働局の障害者就労アドバイザーとして依頼を受けて1年生の保護者に向けた、企業への就労を目指すにはどのような取り組み方を必要とするのかというお話をしてきました。
子供への指導方法の手順として少林寺拳法の教えの中にある「修行の心得」を軸にして障がい者に合わせた、高い取り組みを指導してきた経験を動画で働いている姿をご覧になられた保護者の皆さんはとても驚かれ、長い講義時間にもかかわらず、しっかりとメモを取り勉強をされていました。
子供たちに現状で一番欠けているのは8時間の労働に耐えられる体力なのですが、知的障害を持っているお子さんたちに考えられる仕事場の環境は肉体労働が主になるであろうことを考えれば、体力の無さは選択の幅を狭くしてしまうことになります。
地域内の支援センター「ボランチ」さんへの事前の聞き取りでは、家庭の支援力がなく離職したケースが多く、支援学校からご家庭への日々の教育の移行も大切な就労維持の要因になるのですが、こうしたことの必要性を事細かに説明させていただきました。
ご家庭での教育の難しいと感じられている親御さんたちに、「今日の講義の内容は少林寺拳法の指導方針であり、この学校の隣にも焼津道院という少林寺拳法を学べる道院がありますので、親子で入門してみれば指導方法も勉強になり、お子さんの体力も向上するでしょう、道院長の鈴木道院長にはお話が来たら是非、受け入れをお願いしてきましたので安心して尋ねてみてください。」と連絡先を伝えさせていただきました。
前回の講演では私のところに親子で通い始めている門下生が増えました。良い結果に結びつけばよいのですが・・・。
道院長 江間秀樹
携帯 090-3835-9109(ショートメールにてご連絡ください)