絵本の読み聞かせをしました。
今回の絵本は、
「だってだってのおばあさん 佐野 洋子 作・絵」です。
今日はおばあさんの99歳の誕生日。
一緒に住んでいるねこの男の子は、おばあさんの手作りケーキに立てるろうそく99本を買いに行きます。
しかし、途中で落としてしまい、持ち帰ることができたのは5本だけでした。
誕生日ケーキに立ったろうそくは5本。その日からおばあさんは5歳になったのです。
それまでは「だって わたしは 98だもの」と言っておだやかな生活を送ってきたおばあさんでしたが、
5歳になったので、ねこと一緒に元気よく遊び始めます。
今回読んでくれたのは、小学生の村松拳士です。はつらつとした声で読んでくれました。
昨今、年相応の振る舞いが意識されるあまり行動に限界を作ることが常態化しています。
私たちには、御年99歳でありながら無邪気に遊ぶおばあさんの姿から学ぶべきことがあるのかもしれません。