47~8年前は現在とは違いますが、入門のきっかけは当時の人であればすべて同じでり、ただ強くなりたい、けんかに負けない自分をつくりたいということでした。
周りの人は絶対に長続きしないだろうと思っていたようですし、私自身も飽きっぽい性格なので続かないだろうなと考えておりました。
そんな私が、なぜここまで続けてこれたのか。
それは、少林寺拳法には他の武道とは違う魅力があったからです。開祖宗道臣禅師の教えと・技術・教育システム、そして、何よりも開祖の人間性にあると考えます。
今振り返り本当に続け良かったと思います。
これからも自己を高めるためいつまでも続けたいと考えております。
100人いたら100種類の指導法が必要であると思います。
又、人は体の状態、心の状態によっても受け止め方が変わるはずです。すべてピッタリ合った指導は難しいのですが、できる限りその人その人に合わせた指導の仕方を心がけております。
それには門下生との会話、門下生同志そして私との間の壁を取り払い、楽しくできる雰囲気づくり、何よりも、真剣さの中に楽しく学べる道場でなければいけないと考えております。
48年ほど前に、静岡三島道院に入門、翌年、伊豆長岡道院に転籍、1993年平成5年に三島南道院設立し2011年に伊豆の国市中條に専有道場を建設・設立し道院名を伊豆韮山道院と改名し現在に至ります。
伊豆韮山道院とはみんなが楽しく学べ、いつまでも続けることができる道院でありたい。
たとえ事情で離れたとしても、気楽にいつでも戻ってこれる道場、若い人は若い人らしく元気でガンガン修業ができ、年配者は自分の体力に応じゆっくりと健康増進のための修行ができる、そして何よりも年齢、段位問わず楽しく、調和のとれた横のつながりを持てる道場・道院を目指しております。
現在、6歳~72歳まで31名在籍していて、楽しく修練しています。
修練内容は、体が硬い、技術よりも健康第一の方のための修練、そちらでは、初めに座禅(瞑想)15~30分その後、軽くアップをしてから雑談を交えストレッチ45~60分、余った時間は法話・座学などを行い作務にて終了、笑顔で楽しく学べる修練を目指しております。
現在、本山に正式な修練日として参与道院制の申請中です。
自由参加ではありますが72歳・65歳・63歳・54歳・53歳・49歳の6名で行っております。今後は一般の方にも自由に参加していただき健康の輪をひろげていくことを目指しております。
若いころ大学の少林寺拳法部に在籍しておりました。
大学から42年の歳月が過ぎており入門する気などはありませんでしたが、学生時代の同じクラブの方がその道院長の師であることを聞き、これも何かの縁であると思い老体に鞭打って復帰することにしました。
それから8年の歳月が過ぎ現在72歳、特昇を受験し正拳士四段をいただき現在に至っております。
今は少林寺拳法の技術を修練するというより道場の皆さんと楽しく心と身体の健康に為、休まず通っております。少林寺拳法は年齢や体力に関係なく、各自に合わせた修行であり誰でもが楽しく学べ心と身体が癒されます。
今後も出来る限り続けて行きたいと考えておます。