今年最初の一冊は
「もうじきたべられるぼく」
はせがわゆうじ作
です。
もうじき食べられる牛の「ぼく」が、お母さんに会いに行くお話です。
自分の命が消える間近だというのに、お母さんへの思いやりが泣けます。
終盤、汽車に乗った「ぼく」を追いかける母の姿には、温かさと切なさを感じます。
「ぼく」と母の姿が、思いやりの心の大切さを教えてくれます。
「せめて ぼくをたべた人が 自分のいのちを 大切にしてくれたら いいな」
たくさんの動物たちが食べられるために生きるという「宿命」を持って生き、
その命を頂いて私たちは生きています。
頂いた命への感謝を忘れず、自分の命を大切に生きようと思いました。
心に残る一冊でした。
ちょっと難しかったけど、子どもたちはどう感じたのかな?
今回の読み手は小学校5年生の美結ちゃんでした🎵
「オススメ絵本貸し出しリレー」3冊目!感動の一冊をありがとうございます。