2025年度 第2回(5月) UNITY武専:静岡地区
(藤枝市武道館)
2025年度、第2回の静岡武専が5月18日(日)に藤枝市武道館で行われました。
【 武専の目的 】
少林寺拳法グループにおける指導者養成の中心的役割を担う期間です。少林寺拳法創始の目的とその教えと技法、そして少林寺拳法の社会における価値とその可能性をより深く享受することを通じて、開祖の提唱された金剛禅運動(幸福運動)の指導者と、広く社会に貢献できる指導的社会人を育成することを目的としています。
※2025年度武専ハンドブックP1参照
【 開祖忌法要 】
導師:齊藤政実 副県教区長
導師法話
演武披露
【 基本実技 】(齊藤政実 教師補)
(受講者の感想より)
・手だけに頼らずに、体捌きで攻撃をかわすことが大切であると分かった。反り身が大きな動きになってしまうので気を付けたい。
・日頃、手捌きのみに頼りすぎ、体捌きの少なさを実感した。下半身の動きが固く、修練の課題と感じた。
・開足正対からの振子突による突きのブレ等の相互確認を道院に戻って取り入れたい。
【 講義Ⅰ 】(少林寺拳法師家講話)
(受講者の感想より)
・感情的な思い込みではなく、論理的可能性思考が大切で、スマホに頼って、やったつもり、知ったつもりにならず、人から「あの人に聞いてみよう、教えてもらいたい」と言う人を目指す。
・今の若者は、スマホを持ち、答えが手元にあるため、「知ったつもり」・「やったつもり」・「できるつもり」で失敗経験が不足している。少林寺拳拳法は実践の場であり、試して失敗して成長させたい。
【 講義Ⅱ 】
初段~四段 グループ・ディスカッション(齊藤)
五段以上 指導者養成基礎講座①「修練の意義を学ぶ」(杉山)
指導者コース 審判員の技術の向上(太田)
(受講者の感想より)
・人づくりによる国づくりの第一歩が、スリッパを並べられる子共をふやす事というお話は感銘を受けました。
・「幸福学」が印象的だった。お金や名誉ではない非地位財型を目指したい。本当の幸福を地位財に求めない人間になりたい。
・「今、筋トレをやらない」と言うのは、確かにそうです。たまに自分がやろうと言うと、皆ちょっと嫌そうな顔をしますが、それでも少しやった方がいい気がします。
【 実技Ⅰ・Ⅱ 】
次回、第3回武専(9月)は、9月28日(静岡県武道館)を予定しています。
(広報委員会 山本)